塩路ゼミ3年生が千里ニュータウンを歩く
2020年11月8日(日)に、国際観光学部 塩路研究室3年生が千里ニュータウンの2回目のまち歩きを実施しました。今回は、1回目に吹田歴史文化まちづくり協会の吹田まち案内人の方に案内していただいたコースや説明を踏まえて、学生たちが自分たちで考えた道、コースで同じエリアでフットパスを実施しました。ここでは、緑地帯コースの学生たちが2回目に歩いた活動から気がついたこと、1回目と比べて考えたことなどを報告します。
千里ニュータウンで感覚的なまち歩きを
3年生 松井 春香
私たちは、11月8日に大阪府吹田市の千里ニュータウンで、2度目のまち歩きを行いました。2度目といっても、前回と全く同じコースを歩いた訳ではありません。千里ニュータウンの更なる魅力を発見するため、コースは少し変更しました。前回、吹田まち案内人の方に案内していただいた道は、出発地が北急桃山台駅、到着地が阪急山田駅の緑地帯に沿ったコースでした。それに対して、今回は到着地を阪急南千里駅として、私たちが当日見て「歩いてみたい」と純粋に感じた道を選んで歩きました。2度目のまち歩きでは、コースにおける大きな違いは3つあります。第一に、前回は横目で見て、通り過ぎた「千里ぎんなん通り」を歩いたこと。第二に、「風の子通り」を通ったこと。第三に、「千里南公園」に立ち寄ったことです。
まず、「千里ぎんなん通り」は、11月ということもあり、公孫樹がとても綺麗で、季節を感じることが出来ました。木々が、鮮やかな黄色で、思わず写真を撮りたくなるような風景です。特別長い通りという訳ではありませんが、場所によって見え方が少しずつ違うので、この通りを利用した写真コンテストを開催出来たら面白そうだなと考えました。
次に歩いた「風の子通り」では、歩行者が安全に歩ける工夫をいくつか見つけることが出来ました。例を挙げれば、車道と歩道の分離です。歩道の高さを、車道より少し高くすることで、完全に車道との区別をつけていました。その上、歩道の淵に、防護柵を立てていたり、均等な間隔で植物を植えたりしていたため、子供と歩く場合にも、安心出来る道であると感じました。
また、横断歩道付近には、飛び出し注意を訴える、子供の絵が描かれた看板もありました。これに関しては、色がかなり剥げていて、存在感が薄くなってしまっていました。そのため、この看板に色を塗り直して、目に留まりやすいものにすると、より安心して歩くことの出来る道になるのではないでしょうか。
最後に、今回歩いたコースの中で、個人的に一番のお気に入りは「千里南公園」です。この公園は、吹田市立の公園で、約10.5ヘクタールとかなり広い面積を占めています。まち歩きを行ったのが日曜日だったこともあり、子供からお年寄りまで沢山の人が園内にいた印象です。この公園は一般の公園とは違い、遊具だけでなく、健康器具や健康歩道が設置されています。そこには絶えず人がいたため、幅広い層の入園を促す1つの理由になっていると感じました。また、池や植物が多く、自然を楽しめるという点も魅力的です。
今回は前回とは違い、「こっちの道よさそう」「あっちの方歩いてみたい」と感覚的にコースを決める場面が多くありました。そのため、道に迷ったり、到着地に向かわず逆走したりすることもありましたが、結果的に発見の多いまち歩きになったと思います。また、寒さが増していたため、前回見た街路樹にしても、葉の色付きに変化を感じられ、2度楽しいフィールドワークでした。暖かくなったら、もう1度訪れて、自然豊かな千里ニュータウンで異なる季節を楽しみたいです。
まず、「千里ぎんなん通り」は、11月ということもあり、公孫樹がとても綺麗で、季節を感じることが出来ました。木々が、鮮やかな黄色で、思わず写真を撮りたくなるような風景です。特別長い通りという訳ではありませんが、場所によって見え方が少しずつ違うので、この通りを利用した写真コンテストを開催出来たら面白そうだなと考えました。
次に歩いた「風の子通り」では、歩行者が安全に歩ける工夫をいくつか見つけることが出来ました。例を挙げれば、車道と歩道の分離です。歩道の高さを、車道より少し高くすることで、完全に車道との区別をつけていました。その上、歩道の淵に、防護柵を立てていたり、均等な間隔で植物を植えたりしていたため、子供と歩く場合にも、安心出来る道であると感じました。
