清水ゼミではタイ国政府観光庁(TAT)と共同研究を行っています。4月19日に4年生5名と2021年度の1年間の研究のまとめを報告するためTAT大阪事務所にお伺いしました。タイの商品を扱ったギフトボックスの企画開発と販売という難しい研究課題でしたが、今年度もコロナ禍によりタイ研修を実施できない中、TAT様のご協力のもとに充実した研究を行うことができました。TAT大阪事務所の井上様、村井様、平田様、森井様に心よりお礼を申し上げます。以下、学生の報告です。(清水苗穂子)
「タイ国政府観光庁との共同研究を終えて」
宮本蒼衣
私たちTAT研究チームの5名は、4月19日にタイ国政府観光庁様の大阪事務局を訪れ、約2年間の研究成果発表を行いました。昨年度からメンバー1人が加わり、タイの魅力を日本人の若者層に伝えるために、タイ商品の開発・販売に尽力してきました。
研究を始めた初年度はタイを知るために歴史、文化、観光地などを調べ上げました。また、タイ国政府観光庁様が制作したガイドブック「タイ12の秘宝」を参考にして、特定の地域を絞ってポスター作成をするなど、タイにはまだまだ知られていない魅力ある場所やものがたくさんあることを、ゼミ生でSNSを開設して多くの情報を発信し、タイに興味を持つ若者層を増やすことに取り組みました。
1年かけてタイとそのプロモーションを学ぶための基礎研究を行い、2年目で研究成果を形にせねばなりません。そこで私たちTATチームは、清水ゼミで初の商品開発・販売という大きなチャレンジをすることとなりました。コロナ禍で現地に行くことができず、商品の調達が困難で、どのようなものがタイで人気を集めているのか、日本人の若者層に好まれるものは何なのかなど、情報収集が非常に難しいと感じました。しかし、この時期に発展したオンラインを活用したSNSでの情報収集やタイ現地の方とリモートで会議をしながら、商品選びを行うなど、初めての挑戦ではあったものの、やりがいを感じながら楽しく商品作りができました。そして、コロナ禍で海外旅行に行きにくくなったことから「タイギフトボックス」と題して、自宅で海外旅行気分を味わえるようなタイの食品やカトラリーなどを詰め合わせたボックスを制作しました。コロナ後の海外旅行に行く際はタイを選んでもらえるように、観光地情報などを載せたオリジナルパンフレットも作成して同梱しています。インターネットサイトによるオンラインショッピングで販売し、クレジットカード決済のみの対応としました。販売個数を上限200個とし、受注生産を続けていく予定です。
今後の取り組みとして新たにポップアップストアを開くなど、関西でタイの商品を販売しているお店と協力しながら目標の個数を販売し、タイの魅力を伝えていきたいと考えています。最後の研究成果発表では商品の販売を実現したことをご報告し、タイ国政府観光庁様で作成されたガイドブックの同梱とSNSでの宣伝をお願いし、さらに私たち学生ができる商品の売り方や見せ方を教えていただきました。また、宣伝方法のアドバイスをいただき、これから本格的な販売開始に向けて準備を進めていきたいと考えています。
大学生活で私にとって清水ゼミに所属し、チームで真剣に企業研究を行えたことは自分自身を成長させることにつながり、貴重な経験ができたと感じています。1年後には社会人の一員としてこれまで学んできた経験を活かして一歩一歩歩んでいきたいと思います。
研究を始めた初年度はタイを知るために歴史、文化、観光地などを調べ上げました。また、タイ国政府観光庁様が制作したガイドブック「タイ12の秘宝」を参考にして、特定の地域を絞ってポスター作成をするなど、タイにはまだまだ知られていない魅力ある場所やものがたくさんあることを、ゼミ生でSNSを開設して多くの情報を発信し、タイに興味を持つ若者層を増やすことに取り組みました。
1年かけてタイとそのプロモーションを学ぶための基礎研究を行い、2年目で研究成果を形にせねばなりません。そこで私たちTATチームは、清水ゼミで初の商品開発・販売という大きなチャレンジをすることとなりました。コロナ禍で現地に行くことができず、商品の調達が困難で、どのようなものがタイで人気を集めているのか、日本人の若者層に好まれるものは何なのかなど、情報収集が非常に難しいと感じました。しかし、この時期に発展したオンラインを活用したSNSでの情報収集やタイ現地の方とリモートで会議をしながら、商品選びを行うなど、初めての挑戦ではあったものの、やりがいを感じながら楽しく商品作りができました。そして、コロナ禍で海外旅行に行きにくくなったことから「タイギフトボックス」と題して、自宅で海外旅行気分を味わえるようなタイの食品やカトラリーなどを詰め合わせたボックスを制作しました。コロナ後の海外旅行に行く際はタイを選んでもらえるように、観光地情報などを載せたオリジナルパンフレットも作成して同梱しています。インターネットサイトによるオンラインショッピングで販売し、クレジットカード決済のみの対応としました。販売個数を上限200個とし、受注生産を続けていく予定です。
今後の取り組みとして新たにポップアップストアを開くなど、関西でタイの商品を販売しているお店と協力しながら目標の個数を販売し、タイの魅力を伝えていきたいと考えています。最後の研究成果発表では商品の販売を実現したことをご報告し、タイ国政府観光庁様で作成されたガイドブックの同梱とSNSでの宣伝をお願いし、さらに私たち学生ができる商品の売り方や見せ方を教えていただきました。また、宣伝方法のアドバイスをいただき、これから本格的な販売開始に向けて準備を進めていきたいと考えています。
大学生活で私にとって清水ゼミに所属し、チームで真剣に企業研究を行えたことは自分自身を成長させることにつながり、貴重な経験ができたと感じています。1年後には社会人の一員としてこれまで学んできた経験を活かして一歩一歩歩んでいきたいと思います。