-空の日フェスティバル2022への参加-

 11月3日に関西国際空港で開催されたイベント「空の日フェスティバル2022」に、清水ゼミ4年生の佐久間樹里さんと山崎浩太さんが招待を受けて参加しました。ゼミ活動で関西エアポート株式会社のSNSについての研究を行いましたが、その成果を買われ、イベントの様子をゼミで作成している関空エアポート株式会社をPRするSNSに投稿しようというミッションを受けた形となりました。このイベントは「VINCI AIRPORTS Spotters Day」という航空写真ファンが写真をSNSに投稿するイベントとも関連しています。参加した佐久間さんが体験を報告いたします。
(清水苗穂子)

「関西国際空港でのイベントを終えて」
 清水ゼミ4年 佐久間樹里

 清水ゼミ関西エアポートチームは、「関西エアポート株式会社の公式Instagramを活用したプロモーション方法」というテーマで、若年層に向けてのPR方法を研究してきました。この研究の集大成として、2022年10月4日にオンラインで報告会を行いました。その際、私たちの研究を高く評価してくださり、今回、関西国際空港で3年ぶりに開催された「空の日」というイベントに招待していただきました。11月3日「空の日」とは空港や航空会社などが一堂に集まるフェスティバルです。当日は制服着用体験や、特殊車両の展示、紙飛行機教室、麻薬犬デモなどが実施され、大勢の家族連れや航空機ファンの方々で賑わっていました。
 清水ゼミ関西エアポートチームからは佐久間と山崎の2名が参加し、「空の日」のイベントの中で「場周道路・消防施設見学ツアー」にも参加させていただきました。滑走路周辺や格納庫、貨物地区など普段見ることの出来ない場所はとても興味深く面白かったです。飛行機が飛び立つ瞬間を真横から見た時は、エンジン音の大きさに驚きました。バスの中から見学していましたが、外では人が飛ばされそうになる程の風が吹いているそうで、機体によるエンジン音の違いなども身をもって体験できました。
 また、ガイドの方が関西空港のセキュリティ面や防災面、施設に関する豆知識やクイズを出題してくださり、とても勉強になりました。特に、関西空港では2018年台風21号の被害を受け、さらなる災害対策の強化が行われた点、空港に張り巡らされたセキュリティシステムで24時間体制の徹底したセキュリティ管理を行なっている点などを学び、より安心して空港を利用できると実感しました。さらに、空港には鳥が飛行機のエンジンに入るのを防ぐために、銃の空砲で威嚇し鳥を逃がすという職種もあると知り、勉強になりました。
 次に、このツアーのメインでもある消防所の見学です。消防所に到着すると、消防隊員の方々と、黄色い車体の消防車が私達をお出迎えしてくれました。夜間でも見えやすいように黄色い車体になっているそうで、初めてみるタイプの消防車は強堅そうでカッコよく見えました。実際に運転席や助手席にも乗せていただき、操縦方法なども教えてもらいました。さらに、間近で放水も見学させて頂きました。放水銃の先には鋭く尖ったノズルが付いており、機体を貫通させて消火できるそうです。思わず「おぉ〜凄い」と声が出るような、迫力ある場面でした。
 このイベント参加後に、インスタグラムで私たちのこの体験を発信するというミッションも関西エアポート株式会社からいただいておりました。ですので、見学の後はSNSでの発信について打ち合わせを行いました。これまでの研究成果を基に、関西空港についてもっと多くの若者に知ってもらい、利用してもらえるよう、今回のイベントや関西空港についての投稿を制作し発信しています。投稿の内容は私達のInstagramアカウント(@shimizuzmi_kansaiairport_a/@shimizuzmi_kansaiairport_b)をご覧ください。
 最後に、今回のイベントやゼミでの研究を終えて、飛行機に乗らない人でも、空港ならではの景色を楽しみながら食事が出来たり、美しい夜景を望める展望デッキがあったりと、空港は様々な楽しみ方ができる場所であると改めて気付かされました。是非大学生の皆さんに空港を「遊びに行く場所の1つ」としても認知して貰いたいです。
 今回このような貴重な機会を頂けた事、深く御礼申し上げます。