塩路ゼミ3年生が吹田市の片山・豊津コースをまち歩き
国際観光学部 塩路研究室3年生4人が2019年5月12日(土)に、吹田市の片山・豊津コースを吹田まち案内人のガイドで1回目のまち歩きしました。このまち歩きは、本学のキャリアゼミの活動の一環で、塩路研究室がテーマとしている「フットパスをつかった豊かな地域づくり」で連携先である吹田歴史文化まちづくり協会のご協力を得て実施したものです。学生たちは、今回の片山・豊津コースの他に、正雀・安威川コース、(新)南吹田駅コースの3つのチームに分かれて、まち案内人の方々と歩き、つぎに自分たちだけでそのエリアを探検して歩いて新しい地域の宝を見つけ、コースを提案する予定です。ここでは、学生たちが片山・豊津コースをはじめて歩いて学んだこと、2回目に自分たちだけで歩いて発見したことなどを報告します。
「水」のまち吹田を歩いて
3年生 山本 名桜
令和元年5月12日、大阪府吹田市でまちあるきを実施しました。吹田市の片山・豊津を吹田まち案内人の西村さんの説明を聞きながら歩きました。阪急吹田駅を出発し、泉殿宮、アサヒビール工場、片山神社、片山公園、大阪ハリストス正教会、垂水墓地、垂水上池公園、垂水神社、吹田街道を巡り、阪急豊津駅で解散しました。吹田まちあるきにおいて、西村さんに吹田市の環境の特徴や今の吹田に至るまでの歴史を教えていただきました。西村さんのお話を聞いたり、実際に吹田の町を歩いたりした中で、吹田は水との関係性が今も昔も深いことがわかりました。
今回のまちあるきで訪れたポイントの多くに「水」が関係しており、もともと「水」にまつわる歴史が多いということが分かります。
泉殿宮には日照りで困っていた吹田のまちに雨を降らせ、水を湧き出させた神が祀られています。また、吹田市にアサヒビールができたきっかけが泉殿宮の泉殿霊泉です。明治22年に泉殿霊泉に湧き出る水をドイツのミュンヘンに送ったところ、ビール醸造に適した水と保証を得、大阪吹田に東洋初のビール工場・大阪麦酒株式会社が設立されます。これが現在のアサヒビールです。
泉殿宮からアサヒビール工場横の道路を通り、片山神社へ向かう道中に、「災害に強い水道管を布設している」と書かれた大きな看板がありました。泉浄水場から片山浄水場へ続く下水道管を現在無人で機械が作っているそうです。地震などによる水不足を防ぐために災害時下水道が遮断されるしくみが組み込まれており、約三日分の水を貯蔵することができます。これが「災害に強い水道管」の秘密です。
コース終盤に訪れた垂水神社は深い竹藪のすぐ横にあり、その竹藪も垂水神社の敷地であると聞きました。境内にあった「不動の滝」は竹藪からの水が流れ出ていました。この竹藪はかつて行政の開発方針により伐採される計画が立ちました。しかし、民間がそれを反対したため、今でも竹藪が残っているそうです。西村さんは「この竹藪がなくなりマンションが建っていたら、現在のように美しい水が流れ出ることはない」とおっしゃっていました。垂水神社の境内は広く、竹藪を横に小学生たちが和太鼓の練習をしており、吹田の自然の豊かさと住民の生活の一部を垣間見ました。
序盤に訪れた片山公園はたくさんの種類の笹やバラが育てられていましたが、管理が行き届いており、子どもたちが水や緑に囲まれて遊び回っていました。山の一部に存在するこの広い公園の管理は住民が行っていると聞き、大変感心しました。そういった住民の環境維持の心がけも今の吹田市を作っていると強く感じました。吹田まちあるきを通して、この自然の豊かさは吹田が水資源の恩恵を豊富に受け、水をもたらす神々を大切に祀り、今も昔も水や環境を大切にする吹田市の人々が作り出したものであると考えました。最後に、気温も高い中、歴史や知識を丁寧に伝授しながら吹田を案内してくださった西村さん、ありがとうございました。
今回のまちあるきで訪れたポイントの多くに「水」が関係しており、もともと「水」にまつわる歴史が多いということが分かります。
