清水ゼミでは、観光系企業・観光局とマーケティング、プロモーションをテーマに3チームに分かれ各々共同研究を行っています。そのうちの1チームはタイ国政府観光庁と協働しており、本年度は卒業記念家族旅行のプロモーションを目的として研究を進めています。今回、卒業記念家族旅行を提唱しておられる株式会社ジャルパックと協業で、タイを目的地に商品化を目指すことになり、11月8日にハルカスキャンパスにてキックオフミーティングを行いました。東京から社会貢献グループ長の堀切様が大阪までお越しくださり、東京の海外企画商品課や社会貢献グループの5名の方々とはビデオ会議で意見を交換しました。以下、産学連携に至る経緯と当日の様子について学生の報告です。
「株式会社ジャルパックとの産学連携の経緯」
清水ゼミ3年 明神果歩
この度、株式会社ジャルパック様と清水ゼミのタイ国政府観光庁(TAT)研究チームで、産学連携プロジェクトを実施させていただくことになりました。そこで本プロジェクトに至った経緯をご報告したいと思います。私たちは約1年前にTATのターゲットである「ファミリー」に対して、効果的なプロモーションを模索していました。研究を進める中でジャルパック様がウェブ上で発信・発売されている「卒業記念家族旅行」に関する調査結果と旅行商品を見つけました。親とその子供を対象としたアンケートデータに基づいた、斬新なターゲット設定に衝撃を受け、「卒業記念家族旅行×タイ誘致」で研究を進めていくことを決定しました。そこから「卒業記念家族旅行」の市場調査(旅行会社へのヒアリング調査・パンフレット調査、学生アンケート、タイフェスバル来場者アンケート)を自分たちの出来る範囲で行っておりました。
今回のプロジェクトのきっかけは、10月にインテックス大阪で開催されたツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西でした。私を含めたゼミ生3名で、各ブースを回っていた際に、ジャルパックのブースで、「5.5秒ピッタリチャレンジ」のイベントを楽しんでいました。その際にジャルパックの社員の方と何気ない会話が始まり、自分たちが研究していることをお話しさせていただくと、その方が偶然にも「卒業記念家族旅行」商品を手がけたチームのおひとりだったのです。すぐさまその方から企画を発案された堀切様をご紹介頂けることとなり、「卒業記念家族旅行」について質問をさせて頂きました。「卒業記念家族旅行」の商品は堀切様がマーケティング部に所属されていた頃、3月の搭乗率が他の月より高いという傾向から、チームの方々と苦労を乗り越えて大切に育てた商品であるとお伺いしました。またジャルパックの強みである、安心感とロイヤルティを家族旅行のセールスポイントとし、親からの視点でアプローチされていた事もわかりました。また私たちが研究の経緯をお伝えしたところ、「このように研究して下さっている事がうれしい」とのお言葉をいただきました。そして、とても光栄なことに堀切様から産学連携で商品発売のご提案をしてくださり、ぜひ一緒に協働させていただければとお返事をいたしました。翌日に清水先生と堀切様で顔合わせをしていただき、メールでのやり取りを続けている形となっています。
堀切様からプロジェクトをご提案頂いた際は、驚きと嬉しさで胸がいっぱいで、即座にチームメイトや清水先生にご報告いたしました。今回の機会は私たちがツーリズムEXPOに参加していなければ担当者のおひとりとお会いする事は叶わなかったですし、堀切様がもし4月から広報・社会貢献グループに移動されていなければ、会場にはいらっしゃらなかったため、お会いできなかったはずです。そのように考えると、このご縁をこの上なくうれしく思います。またツーリズムEXPOの業界日に、アポイントぜずジャルパックのブースにお話をお伺いしに行ったにも関わらず、心よく質問を受けてくださり、更に貴重な機会をいただきましたことに感謝を申し上げます。
今回のプロジェクトのきっかけは、10月にインテックス大阪で開催されたツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西でした。私を含めたゼミ生3名で、各ブースを回っていた際に、ジャルパックのブースで、「5.5秒ピッタリチャレンジ」のイベントを楽しんでいました。その際にジャルパックの社員の方と何気ない会話が始まり、自分たちが研究していることをお話しさせていただくと、その方が偶然にも「卒業記念家族旅行」商品を手がけたチームのおひとりだったのです。すぐさまその方から企画を発案された堀切様をご紹介頂けることとなり、「卒業記念家族旅行」について質問をさせて頂きました。「卒業記念家族旅行」の商品は堀切様がマーケティング部に所属されていた頃、3月の搭乗率が他の月より高いという傾向から、チームの方々と苦労を乗り越えて大切に育てた商品であるとお伺いしました。またジャルパックの強みである、安心感とロイヤルティを家族旅行のセールスポイントとし、親からの視点でアプローチされていた事もわかりました。また私たちが研究の経緯をお伝えしたところ、「このように研究して下さっている事がうれしい」とのお言葉をいただきました。そして、とても光栄なことに堀切様から産学連携で商品発売のご提案をしてくださり、ぜひ一緒に協働させていただければとお返事をいたしました。翌日に清水先生と堀切様で顔合わせをしていただき、メールでのやり取りを続けている形となっています。
