清水ゼミ「田植えのボランティア体験」
清水ゼミでは毎年、南キャンパスの近くの農家にご協力いただき、田植えのボランティアを行なっています。今年で3年目になります。6月は田植え、10月に稲刈り、そしてその後飯盒炊爨をして、収穫したお米をいただきます。
今年の田植えは昨年同様、松原市の篠本様の田んぼで活動させていただきました。清水ゼミの3年生10人、1年生5人が参加して地域の子供たちや農家の方との交流を楽しみました。今回の田植えの参加者は全員が初めてで、想い出に残る体験となったようです。
今年の田植えは昨年同様、松原市の篠本様の田んぼで活動させていただきました。清水ゼミの3年生10人、1年生5人が参加して地域の子供たちや農家の方との交流を楽しみました。今回の田植えの参加者は全員が初めてで、想い出に残る体験となったようです。
「初めての田植え体験」
3年生 鈴木成美
私達、清水ゼミは6月8日(土)、阪南大学南キャンパスの近くの田んぼにて田植え体験を行いました。昨年に引き続き、篠本様にご協力いただきました。私は2回生の時から清水ゼミで、この活動をしているのを知っていましたが、稲刈りしか参加したことが無かったので、今年こそは絶対参加するぞと思っていました。先生から「今年も田植えがありますよ」、と声をかけて頂いたときは嬉しくて、当日が楽しみで仕方がありませんでした。
当日は、清水ゼミ1回生と3回生が合わせて15人集まりましたが全員、田植えを経験したことが無い初心者です。一部は機械で植えられていましたが、植えられていない箇所を、篠本様に植え方などの説明を受け、皆で手分けして作業に取り掛かりました。
足を踏み入れた瞬間に、何ともいえない泥の感触が伝わり、いたる所から叫び声が聞こえました。何度も足をとられ、こけそうになる人がちらほら。もちろん私も、「きゃー!」とおもわず叫び、慣れない足の感触に歩くのが精いっぱいでした。途中からは学生だけでの田植えとなり少し不安がありましたが、皆で協力し、一つ一つ丁寧においしくなれと気持ちを込めながら稲を植えました。やはり機械のようにきれいな直線になるように植えるのは非常に難しかったです。近所の小学生も一緒になって手伝ってくれました。私達よりなれた手つきで、上手に植えていました。隣の田んぼでも田植えをしていて、近所の方々がぎこちない私たちの田植えの様子を見て、まだ植えられる箇所などのアドバイスをしてくださいました。
松原市の地域の方と交流し、話せる機会を持つことは普段なかなかできません。ましてや田植えができるということは私たちにとって大変貴重な体験です。単純に、昔の人はすごいな、大変だなと思うだけではなく、普段何気なく口にしているお米のありがたさと、安全で安心して頂ける、食の大切さ、人の温かみを感じることが出来ました。
現在の農業において、高齢化とともに後継者不足による農家の減少と耕作放棄地が広がっています。松原市は田んぼがたくさんありますが、今思うと南キャンパス横のコンビニエンスストアも以前は田んぼでした。実際に体験し学ぶことで、気づくことが出来ました。この“気づき”が出来る学生はどれほどいるだろうかと考えました。そして最近では、海外からの安い輸入食品も少なくありません。現在では、国産だと消費者に安心感を与えるため、生産者とその顔がわかるパッケージも増えてきています。安心・安全な農作物を消費者に届けることも大切だと思いました。この田植え体験を通じて様々なことを感じ、学びました。
当日は、清水ゼミ1回生と3回生が合わせて15人集まりましたが全員、田植えを経験したことが無い初心者です。一部は機械で植えられていましたが、植えられていない箇所を、篠本様に植え方などの説明を受け、皆で手分けして作業に取り掛かりました。
足を踏み入れた瞬間に、何ともいえない泥の感触が伝わり、いたる所から叫び声が聞こえました。何度も足をとられ、こけそうになる人がちらほら。もちろん私も、「きゃー!」とおもわず叫び、慣れない足の感触に歩くのが精いっぱいでした。途中からは学生だけでの田植えとなり少し不安がありましたが、皆で協力し、一つ一つ丁寧においしくなれと気持ちを込めながら稲を植えました。やはり機械のようにきれいな直線になるように植えるのは非常に難しかったです。近所の小学生も一緒になって手伝ってくれました。私達よりなれた手つきで、上手に植えていました。隣の田んぼでも田植えをしていて、近所の方々がぎこちない私たちの田植えの様子を見て、まだ植えられる箇所などのアドバイスをしてくださいました。
