スチューデント・アシスタントによる「まつばらWalk」の報告①

スチューデント・アシスタント/流通学部2年生・古川拓弥

 阪南大学流通学部1年生のプレゼミの授業において実施された「まつばらWalk」に、1年生を支援するスチューデント・アシスタントとして参加しました。「まつばらWalk」とは、流通学部1年生の学生が、阪南大学が立地する松原市という地域を理解するため、フィールド・リサーチの手法を学習するため、「布忍神社」、「スポーツパークまつばら」、「幸南食糧」、「ツムラ本店」を訪問して、見学させていただいたり、お話をお伺いしたりするという取り組みです。
 私が担当したのは、「河内鴨」のブランドを持つツムラ本店を訪問するプログラムです。1年生の学生は、生育期間ごとに分類された飼育小屋や河内鴨を解体する厨房を見学させていただくと共に、ツムラ本店の津村佳彦代表取締役社長より、河内鴨の歴史や飼育の方法、ツムラ本店の経営戦略などについてお話をお伺いしました。地域を理解することやフィールド・リサーチの手法を学習することだけではなく、人間が生きていくために、他の動植物の命をいただいているということを実感する良い機会になったと感じています。
 1年生の学生は、教室に戻り、「合鴨を食材とした大学食堂の新メニューを考えてみよう」という課題に取り組みます。私は、スチューデント・アシスタントとして、可能な限りの支援をしていきたいと考えています。1年生の学生が、どのような提案をするのか非常に楽しみにしています。