また、横断歩道付近には、飛び出し注意を訴える、子供の絵が描かれた看板もありました。これに関しては、色がかなり剥げていて、存在感が薄くなってしまっていました。そのため、この看板に色を塗り直して、目に留まりやすいものにすると、より安心して歩くことの出来る道になるのではないでしょうか。
最後に、今回歩いたコースの中で、個人的に一番のお気に入りは「千里南公園」です。この公園は、吹田市立の公園で、約10.5ヘクタールとかなり広い面積を占めています。まち歩きを行ったのが日曜日だったこともあり、子供からお年寄りまで沢山の人が園内にいた印象です。この公園は一般の公園とは違い、遊具だけでなく、健康器具や健康歩道が設置されています。そこには絶えず人がいたため、幅広い層の入園を促す1つの理由になっていると感じました。また、池や植物が多く、自然を楽しめるという点も魅力的です。
今回は前回とは違い、「こっちの道よさそう」「あっちの方歩いてみたい」と感覚的にコースを決める場面が多くありました。そのため、道に迷ったり、到着地に向かわず逆走したりすることもありましたが、結果的に発見の多いまち歩きになったと思います。また、寒さが増していたため、前回見た街路樹にしても、葉の色付きに変化を感じられ、2度楽しいフィールドワークでした。暖かくなったら、もう1度訪れて、自然豊かな千里ニュータウンで異なる季節を楽しみたいです。
2度歩き、吹田市の魅力の再発見
3年生 武本 咲
私は11月8日に2回目に桃山台駅からの緑地帯のコースを歩きました。1回目に歩いた時のコースと2回目に歩いたコースで少し変わった点があるので、まずそれを紹介します。南千里中学を通らずに桃山公園の中を抜け住宅街を通りました。佐竹公園の中も同じよう通り、前のルートに戻りました。1回目にどのような道か気になっていた「ぎんなん通り」を歩き、「風の子通り」を歩きました。そして、これもどのような雰囲気か興味をもっていた千里南公園に行きました。最後は南千里駅で解散しました。
2回目に歩いて気付いた事が3つあります。1つ目は、公園の中にあるゴミ箱ですが、ゴミが溢れかえっていたことです。それに気づいたところは桃山公園です。トイレ前に休憩スポットがあり、そのゴミ箱が溢れかえっていました。休憩場所で飲み物を飲んだり、ご飯を食べたりして、出たごみが捨てられていました。それはゴミをきちんとゴミ箱に捨てていることなので良いことだと思います。しかし、ゴミが詰まっていたので、さらに環境を良くするために、ゴミ箱を大きくするなどの改善が必要だと思いました。私の家の近くの公園にはゴミがポイ捨てされています。それに比べて、私たちが歩いた緑地帯や公園にはゴミがポイ捨てされていることがなく、安心安全に暮らせる町だと思いました。
2つ目は、子供がとても多いことです。歩いた日がどちらも休日でした。友達同士で遊んでいる子、野球をしている子などがたくさんいました。その中で特に興味を持った場所は「千里南公園」です。千里南公園は南千里駅の横という便利な立地で、緑が多くあり、とても良い場所だと思いました。公園の中を歩いてみると家族連れで賑わっていました。普通の休日だったのですが、テントが点々と立って、家族で公園にピクニックに来ていました。これがあらわしていることは家族で住みやすく、遊びやすいという事だと思いました。
3つ目は、年齢層が様々で、運動している人がいるという事です。南千里公園の中を歩いている途中に運動マシーンや足つぼの設備があり、そこでは仕事休みの会社員やお年寄りが運動していました。運動マシーンは桃山公園にもありました。散歩のために公園に行くと筋トレ器具などで体を動かすことによって健康増進になっていました。これはジムに行かずに緑の中を歩き、心も体もリフレッシュして仕事に集中でき、高齢者はたくさん歩くことで健康寿命が延びて、元気に長く生きることが出来る良い仕組みだと思いました。
