活動テーマ:フットパスをつかった豊かな地域づくり
産学連携先:吹田歴史文化まちづくり協会
2019年度は、連携先の吹田歴史文化まちづくり協会にひきつづきご協力いただき、吹田市内のまち歩きとフットパス交流会を行いました。そのほかに、兵庫県但東町高橋地区での合宿を伴ったフットパス活動、豊岡市で開催された日本フットパス協会の全国大会のお手伝い、滋賀県東近江市で開催された全国カレッジフットパスフォーラムでの発表を行いました。
産学連携先:吹田歴史文化まちづくり協会
2019年度は、連携先の吹田歴史文化まちづくり協会にひきつづきご協力いただき、吹田市内のまち歩きとフットパス交流会を行いました。そのほかに、兵庫県但東町高橋地区での合宿を伴ったフットパス活動、豊岡市で開催された日本フットパス協会の全国大会のお手伝い、滋賀県東近江市で開催された全国カレッジフットパスフォーラムでの発表を行いました。
学生活動状況報告
塩路ゼミは、「フットパスを使った豊かな地域づくり」を中心に活動を行っています。吹田まち案内人の方々や兵庫県豊岡市但東町の住民の方々に向けてフットパスを通して地域を活性化させるためのコースを提案しました。学生の目線でその地域の魅力や改善点を発見し、提案をする際は、地域の方々の立場に立つことが大切だと学びました。
兵庫県豊岡市全域と但東町での全国大会では、運営のお手伝いをさせていただき、違う立場から参加することで見えるものが違い、今後のフットパスを提案していくうえで重要なことを学びました。
滋賀県の東近江市で行われたカレッジフットパスフォーラムでは、フットパスについて研究している同じ学生の発表を聞いたことで、改めてフットパスについて考えさせられました。そして、阪南大学の代表としてパネルディスカッションに参加し、自分の意見を伝えることの難しさと多くの人の前で話す勇気が必要だとわかりました。また、同じ学生でも自分の意見をしっかりと持っていることに圧倒されました。
“歩く”という事は、特別な行為ではないですが、考え方や視点を変えるだけで、その地域の魅力に最も触れ、多くの発見に繋がる行為だと学びました。また、ゼミ活動を通して、専門的な知識以外にも、物事を考える力や提案する力、発表する力を身に付けることができました。普段の生活でも大切な事ばかりで、今後もゼミ活動で学んだことを念頭にあらゆる活動を行っていきたいです。
兵庫県豊岡市全域と但東町での全国大会では、運営のお手伝いをさせていただき、違う立場から参加することで見えるものが違い、今後のフットパスを提案していくうえで重要なことを学びました。
滋賀県の東近江市で行われたカレッジフットパスフォーラムでは、フットパスについて研究している同じ学生の発表を聞いたことで、改めてフットパスについて考えさせられました。そして、阪南大学の代表としてパネルディスカッションに参加し、自分の意見を伝えることの難しさと多くの人の前で話す勇気が必要だとわかりました。また、同じ学生でも自分の意見をしっかりと持っていることに圧倒されました。
“歩く”という事は、特別な行為ではないですが、考え方や視点を変えるだけで、その地域の魅力に最も触れ、多くの発見に繋がる行為だと学びました。また、ゼミ活動を通して、専門的な知識以外にも、物事を考える力や提案する力、発表する力を身に付けることができました。普段の生活でも大切な事ばかりで、今後もゼミ活動で学んだことを念頭にあらゆる活動を行っていきたいです。
国際観光学部 日根 美咲
参加学生一覧
遠藤 菜緒、井手 駿介、上田 綾子、歌川 ひいな、大橋 麻実、川本 策也、三枝 寛和、島田 麻衣、田村 晃大、中田 亮輔、中山 大輔、永野 実優、橋本 優希、古川 英希、前田 果歩、藪内 拓真、吉田 翔一、谷口 彰汰、市川 達哉、大林 一貴、沖村 ほのか、米田 数馬、武田 侑大、中島 和香、長峯 由季、日根 美咲、堀内 和真、本城 優喜、宮村 里沙、山崎 拓実、山本 名桜、横道 聖香、松田 南花、大江 望友、大谷 純香、小野田 伊吹、小原 明日香、小林 瑞祈、佐藤 いつき、武本 咲、立野 愛、土居 奈菜乃、藤井 亮輔、松井 春香、松川 拓真、森田 竜也
