阪南大学流通学部 研究室の風景【杉田 宗聴 研究室】

阪南大学流通学部 研究室の風景
杉田 宗聴 研究室

 私の研究テーマはサプライチェーン・マネジメントというもので、ある製品が原材料から完成品となり、消費者に販売されるまでのモノと情報の流れを管理することで経営の効率性を高めたり、顧客サービスを向上させる手法を調べています。
 元々はもっぱら自動車産業を対象に研究していたのですが、「ブランド・マーケティングコース」が出来てからはアパレル・テキスタイル産業のサプライチェーンについてそれに関わるさまざまな企業を訪問させていただき調査を続けています。
 私が手にしているのは、兵庫県の西脇市にある生地メーカーさんと染色業者さんを工場見学させていただいたときに記念品としていただいたものです。西脇市一帯は播州産地と呼ばれていて、国内でも有数の生地産地なんですよ。ちなみに左手に持っているのが先染め織物のサンプル、右手に持っているのが「シャトル」という道具で、生地を織るときに緯糸(よこいと)を通すために実際に用いられていたものです。