泉殿宮には日照りで困っていた吹田のまちに雨を降らせ、水を湧き出させた神が祀られています。また、吹田市にアサヒビールができたきっかけが泉殿宮の泉殿霊泉です。明治22年に泉殿霊泉に湧き出る水をドイツのミュンヘンに送ったところ、ビール醸造に適した水と保証を得、大阪吹田に東洋初のビール工場・大阪麦酒株式会社が設立されます。これが現在のアサヒビールです。
泉殿宮からアサヒビール工場横の道路を通り、片山神社へ向かう道中に、「災害に強い水道管を布設している」と書かれた大きな看板がありました。泉浄水場から片山浄水場へ続く下水道管を現在無人で機械が作っているそうです。地震などによる水不足を防ぐために災害時下水道が遮断されるしくみが組み込まれており、約三日分の水を貯蔵することができます。これが「災害に強い水道管」の秘密です。
コース終盤に訪れた垂水神社は深い竹藪のすぐ横にあり、その竹藪も垂水神社の敷地であると聞きました。境内にあった「不動の滝」は竹藪からの水が流れ出ていました。この竹藪はかつて行政の開発方針により伐採される計画が立ちました。しかし、民間がそれを反対したため、今でも竹藪が残っているそうです。西村さんは「この竹藪がなくなりマンションが建っていたら、現在のように美しい水が流れ出ることはない」とおっしゃっていました。垂水神社の境内は広く、竹藪を横に小学生たちが和太鼓の練習をしており、吹田の自然の豊かさと住民の生活の一部を垣間見ました。
序盤に訪れた片山公園はたくさんの種類の笹やバラが育てられていましたが、管理が行き届いており、子どもたちが水や緑に囲まれて遊び回っていました。山の一部に存在するこの広い公園の管理は住民が行っていると聞き、大変感心しました。そういった住民の環境維持の心がけも今の吹田市を作っていると強く感じました。吹田まちあるきを通して、この自然の豊かさは吹田が水資源の恩恵を豊富に受け、水をもたらす神々を大切に祀り、今も昔も水や環境を大切にする吹田市の人々が作り出したものであると考えました。最後に、気温も高い中、歴史や知識を丁寧に伝授しながら吹田を案内してくださった西村さん、ありがとうございました。
吹田まち歩きの魅力
3年生 沖村 ほのか
5月12日に、阪急吹田駅から阪急豊津駅まで約4kmの片山・豊津コースを、吹田まち案内人の西村さんに案内をして頂きながら、まち歩きを行いました。このコースを歩くにつれて興味を持った点が3つあります。
1つ目は、泉殿宮です。平安中期869年、当地は日照り続きで困っていました。播磨から京へ向かう素戔嗚尊の神輿が当地で休息されていた時、里人が尊にお願いすると急に雨が降り出し清水が湧き出して渇を免れ、素戔嗚尊を祀ったのが泉殿宮の始まりの説と言われていることを教えていただきました。さらに、中へ進んでいくと普通は1つの紋所が2続いており、左が織田信長で、織田信長をつけていると焼き討ちにあうことがなく、織田信長の傘下に入っていたことが分かりました。普段では目につかない場所や歴史について知ることができ、驚くものばかりとなりました。
2つ目は、片山公園です。タコ型の滑り台がありタコ公園とも知られている公園で、水辺で遊べる滝・池・小川などがあり、多種の昆虫や野鳥にも出会える公園とでした。公園の中には広島から頂いたバラでつくったバラ園もあり、地上をバラでいっぱいにし、「戦争のない世界を」との願いが込められている事を知りました。その他にも、1990年に市制施行50周年記念の事業の1つとして建立された「平和と健康の鐘」と名付けられたけられたモニュメントがあり、その基礎にはタイムカプセルが埋められており、市制100周年に開けられるとの事で、タイムカプセルが埋まっていることを知ると興味深いものになり、地域の方々から親しまれている公園だと感じました。