私はこのフットパスを通して吹田市が住みやすい、よい場所だと思いました。1回目に歩いたときには、色づいていなかった紅葉が2回目に歩くときにはとてもきれいでした。そのような点で、吹田では四季折々の趣が楽しめ、外に出る機会が増えると思いました。その土地を歩いてみて改めて発見できることがあり、住んでいる人でもまだ知らない魅力を発見できる可能性があるのではないのかと思いました。
2回目に歩いて気付いた事が3つあります。1つ目は、公園の中にあるゴミ箱ですが、ゴミが溢れかえっていたことです。それに気づいたところは桃山公園です。トイレ前に休憩スポットがあり、そのゴミ箱が溢れかえっていました。休憩場所で飲み物を飲んだり、ご飯を食べたりして、出たごみが捨てられていました。それはゴミをきちんとゴミ箱に捨てていることなので良いことだと思います。しかし、ゴミが詰まっていたので、さらに環境を良くするために、ゴミ箱を大きくするなどの改善が必要だと思いました。私の家の近くの公園にはゴミがポイ捨てされています。それに比べて、私たちが歩いた緑地帯や公園にはゴミがポイ捨てされていることがなく、安心安全に暮らせる町だと思いました。
2つ目は、子供がとても多いことです。歩いた日がどちらも休日でした。友達同士で遊んでいる子、野球をしている子などがたくさんいました。その中で特に興味を持った場所は「千里南公園」です。千里南公園は南千里駅の横という便利な立地で、緑が多くあり、とても良い場所だと思いました。公園の中を歩いてみると家族連れで賑わっていました。普通の休日だったのですが、テントが点々と立って、家族で公園にピクニックに来ていました。これがあらわしていることは家族で住みやすく、遊びやすいという事だと思いました。
3つ目は、年齢層が様々で、運動している人がいるという事です。南千里公園の中を歩いている途中に運動マシーンや足つぼの設備があり、そこでは仕事休みの会社員やお年寄りが運動していました。運動マシーンは桃山公園にもありました。散歩のために公園に行くと筋トレ器具などで体を動かすことによって健康増進になっていました。これはジムに行かずに緑の中を歩き、心も体もリフレッシュして仕事に集中でき、高齢者はたくさん歩くことで健康寿命が延びて、元気に長く生きることが出来る良い仕組みだと思いました。
私はこのフットパスを通して吹田市が住みやすい、よい場所だと思いました。1回目に歩いたときには、色づいていなかった紅葉が2回目に歩くときにはとてもきれいでした。そのような点で、吹田では四季折々の趣が楽しめ、外に出る機会が増えると思いました。その土地を歩いてみて改めて発見できることがあり、住んでいる人でもまだ知らない魅力を発見できる可能性があるのではないのかと思いました。
吹田市まち歩き2回目 ~活気あるニュータウン~
3年生 松川 拓真
11月8日に、私たちは吹田市の南千里をまち歩きしました。今回は2回目の吹田市まち歩きで、前回のまち歩きとは少し変更し、自分たちでルートを考えて歩きました。今回歩いたルートは桃山台駅を降りてから緑地帯に沿って「ぎんなん通り」まで行き、「ぎんなん通り」から「風の子通り」を通って千里南公園に行き、南千里駅まで歩きました。
吹田市の南千里では緑地帯と住宅街が見事に分断されていて、あまり他の地域では見ないような景観をしていました。緑地帯や公園内は自然が豊かであり、少し道をずれると、まだ建てられて間もない感じの新しい住宅街が綺麗に並んでいました。
吹田市を歩いている道中では公園がたくさんあり、子どもたちが遊んでいる風景を眺めていて、将来家庭を持ったときにはこういった町で暮らしてみたいと思いました。自然があり、それでいてスーパー、駅、銀行、学校など、生活するうえでの利便性も手近に充分にある町でした。散歩している年配の方も多く、千里南公園には健康器具が常設されていて、幅広い年齢層の人たちが活用していました。広い公園では、子どもたちや家族連れの人たちがサッカーやピクニックをしていて、とても活気があり魅力的な場所だと感じました。そして、千里南公園内には「バードツリー」というおしゃれなカフェもあり、店の中はたくさん人が入っていました。
