塩路ゼミ4年生が「河陽鉄道120年記念記録集」発刊記念会に招待
2019年3月16日(土)に柏原市立市民プラザで開催された「河陽鉄道120年記念事業・記録集」発刊記念会に国際観光学部 塩路研究室3年生(現4年生)4名が招待されました。
塩路研究室では、NPO法人おいなーれ柏原からご依頼を受け、同事業に協力してゼミ3年生が2018年10月に2回にわたって鉄道遺産のまち歩き調査を行いました。11名の学生たちがまち歩きをして発見したことや考えたことを現在の柏原のまちづくりという視点から提案した報告文が「河陽鉄道120年記念記録集」に73ページから93ページにわたって掲載されました。同記録集は、他にも柏原も含めた南河内の鉄道遺産や史料の研究報告、史料調査の記録、河陽鉄道開通120年の記念イベントとして鉄道遺産を訪ねるツアーやシンポジウムについても報告が掲載されています。その意味で、南河内地域の歴史や文化を知る重要な記録集となっているため、阪南大学図書館に寄贈されました。今回は、この記録集発刊記念会に招待された学生の感想を報告します。
塩路研究室では、NPO法人おいなーれ柏原からご依頼を受け、同事業に協力してゼミ3年生が2018年10月に2回にわたって鉄道遺産のまち歩き調査を行いました。11名の学生たちがまち歩きをして発見したことや考えたことを現在の柏原のまちづくりという視点から提案した報告文が「河陽鉄道120年記念記録集」に73ページから93ページにわたって掲載されました。同記録集は、他にも柏原も含めた南河内の鉄道遺産や史料の研究報告、史料調査の記録、河陽鉄道開通120年の記念イベントとして鉄道遺産を訪ねるツアーやシンポジウムについても報告が掲載されています。その意味で、南河内地域の歴史や文化を知る重要な記録集となっているため、阪南大学図書館に寄贈されました。今回は、この記録集発刊記念会に招待された学生の感想を報告します。
有意義な記念会
4年生 上田 綾子
今回、「河陽鉄道開通120年・明治の鉄道遺産研究・啓発プロジェクト」の記念事業・記録集の発刊ということで、発刊記念会に参加しました。NPO法人おいなーれ柏原や市議会の方々、奈良大学の教授など多くの人が参加していました。記念集は私たちのまち歩きの感想だけでなく、河陽鉄道または柏原について研究されている方の論文が載っているなど多くの方が携わって集成したものです。今まで記念集をつくるということがなかったそうです。単にイベントを開催するだけでなく、再調査・研究し続けることが大切だとNPO法人おいなーれ柏原の桝谷さんはおっしゃっていました。このように、より一層良くなるように改善していく取り組みは素晴らしいと感じました。また、教育委員会の方や松永白州記念館の館主の松永さんなど記念集発刊に対する思いなど貴重なお話を聞くことができました。会社から夕陽の中を走る鉄道を眺めたり子供が一日車掌を務めるといったイベントなど、何気ない日常から特別なことまで地域の方々にとって河陽鉄道は思い出深いものなのだということを知りました。何年後かには、とてもポテンシャルのある重要なものになるということを実感しました。
Ⅱ部の食事会では、地域の食べ物を頂きながらスピーチやお話をしました。柏原には楠木氏という有名な歴史的人物が関係しているということを教えていただきました。まだ知らない地域資源があることを知りました。また、柏原はぶどうの栽培が盛んで堅下ワインが有名だそうです。勧められたので飲んでみましたが、ワインは大人の味でまだ私には早かったです。しかし、和やかな雰囲気で皆さんとの会話を楽しむことができました。ガイドをしてらっしゃる方がもっと若い子にもガイドしてもらいたいとおっしゃっていたので、まち歩きを行った学生がボランティアなど行うと良いのではないかと思いました。柏原のことだけでなく今後の就職活動や日頃どう過ごしたらよいのかなど、大人の方から話を聞くことがないので、とても参考になる貴重な話を聞ける良い機会でした。これから、10年、20年経ってもこのような活動を続けて、さらに価値が広まるといいなと思いました。