3つ目は、大阪ハリストス正教会です。最も古いとされている正教会で、大阪には1874年頃に伝道されました。元は、大阪の天満橋に会堂し、1910年には立派な木造のロシア・ビザンティン様式で建てられましたが、1945年の空襲で焼失し、仮聖堂にて礼拝を続けていました。1962年、吹田市山手町の丘の上に現在の聖堂が建立されているとのことでした。普段では中へ入る事ができない場所ですが、この日は特別に中を見学させていただくことになり、イコンや中の置物がフルセットで残っており、教会内部は圧倒される物ばかりでした。現在、多くのロシアの人々がこの正教会へと訪れる事を聞き、とても素晴らしい経験をさせていただき感動しました。
今回、豊津・片山コースをまち歩きしてみて、地域の様子や素晴らしい歴史などを知ることができ、とても良い経験となりました。この地域をまち歩きしている際に、歩道橋が撤去され、横断歩道が増えたため、車が渋滞してしまうとの話を聞きました。理由が分からないとの事だったので、歩道橋を撤去した理由は何なのか、又このコース以外の場所にも多くの魅力が詰まっていると感じたので、今回のまち歩きをきっかけに吹田の魅力をさらに探索したいと思いました。
1つ目は、泉殿宮です。平安中期869年、当地は日照り続きで困っていました。播磨から京へ向かう素戔嗚尊の神輿が当地で休息されていた時、里人が尊にお願いすると急に雨が降り出し清水が湧き出して渇を免れ、素戔嗚尊を祀ったのが泉殿宮の始まりの説と言われていることを教えていただきました。さらに、中へ進んでいくと普通は1つの紋所が2続いており、左が織田信長で、織田信長をつけていると焼き討ちにあうことがなく、織田信長の傘下に入っていたことが分かりました。普段では目につかない場所や歴史について知ることができ、驚くものばかりとなりました。
2つ目は、片山公園です。タコ型の滑り台がありタコ公園とも知られている公園で、水辺で遊べる滝・池・小川などがあり、多種の昆虫や野鳥にも出会える公園とでした。公園の中には広島から頂いたバラでつくったバラ園もあり、地上をバラでいっぱいにし、「戦争のない世界を」との願いが込められている事を知りました。その他にも、1990年に市制施行50周年記念の事業の1つとして建立された「平和と健康の鐘」と名付けられたけられたモニュメントがあり、その基礎にはタイムカプセルが埋められており、市制100周年に開けられるとの事で、タイムカプセルが埋まっていることを知ると興味深いものになり、地域の方々から親しまれている公園だと感じました。
3つ目は、大阪ハリストス正教会です。最も古いとされている正教会で、大阪には1874年頃に伝道されました。元は、大阪の天満橋に会堂し、1910年には立派な木造のロシア・ビザンティン様式で建てられましたが、1945年の空襲で焼失し、仮聖堂にて礼拝を続けていました。1962年、吹田市山手町の丘の上に現在の聖堂が建立されているとのことでした。普段では中へ入る事ができない場所ですが、この日は特別に中を見学させていただくことになり、イコンや中の置物がフルセットで残っており、教会内部は圧倒される物ばかりでした。現在、多くのロシアの人々がこの正教会へと訪れる事を聞き、とても素晴らしい経験をさせていただき感動しました。
今回、豊津・片山コースをまち歩きしてみて、地域の様子や素晴らしい歴史などを知ることができ、とても良い経験となりました。この地域をまち歩きしている際に、歩道橋が撤去され、横断歩道が増えたため、車が渋滞してしまうとの話を聞きました。理由が分からないとの事だったので、歩道橋を撤去した理由は何なのか、又このコース以外の場所にも多くの魅力が詰まっていると感じたので、今回のまち歩きをきっかけに吹田の魅力をさらに探索したいと思いました。
吹田市まち歩き:片山・豊津コース1回目
3年生 大林 一貴