まち歩きをしていて前回と違っていたことは、モミジが紅く染まってきており、イチョウも綺麗に黄色に色づいていました。この自然が豊かな場所で散歩やランニングをするのはとても気分がいいと思います。実際に散歩やランニングしている人を多く見かけました。今回のまち歩きでは2時間ほど歩きましたが、どこを歩いていても秋を感じられる自然豊かな町並みでした。
1回目と2回目の吹田市のまち歩きを通して気づいたことは、吹田市は自然の豊かさと生活の利便性を両立しているニュータウンであるということです。一方で、町が美しい景観をもっているが故に、落ちているゴミや公園の公衆トイレの汚さが目立ってしまっているということもあります。そういった改善できそうなことを変えていけば、より住みやすいニュータウンになると思いました。それでも、吹田市の住民自身が町をより良くしていこうとしているのは、まち歩きをしていて公園の手入れがされていることなどから感じました。こういう地域が吹田市の他の場所にも広がっていくといいなと思います。
吹田市の南千里では緑地帯と住宅街が見事に分断されていて、あまり他の地域では見ないような景観をしていました。緑地帯や公園内は自然が豊かであり、少し道をずれると、まだ建てられて間もない感じの新しい住宅街が綺麗に並んでいました。
吹田市を歩いている道中では公園がたくさんあり、子どもたちが遊んでいる風景を眺めていて、将来家庭を持ったときにはこういった町で暮らしてみたいと思いました。自然があり、それでいてスーパー、駅、銀行、学校など、生活するうえでの利便性も手近に充分にある町でした。散歩している年配の方も多く、千里南公園には健康器具が常設されていて、幅広い年齢層の人たちが活用していました。広い公園では、子どもたちや家族連れの人たちがサッカーやピクニックをしていて、とても活気があり魅力的な場所だと感じました。そして、千里南公園内には「バードツリー」というおしゃれなカフェもあり、店の中はたくさん人が入っていました。
まち歩きをしていて前回と違っていたことは、モミジが紅く染まってきており、イチョウも綺麗に黄色に色づいていました。この自然が豊かな場所で散歩やランニングをするのはとても気分がいいと思います。実際に散歩やランニングしている人を多く見かけました。今回のまち歩きでは2時間ほど歩きましたが、どこを歩いていても秋を感じられる自然豊かな町並みでした。
1回目と2回目の吹田市のまち歩きを通して気づいたことは、吹田市は自然の豊かさと生活の利便性を両立しているニュータウンであるということです。一方で、町が美しい景観をもっているが故に、落ちているゴミや公園の公衆トイレの汚さが目立ってしまっているということもあります。そういった改善できそうなことを変えていけば、より住みやすいニュータウンになると思いました。それでも、吹田市の住民自身が町をより良くしていこうとしているのは、まち歩きをしていて公園の手入れがされていることなどから感じました。こういう地域が吹田市の他の場所にも広がっていくといいなと思います。
私たちの南千里界隈地図
3年生 小林 瑞祈
私たち千里ニュータウン緑地帯班は、2回目のまち歩きでは途中まで前回と同じ散策コースを歩きました。しかし、途中の「千里ぎんなん通り」を横断するのではなく、千里ぎんなん通りを歩いて最終的に「千里南公園」を目指して進みました。
集合場所は前回と同じ桃山台駅で「桃山公園」の中を通りました。前回、春日池を通った時には、鳥一匹すらいない状況だったにもかかわらず、今回春日池には多くの渡り鳥が水浴びをしていて、一眼レフを持ったバードウオッチャーの人たちがいました。前回は、桃山公園を出てすぐに住宅街にぬけましたが、今回私たちは、前回通らなかった桃山公園の内部を歩きました。地図でいうと、桃山公園の下になります。そこには、軽いトレーニングができる遊具があったり、しっかり手入れされている花壇があったり、ソメイヨシノの木が多く植えられていて、春には桜が満開になりまさに「桃」を彷彿するような花の公園になるのだなと思いました。
阪急千里線の高架下の裏道に、前回通った時には満開だった金木犀も、今回は9割散ってしまっていて、金木犀の香りももちろんせず、綺麗なオレンジ色だった花も茶色っぽくなってしまっていて、冬の訪れを感じました。前回は、アケボノゾウの化石の看板がある「佐竹公園」や、佐竹小学校と佐井寺小学校の間にある「ねむのき公園」には、たくさんの子供たちがいたのに、今回は子ども達の姿はなく、閑散としていました。