Ⅱ部の食事会では、地域の食べ物を頂きながらスピーチやお話をしました。柏原には楠木氏という有名な歴史的人物が関係しているということを教えていただきました。まだ知らない地域資源があることを知りました。また、柏原はぶどうの栽培が盛んで堅下ワインが有名だそうです。勧められたので飲んでみましたが、ワインは大人の味でまだ私には早かったです。しかし、和やかな雰囲気で皆さんとの会話を楽しむことができました。ガイドをしてらっしゃる方がもっと若い子にもガイドしてもらいたいとおっしゃっていたので、まち歩きを行った学生がボランティアなど行うと良いのではないかと思いました。柏原のことだけでなく今後の就職活動や日頃どう過ごしたらよいのかなど、大人の方から話を聞くことがないので、とても参考になる貴重な話を聞ける良い機会でした。これから、10年、20年経ってもこのような活動を続けて、さらに価値が広まるといいなと思いました。
はじめての記念パーティー
3年生 前田 果歩
10月にNPO法人おいなーれ柏原の桝谷さんと中島さんに案内していただき、藤井寺市の道明寺と柏原市にて「河陽鉄道開通120年・明治の鉄道遺産研究・啓発プロジェクト」の一事業として「明治の鉄道遺産とまちの調査」を行いました。その時に書いたレポートを記録集に載せていただきました
その記録集の完成記念パーティーに招待していただき3月16日に行ってきました。Ⅰ部ではこの記録集に関わった方々のお話を聞かせていただきました。皆さんそれぞれにこの記録集を作るにあたっての考えや思いがあり、とても感動しました。Ⅱ部では地元の店の料理を食べながらまたお酒を交えながらたくさんの関係者の方とお話しをさせていただきました。また、その時にマイクを持たせていただき挨拶をしました。将来重要となる資料の一部に私のレポートを載せていただいた事への感謝の気持ちを述べさせていただきました。そして私は桝谷さんや中島さんといったような人が観光資源だと思っているため、その考えを皆さんに伝えました。私たち若者がこの地域の「人」という観光資源を大事にしていきたいということも話しました。その後は、食事をしながらたくさんの方と交流をさせていただきました。
また、この日はJR奈良駅から新大阪駅までの路線が開通した日でした。たくさんの方がこの路線が開通したことが大きな影響を与えると言っていました。確かに開通したことにより新大阪から関西以外の方や外国人の方がたくさん流れてくると思います。しかし、流れてきて喜ぶだけではなく、それに伴った対策が必要となってくるのではないかと感じたと同時に伝えました。私から見ると遙かに大人の方々との意見交換はとても貴重な体験となりました。お話しさせていただいた方は、みなさん若い人の考えが必要となってくると言っていました。今回記念パーティーに参加して自分の気持ちや考えをしっかりと意見として伝えるのは私自身にとっても柏原の方々にとっても大切なことだと思いました。
その記録集の完成記念パーティーに招待していただき3月16日に行ってきました。Ⅰ部ではこの記録集に関わった方々のお話を聞かせていただきました。皆さんそれぞれにこの記録集を作るにあたっての考えや思いがあり、とても感動しました。Ⅱ部では地元の店の料理を食べながらまたお酒を交えながらたくさんの関係者の方とお話しをさせていただきました。また、その時にマイクを持たせていただき挨拶をしました。将来重要となる資料の一部に私のレポートを載せていただいた事への感謝の気持ちを述べさせていただきました。そして私は桝谷さんや中島さんといったような人が観光資源だと思っているため、その考えを皆さんに伝えました。私たち若者がこの地域の「人」という観光資源を大事にしていきたいということも話しました。その後は、食事をしながらたくさんの方と交流をさせていただきました。
また、この日はJR奈良駅から新大阪駅までの路線が開通した日でした。たくさんの方がこの路線が開通したことが大きな影響を与えると言っていました。確かに開通したことにより新大阪から関西以外の方や外国人の方がたくさん流れてくると思います。しかし、流れてきて喜ぶだけではなく、それに伴った対策が必要となってくるのではないかと感じたと同時に伝えました。私から見ると遙かに大人の方々との意見交換はとても貴重な体験となりました。お話しさせていただいた方は、みなさん若い人の考えが必要となってくると言っていました。今回記念パーティーに参加して自分の気持ちや考えをしっかりと意見として伝えるのは私自身にとっても柏原の方々にとっても大切なことだと思いました。