私たちは5月12日に吹田市豊津町でまち歩きをしました。片山・豊津コースを案内してくださったのは、吹田まち案内人の西村さんです。まず初めに向かったのは、阪急吹田駅のすぐ近くにある吹田市文化会館(メイシアター)です。メイシアターは1985年に総事業費89億円をかけて建てられた施設です。館内の内部施設には、収容人数が1397席の大ホールを中心に、中ホール、小ホールといったコンサートや演劇ができるホールが存在し、いずれも車椅子での利用が可能です。館内も様々な場所にバリアフリーが施されていて車椅子で来られた方にも利用しやすい施設となっています。その他にも集会室や展示室、会議室などもあるため様々な目的で利用できる施設です。また、緑豊かなオープンスペースや立体的な植樹、屋上緑化など優れた景観で1986年には大阪都市景観建築賞、1991年には大阪施設緑化賞などの賞頂いている施設であり、市民の文化交流の拠点としての役割を果たしているそうです。しかし残念ながら私たちがフィールドワークで訪れたこの日は市民祭りがメイシアターで行われていたため中を見学することはできませんでした。
次に泉殿宮に向かいました。平安中期869年この辺りは、日照りで困っていた時に播磨から向かう素戔嗚尊の神輿がこの場所で休息しました。その時に雨が急に降り出し清水が湧き出して日照りからの難を逃れたそうです。またこの場所には神輿が二基置かれており、これは吹田祭りの時に動かされてこの場所に保管されているそうです。泉殿霊水を見ることができ、この水をビールの本場ドイツに送ったところビールを作るのに最適な水であるというお墨付きをもらい泉が湧き出ているあたり一帯の土地を購入して、現在のアサヒビール株式会社吹田ができたきっかけにもなっているそうです。
その後は、片山公園というとても広い公園に行きました。私たちが訪れた時には近所の多くの子供たちがボール遊びをしていたり、この公園ではザリガニを取ることもできたり、広島から届けられたバラや笹の木が多く見られ、時には野鳥に出会うこともできます。「平和と健康の鐘」といったモニュメントが建てられており、その場所には100年前に埋められたタイムカプセルが埋まっているそうです。この公園は緑がとても豊かでお花見なども出来る綺麗な公園でとても癒されました。
私は今回初めて豊津・片山を訪れたのですが、この辺りは水に関する問題が昔はとても多く存在していた土地だったのですが、今はその水がビール作りに大きく関係していたり、片山公園にも川や小さな滝が流れていたり水がとても大きな役割を果たしています。そして水以外にも多くの野鳥や木々などもある地域で、大阪では珍しく自然が豊かな場所であることが今回のまち歩きでよく理解ができました。
次に泉殿宮に向かいました。平安中期869年この辺りは、日照りで困っていた時に播磨から向かう素戔嗚尊の神輿がこの場所で休息しました。その時に雨が急に降り出し清水が湧き出して日照りからの難を逃れたそうです。またこの場所には神輿が二基置かれており、これは吹田祭りの時に動かされてこの場所に保管されているそうです。泉殿霊水を見ることができ、この水をビールの本場ドイツに送ったところビールを作るのに最適な水であるというお墨付きをもらい泉が湧き出ているあたり一帯の土地を購入して、現在のアサヒビール株式会社吹田ができたきっかけにもなっているそうです。
その後は、片山公園というとても広い公園に行きました。私たちが訪れた時には近所の多くの子供たちがボール遊びをしていたり、この公園ではザリガニを取ることもできたり、広島から届けられたバラや笹の木が多く見られ、時には野鳥に出会うこともできます。「平和と健康の鐘」といったモニュメントが建てられており、その場所には100年前に埋められたタイムカプセルが埋まっているそうです。この公園は緑がとても豊かでお花見なども出来る綺麗な公園でとても癒されました。
私は今回初めて豊津・片山を訪れたのですが、この辺りは水に関する問題が昔はとても多く存在していた土地だったのですが、今はその水がビール作りに大きく関係していたり、片山公園にも川や小さな滝が流れていたり水がとても大きな役割を果たしています。そして水以外にも多くの野鳥や木々などもある地域で、大阪では珍しく自然が豊かな場所であることが今回のまち歩きでよく理解ができました。
~吹田まち歩き新しい魅力~(豊津・片山コース)
3年生 堀内 和真