千里ぎんなん通りに出ると、右手に31アイスクリームの店があります。その店の前は、ガソリンスタンドだったので駐車場だけを見れば、ガソリンスタンドのみに見えます。そこでアイスクリームを食べるとやる気がでました。千里ぎんなん通りを歩いていると、やはり潰れたぎんなんの匂いがしました。ぎんなん通りと言うほどあって、大量のぎんなんが落ちているので激臭です。歩きながら食べていた31アイスの味が分らなくなるほどでした。 千里ぎんなん通りを抜けると右手に「風の子通り」があります。風の子通りの名前の由来は子ども達が風のように元気に歩く道だからだそうです。
そして、風の子通りを抜けるといよいよ目的地の千里南公園です。日曜日だったせいか、公園には家族連れや、バトミントンやサッカーをしている小学生、さらには運動器具で体を動かしているお年寄りがたくさんいて、老若男女問わず愛されている公園でした。私たちも、小石の上を歩いてツボを刺激する健康歩道を歩きましたが、思っていたよりも数倍激痛で、もう少し健康意識を高めようと思いました。
今回のまち歩きでは、前回から二週間ほど経っていたせいか、自然の変化をたくさん感じられました。イチョウの葉は黄色に変色していて、秋の訪れを感じることができ、前回はあまり見かけなかった渡り鳥がたくさんいました。冷たい風が吹けば木々が揺れ、冬の始まりを感じました。数回歩くことで、千里ニュータウンは四季の変化を五感で味わえる場所だと実感しました。
集合場所は前回と同じ桃山台駅で「桃山公園」の中を通りました。前回、春日池を通った時には、鳥一匹すらいない状況だったにもかかわらず、今回春日池には多くの渡り鳥が水浴びをしていて、一眼レフを持ったバードウオッチャーの人たちがいました。前回は、桃山公園を出てすぐに住宅街にぬけましたが、今回私たちは、前回通らなかった桃山公園の内部を歩きました。地図でいうと、桃山公園の下になります。そこには、軽いトレーニングができる遊具があったり、しっかり手入れされている花壇があったり、ソメイヨシノの木が多く植えられていて、春には桜が満開になりまさに「桃」を彷彿するような花の公園になるのだなと思いました。
阪急千里線の高架下の裏道に、前回通った時には満開だった金木犀も、今回は9割散ってしまっていて、金木犀の香りももちろんせず、綺麗なオレンジ色だった花も茶色っぽくなってしまっていて、冬の訪れを感じました。前回は、アケボノゾウの化石の看板がある「佐竹公園」や、佐竹小学校と佐井寺小学校の間にある「ねむのき公園」には、たくさんの子供たちがいたのに、今回は子ども達の姿はなく、閑散としていました。
千里ぎんなん通りに出ると、右手に31アイスクリームの店があります。その店の前は、ガソリンスタンドだったので駐車場だけを見れば、ガソリンスタンドのみに見えます。そこでアイスクリームを食べるとやる気がでました。千里ぎんなん通りを歩いていると、やはり潰れたぎんなんの匂いがしました。ぎんなん通りと言うほどあって、大量のぎんなんが落ちているので激臭です。歩きながら食べていた31アイスの味が分らなくなるほどでした。 千里ぎんなん通りを抜けると右手に「風の子通り」があります。風の子通りの名前の由来は子ども達が風のように元気に歩く道だからだそうです。
そして、風の子通りを抜けるといよいよ目的地の千里南公園です。日曜日だったせいか、公園には家族連れや、バトミントンやサッカーをしている小学生、さらには運動器具で体を動かしているお年寄りがたくさんいて、老若男女問わず愛されている公園でした。私たちも、小石の上を歩いてツボを刺激する健康歩道を歩きましたが、思っていたよりも数倍激痛で、もう少し健康意識を高めようと思いました。
今回のまち歩きでは、前回から二週間ほど経っていたせいか、自然の変化をたくさん感じられました。イチョウの葉は黄色に変色していて、秋の訪れを感じることができ、前回はあまり見かけなかった渡り鳥がたくさんいました。冷たい風が吹けば木々が揺れ、冬の始まりを感じました。数回歩くことで、千里ニュータウンは四季の変化を五感で味わえる場所だと実感しました。