清水ゼミ 2年生がゼミ旅行を実施しました
2014年度の基礎演習が終了して3年生になるまでの間に、今後のゼミ活動を行うための基礎を養うため、そしてゼミ仲間の親睦を兼ねてゼミ旅行を実施しました。ディスティネーションを決めるために、ゼミ学生14名全員が自分で考えた旅行の企画書を作成し、パワーポイントを使ってひとり5分間のプレゼンテーションを行いました。14企画の中から投票で選ばれたのが今回の岩間愛さんのプランです。岩間さんは近鉄特急で車内販売のアルバイトをしているので、その経験から特急のサロンカーを利用し、学生の視点で伊勢志摩を効率よく楽しめるプランを企画しました。選ばれた企画を実行するために、各相手先に予約手配から、ツアーの案内、当日のサポートまですべてをマネジメントしたことで、よい勉強になったことと思います。
「初めて旅行を企画して」 3年生 岩間 愛
3回生から本格的に始まるゼミ活動に向けて、14名のゼミ生が自分たちで旅行企画を提案し合い、選ばれた企画を実現させようという目的と、ゼミ生の仲を深めるために春休みにゼミ旅行をしようという案が出ました。ひとりひとりみんなで行きたい場所を考えて旅行プランを作り、5分間でプレゼンを行い最後にひとり一票制で投票し、選ばれた人のツアーにみんなで参加するという大変盛り上がる企画でした。みんなでどこに行けば楽しめるか考えたときに、以前に三重県の志摩地中海村に行ったときのことを思い出し、いつか大人数で行ってみたいと思っていたのでこの場所に決めました。旅行をする上で何が大切なのか考えたときにやはり食だと思い、前回三重県に行ったときに私の中で忘れられない味となった通常の2、3倍はあるプリプリの伊勢海老フライを、ぜひみんなに食べてもらいたくてプランに練り込みました。交通手段には、近鉄特急の伊勢志摩ライナーを選びました。団体のお客様専用の車両なので、ゆったりと向かい合って座れ、みんなでおしゃべりを心おきなく楽しむことができるからです。
私は、旅行を一から企画、計画、実施するのは初めてで、せっかく選んでもらったのだから、みんなが楽しめるような旅行にしたくて一生懸命に考えました。まずは、行程をみんなに知ってもらってより楽しみにしてもらえるように、旅のしおりを作りました。私は、行き当たりばったりで旅行してしまうタイプで、旅程を細かく考えるのにも一苦労しました。次に、旅費を少しでも抑えられるように、地中海村に何度も電話をして値段交渉を行いました。学生団体ということで、かなりサービスしていただきました。特急電車の座席予約については1カ月前からネット予約が出来るのですが、ネットでは隣同士で席が取れているのか分からなく、電話で強くお願いをして隣の席で取っていただきました。
実は出発日が近づくにつれて、旅行のわくわく感より予想外の準備の大変さと当日時間通り旅を実施できるかなど心配が大きくなり、ひとりで勝手にプレッシャーに追われていました。不安が大きすぎて前日はなかなか眠れなくて、みんなを引っ張って行けるようにツアーの旗を手作りしました。みんなを引っ張っていくというめったにできない体験ができて私の中で変化もありました。いつも連れて行ってくれている人に着いて行っているだけの自分を振り返りことができ、それを深く反省もしました。しかし、当日みんなが集合時間より早めに集まってくれたり、たくさん手助けしてくれたり、「めっちゃ楽しい!最高!ありがとう!」と言ってくれることがあまりにもうれしく、一気に不安がなくなり、私自身もとても楽しむことができました。今回は何よりも先生も含め、全員で参加できたことがとてもうれしかったです。こんなに大変ならこれが最後だと途中で思いましたが、無事に旅行を終えたときは、安心と達成感でいっぱいで、「もう一度こんな気持ちを味わいたい!」と、とても前向きな気持ちになっていました。学生の身分でありながら、旅行会社の企画部署でないとできないような旅行の企画、計画、実施をさせていただき、大変貴重な経験をさせていただきました。本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
「親睦が深まったゼミ旅行」 3年生 清水敦弘
去る3月11日私たち清水ゼミ総勢14名は、ゼミ旅行を実施しました。今回のこのゼミ旅行は、旅先は各々が作ってきた旅行プランをプレゼンテーションし、ゼミ生全員の投票で1番票数を獲得したプランに全員で行くという少しゲーム性を持たせた決定方法を採用しました。旅行プランを作成するにあたりゼミ生みんなで決めた旅行コンセプトは、「学生が学生をもてなす団体旅行」というものでした。
12月末日、ゼミの時間に1人1つずつプレゼンテーションしてもらいましたが、全員とても個性的なプランで、実際に旅行会社で学生向けプランとして販売してもよいのではと感じるほどの企画内容でした。このみんなの企画力、プレゼンテーション力を見て、ゼミ旅行企画提案会を計画して本当に良かったなと感じました。
12月末日、ゼミの時間に1人1つずつプレゼンテーションしてもらいましたが、全員とても個性的なプランで、実際に旅行会社で学生向けプランとして販売してもよいのではと感じるほどの企画内容でした。このみんなの企画力、プレゼンテーション力を見て、ゼミ旅行企画提案会を計画して本当に良かったなと感じました。
こうして14企画の中から選ばれた三重県、伊勢志摩地中海村へと出発しました。当日朝9時に鶴橋駅に集合、特急伊勢志摩ライナーのサロンカーに乗車し宇治山田へと向かいました。車内は広々としたテーブル付4人席で、みな到着までの2時間半思い思いの時間を過ごしていました。宇治山田到着後、昼食「でっかいエビフライ」を食べるため、レンタカーで漣本店鳥羽店へと向かいました。漣で食べたエビフライは、今までの人生で食べたエビフライの中で1番大きく、とても美味しかったです。食後、今回の旅の目的地、志摩地中海村へと向かいました。志摩地中海村は、建物1つ1つが本当に美しく、ここは日本ではなく海外なのでは、と思わず錯覚してしまうような空間でした。英虞湾真珠クルーズと夕飯「スペインのコース料理」を楽しみ、夜はみんなで1つの部屋に集まり、心行くまで語り合いました。ここでゼミ生14名の仲が今まで以上に深まったのは言うまでもありません。翌日、眠たい目をこすりながら朝食を食べ、ゼミ旅行最後の目的地「伊勢神宮内宮」へと向かいました。みんなで伊勢神宮を参拝したあと、昼食を兼ねおかげ横丁で食べ歩きをしました。旅の疲れもありましたが、それを忘れ楽しく歩いたことが記憶に残っています。十分に散策を楽しんだ後、おかげ横丁を出発し無事鶴橋に帰ってきました。
今回ゼミ旅行にいって一番良かったなと感じたのは、みんなの仲がより深まったことだと思っています。ゼミ旅行に行く前と行った後でゼミ内の雰囲気が大きく変わり、気を使って話していた者同士が楽しそうに話している姿を見ると、ゼミのリーダーとしてこの上なくうれしく思います。次はゼミ生14名の絆を深め、どんな壁にも立ち向かい明るく楽しいゼミ活動をしていきたいと考えています。