私たちは5月の12日と19日に吹田のまち歩きを行いました。吹田市では、非核平和都市宣言、安心安全の都市づくり宣言、健康づくり都市宣言をしています。吹田市は大阪府の北部に位置しており、大阪市、箕面市、豊中市、茨木市に隣接しています。阪急やJRが通っています。私達は、阪急吹田駅に集合しました。駅の目の前にはメイシアターというイベントを行うことができる施設があります。外に広場があり、中には大、中、小といったホールが設けられています。ホールには2000人以上もの人を収容できるとされています。メイシアターには総事業費が89億円も費やされました。たくさんの木々に囲まれており、優れた景観がみられました。12日は日曜日でB級グルメが集うようなフェスが行われており、家族や若い人を中心にたくさんの人が集まっていました。このメイシアターは文化会館以外にもいろいろな文化交流を行う拠点としての役割を果たしていることがわかりました。
吹田にはアサヒビール吹田工場があり、アサヒビールの発祥の地としてされています。泉殿宮には水が湧いており、この水をビールで有名なドイツにあるミュンヘンに送ったところ、ビール醸造に適水との保証を得ました。泉殿宮の横の土地を購入し、1891年に工場を創業し、今では年中無休で見学を行うことができるようになっています。
片山の方にいくと片山神社の近くに、とても広い片山公園があります。高台作りになっている和風庭園や、水辺で遊べる滝・池・小川が作られており、子供が楽しそうに遊んでいる空間がありました。花や木々、多種の昆虫、野鳥にも出会える公園です。
1回目の12日は浜屋敷の西村さんを案内人に招いてまち歩きを行いました。西村さんはこの豊津、片山の現在以外にも昔の風景について説明してくださり、比較しながら歩くことができました。
2回目の19日には阪急吹田駅から阪急豊津駅を目指し、住宅地や川沿いを歩きました。
吹田市は万博やエキスポシティなどのショッピング施設があり、都会のイメージが大きかったですが、片山、豊津地方をまち歩きしてみると、アサヒビールの発祥地や、歴史ある神社や、市民が活用できるホールや運動施設や大きな公園がありました。閑静な住宅街も立ち並んでおり、公園にもたくさんの子供を連れて遊びに来ている家族も多かったことから、観光客だけではなく、暮らしの面の街づくりがされていることが推測できました。吹田市は観光としての都市、市民が暮らしやすい都市として、バランスよく発展しており、魅力が多い街だと分かりました。
吹田にはアサヒビール吹田工場があり、アサヒビールの発祥の地としてされています。泉殿宮には水が湧いており、この水をビールで有名なドイツにあるミュンヘンに送ったところ、ビール醸造に適水との保証を得ました。泉殿宮の横の土地を購入し、1891年に工場を創業し、今では年中無休で見学を行うことができるようになっています。
片山の方にいくと片山神社の近くに、とても広い片山公園があります。高台作りになっている和風庭園や、水辺で遊べる滝・池・小川が作られており、子供が楽しそうに遊んでいる空間がありました。花や木々、多種の昆虫、野鳥にも出会える公園です。
1回目の12日は浜屋敷の西村さんを案内人に招いてまち歩きを行いました。西村さんはこの豊津、片山の現在以外にも昔の風景について説明してくださり、比較しながら歩くことができました。
2回目の19日には阪急吹田駅から阪急豊津駅を目指し、住宅地や川沿いを歩きました。
吹田市は万博やエキスポシティなどのショッピング施設があり、都会のイメージが大きかったですが、片山、豊津地方をまち歩きしてみると、アサヒビールの発祥地や、歴史ある神社や、市民が活用できるホールや運動施設や大きな公園がありました。閑静な住宅街も立ち並んでおり、公園にもたくさんの子供を連れて遊びに来ている家族も多かったことから、観光客だけではなく、暮らしの面の街づくりがされていることが推測できました。吹田市は観光としての都市、市民が暮らしやすい都市として、バランスよく発展しており、魅力が多い街だと分かりました。