ゼミ集合写真
連携団体担当者からのコメント
吹田歴史文化まちづくり協会
理事 瓢風 正男 様
塩路研究室の学生さんと吹田まち案内人が吹田の町を歩き始めて、4年が経過しました。吹田まち案内人が用意していたモデルコースは一応網羅されたように思います。
まち案内人が同行した日は、地域とコース確認のためのまち歩きが中心でした。後日、学生さんが独自で地域内をコースから外れて歩き、地元の人々との会話の中で交流を深められたこと、地域内の残りの風景を探索された様子など、報告会で話されていたことは貴重な経験です。
今後の取り組みの検討課題として以下の2点を提案します。
① まだ歩いていない、残された自然道を探って、「私の散歩道」として提案していきたい。
② すでに歩いたコース別にテーマを決めて、地元民との会話を重視して、その土地の風習や祭りや行事など郷土史的な話を聞いて吹田の町を理解してもらう。
まち案内人が同行した日は、地域とコース確認のためのまち歩きが中心でした。後日、学生さんが独自で地域内をコースから外れて歩き、地元の人々との会話の中で交流を深められたこと、地域内の残りの風景を探索された様子など、報告会で話されていたことは貴重な経験です。
今後の取り組みの検討課題として以下の2点を提案します。
① まだ歩いていない、残された自然道を探って、「私の散歩道」として提案していきたい。
② すでに歩いたコース別にテーマを決めて、地元民との会話を重視して、その土地の風習や祭りや行事など郷土史的な話を聞いて吹田の町を理解してもらう。
教員のコメント
国際観光学部
塩路 有子 教授
2019年度は、吹田歴史文化まちづくり協会と連携して4年目となりました。そのため、活動内容に発展が見られ、学生たちの提案するフットパス・ルートや内容も地域に貢献できるレベルのものになったと思います。連携先の同協会には改めまして、感謝いたし、来年度のご提案いただいた内容を実現に向けて学生と一緒に取り組んでいきたいと思います。
吹田市以外での活動においては、兵庫県豊岡市但東町で3泊4日の合宿を行い、地元の方々のご協力のもとでまちを歩き、フットパス・ルートを考え、改善点と良い点などを学生目線で提案しました。さらに、日本フットパス協会の「全国フットパスの集い in 但馬」において、開催のお手伝いをすることで、イベント運営側の立場でフットパス・ウォークや講演会等の開催を体験したことは、学生たちにとって普段の活動では考えないことや見えないことを知ることになったようです。また、滋賀県東近江市で開催された「全国カレッジフットパスフォーラム」では、夏休みに行ったグループでの海外フットパス調査の内容を発表し、コメントをいただいたり、代表学生が壇上で全国の大学の代表とパネルディスカッションを行ったりと新しい体験をすることができました。
本年度は、「フットパスとまちづくり」活動を通して、地域での活動と全国規模のイベント運営のお手伝い、さらに学生同士での発表など、多面的な活動ができ、学生たちにとって充実した経験となったと思います。
吹田市以外での活動においては、兵庫県豊岡市但東町で3泊4日の合宿を行い、地元の方々のご協力のもとでまちを歩き、フットパス・ルートを考え、改善点と良い点などを学生目線で提案しました。さらに、日本フットパス協会の「全国フットパスの集い in 但馬」において、開催のお手伝いをすることで、イベント運営側の立場でフットパス・ウォークや講演会等の開催を体験したことは、学生たちにとって普段の活動では考えないことや見えないことを知ることになったようです。また、滋賀県東近江市で開催された「全国カレッジフットパスフォーラム」では、夏休みに行ったグループでの海外フットパス調査の内容を発表し、コメントをいただいたり、代表学生が壇上で全国の大学の代表とパネルディスカッションを行ったりと新しい体験をすることができました。
本年度は、「フットパスとまちづくり」活動を通して、地域での活動と全国規模のイベント運営のお手伝い、さらに学生同士での発表など、多面的な活動ができ、学生たちにとって充実した経験となったと思います。