堀切様からプロジェクトをご提案頂いた際は、驚きと嬉しさで胸がいっぱいで、即座にチームメイトや清水先生にご報告いたしました。今回の機会は私たちがツーリズムEXPOに参加していなければ担当者のおひとりとお会いする事は叶わなかったですし、堀切様がもし4月から広報・社会貢献グループに移動されていなければ、会場にはいらっしゃらなかったため、お会いできなかったはずです。そのように考えると、このご縁をこの上なくうれしく思います。またツーリズムEXPOの業界日に、アポイントぜずジャルパックのブースにお話をお伺いしに行ったにも関わらず、心よく質問を受けてくださり、更に貴重な機会をいただきましたことに感謝を申し上げます。
「産学連携プロジェクト 旅行会社「JALパック」とのキックオフミーティングを終えて
清水ゼミ3年生 宮本若加菜
11月8日、あべのハルカスキャンパスでジャルパックの方とキックオフミーティングを行いました。「卒業記念家族旅行」を企画、造成された堀切様が東京からハルカスキャンパスまでお越しくださり、海外企画商品第3事業部の方々や総務部広報・社会貢献グループに所属されている堀切様と同じ部署の方々も、キックオフミーティングに参加して下さりました。ジャルパックは東京に本社があり簡単にお会いできないので、ZOOMと言われるウェブ会議ソフトを使ってのミーティングとなりました。
ミーティングでは、まずお互いが自己紹介をすることから始まりました。そして今回のプロジェクトを提案してくださった堀切様が事業の説明をしてくださり、続いて私たちがこれまで研究してきた「卒業記念家族旅行」の説明を行い、その後に「卒業記念家族旅行」の4つのモデルプランを紹介させていただきました。これらのモデルプランはタイのバンコク・パタヤ・プーケット・チェンマイの地域で、各々の「卒業記念家族旅行」のおすすめポイントや特徴などを生かした3泊5日の旅を提案し、その後商品企画事業部の方から意見をいただきました。
ここで、いただいた意見をひとつ説明します。ジャルパックでは旅程を企画するにあたり、お客様の安全を確保するための規定に沿うことを最優先に考えるとのことです。しかし、私たちが提案したモデルプランのアクティビティや乗り物などは、多少の危険が伴う可能性があり、ジャルパックの規定の基準を満たさない恐れがあるとのことでした。例を挙げますと、「トゥクトゥク」という乗り物を体験するプランをバンコクの旅程に盛り込んだのですが、窓もドアもなく、スピードも出るため安全面の保証が出来ないとおっしゃっていました。しかし、シートベルトが設置されている「トゥクトゥク」なら問題ないとのことでした。ミーティング後もこれらの商品のプロモーションの方法や、どんな付帯サービスがあればお客様にこの商品でタイに行ってもらいやすくなるのかなどの意見交換も行い、より具体的な商品が見えてきたように感じます。
今後の活動については、1月6日の商品販売を目標にジャルパック様との話し合いを重ね、商品を11月下旬までに完成させる予定です。商品完成後、旅行代金の設定をしていただき商品を販売する予定です。それと平行して商品のプロモーションの方法についても、学生側で案を出し、できることを実施していきたいと考えています。
今回のキックオフミーティングで、直接プロの方々からご意見をいただけたこの機会は大変貴重で、今後の私たちが研究を進めていく上でとても参考になります。
最後になりましたが、キックオフミーティングのために、わざわざ東京からお越しくださった堀切様をはじめ、海外企画第3事業部の方・総務部広報・社会貢献グループの皆様に、心よりお礼申し上げます。ぜひお客様に喜んでいただける商品をつくり、「卒業記念家族旅行」を広めることができればうれしいです。
ミーティングでは、まずお互いが自己紹介をすることから始まりました。そして今回のプロジェクトを提案してくださった堀切様が事業の説明をしてくださり、続いて私たちがこれまで研究してきた「卒業記念家族旅行」の説明を行い、その後に「卒業記念家族旅行」の4つのモデルプランを紹介させていただきました。これらのモデルプランはタイのバンコク・パタヤ・プーケット・チェンマイの地域で、各々の「卒業記念家族旅行」のおすすめポイントや特徴などを生かした3泊5日の旅を提案し、その後商品企画事業部の方から意見をいただきました。
ここで、いただいた意見をひとつ説明します。ジャルパックでは旅程を企画するにあたり、お客様の安全を確保するための規定に沿うことを最優先に考えるとのことです。しかし、私たちが提案したモデルプランのアクティビティや乗り物などは、多少の危険が伴う可能性があり、ジャルパックの規定の基準を満たさない恐れがあるとのことでした。例を挙げますと、「トゥクトゥク」という乗り物を体験するプランをバンコクの旅程に盛り込んだのですが、窓もドアもなく、スピードも出るため安全面の保証が出来ないとおっしゃっていました。しかし、シートベルトが設置されている「トゥクトゥク」なら問題ないとのことでした。ミーティング後もこれらの商品のプロモーションの方法や、どんな付帯サービスがあればお客様にこの商品でタイに行ってもらいやすくなるのかなどの意見交換も行い、より具体的な商品が見えてきたように感じます。
今後の活動については、1月6日の商品販売を目標にジャルパック様との話し合いを重ね、商品を11月下旬までに完成させる予定です。商品完成後、旅行代金の設定をしていただき商品を販売する予定です。それと平行して商品のプロモーションの方法についても、学生側で案を出し、できることを実施していきたいと考えています。
今回のキックオフミーティングで、直接プロの方々からご意見をいただけたこの機会は大変貴重で、今後の私たちが研究を進めていく上でとても参考になります。
最後になりましたが、キックオフミーティングのために、わざわざ東京からお越しくださった堀切様をはじめ、海外企画第3事業部の方・総務部広報・社会貢献グループの皆様に、心よりお礼申し上げます。ぜひお客様に喜んでいただける商品をつくり、「卒業記念家族旅行」を広めることができればうれしいです。