松原市の地域の方と交流し、話せる機会を持つことは普段なかなかできません。ましてや田植えができるということは私たちにとって大変貴重な体験です。単純に、昔の人はすごいな、大変だなと思うだけではなく、普段何気なく口にしているお米のありがたさと、安全で安心して頂ける、食の大切さ、人の温かみを感じることが出来ました。
現在の農業において、高齢化とともに後継者不足による農家の減少と耕作放棄地が広がっています。松原市は田んぼがたくさんありますが、今思うと南キャンパス横のコンビニエンスストアも以前は田んぼでした。実際に体験し学ぶことで、気づくことが出来ました。この“気づき”が出来る学生はどれほどいるだろうかと考えました。そして最近では、海外からの安い輸入食品も少なくありません。現在では、国産だと消費者に安心感を与えるため、生産者とその顔がわかるパッケージも増えてきています。安心・安全な農作物を消費者に届けることも大切だと思いました。この田植え体験を通じて様々なことを感じ、学びました。
「食のありがたみ」
3年生 市原怜奈
6月8日(土)松原市 篠本様にご協力いただき、南キャンパスの近くの田んぼで田植え体験を行いました。初めての田植えで、不安もありましたが、すごい楽しみにしていました。当日は雨の心配もありましたが、田植えをしている間は天気ももち、良い状況で臨むことができました。作業は機械で植えた稲が、とんでいるところや、埋もれてしまっているところに稲を植えていくという作業でした。2つの田んぼを15人で手分けして取り掛かりました。初めて味わう田んぼの泥の感触に、足を取られてこけそうになったり、埋もれてしまいUターンが出来なくなったり、あちらこちらで叫び声が聞こえてきました。それと共にこの時期ならではのカエルの鳴き声も聞こえてきて、またそれに反応して叫んでいる人もいました。その光景がすごい面白く、楽しく作業を進めることができました。機械みたいにまっすぐなラインを作るのもすごい難しく、植え終わってからみるとガタガタになってしまっているところもありましたが、篠本様をはじめとした地域の方々のおかげで無事に田植えを終えることができました。田んぼに入っていたのは2時間ほどでしたが、終わった後は本当にみんな疲れ切っていました。
この田植え体験を通じ、毎日美味しいお米を食べることの出来ることは当たり前じゃないことを実感しました。今でこそ機械が導入されていますが、それでも完璧に植えることは出来ないし、昔は全て手作業で行われており、農家の方々のたくさんの苦労の上で私たちの毎日の食事が成り立っているのです。なかなか田植え体験をすることもできないのでそれもすごく良い経験になりましたが、このように食に対してのありがたみに気付けたことが、私にとっては最大の収穫でした。
今の日本では、欲しいものはお金を出せばほとんどのものが手に入ります。食に関しても同じだと思います。しかし、みんなが農家の方々のありがたみに気づかずに生活をしていると消費者だけが増え、生産者が追い付かなくなると思います。日本の農業文化を途絶えさせないためにも、もっとそのことに気付くきっかけ作りをしていく必要性があると思いました。松原市では地産地消を推進しており、学校給食でも松原市産の野菜がでるそうです。子供たちに食の大切さを実感させるとても良い取り組みだと思いました。
最後に、篠本様、地域の方々のおかげでこのような貴重な体験や、食について考えることができ、本当にありがたく思います。田植えをしただけで終わるのではなく、松原市の農業をもっと勉強していきたいと思います。
この田植え体験を通じ、毎日美味しいお米を食べることの出来ることは当たり前じゃないことを実感しました。今でこそ機械が導入されていますが、それでも完璧に植えることは出来ないし、昔は全て手作業で行われており、農家の方々のたくさんの苦労の上で私たちの毎日の食事が成り立っているのです。なかなか田植え体験をすることもできないのでそれもすごく良い経験になりましたが、このように食に対してのありがたみに気付けたことが、私にとっては最大の収穫でした。
今の日本では、欲しいものはお金を出せばほとんどのものが手に入ります。食に関しても同じだと思います。しかし、みんなが農家の方々のありがたみに気づかずに生活をしていると消費者だけが増え、生産者が追い付かなくなると思います。日本の農業文化を途絶えさせないためにも、もっとそのことに気付くきっかけ作りをしていく必要性があると思いました。松原市では地産地消を推進しており、学校給食でも松原市産の野菜がでるそうです。子供たちに食の大切さを実感させるとても良い取り組みだと思いました。
最後に、篠本様、地域の方々のおかげでこのような貴重な体験や、食について考えることができ、本当にありがたく思います。田植えをしただけで終わるのではなく、松原市の農業をもっと勉強していきたいと思います。