卒業生からのMESSAGE [No.7]
「卒業生からのMESSAGE」では、さまざまな分野で活躍する卒業生たちの今を紹介します。
彼らの挑戦や夢、そして未来への思いをお届けします。
彼らの挑戦や夢、そして未来への思いをお届けします。
阪南大学事務職員(学生部 キャリア支援課 所属)
全 隼太さん
- 2016年3月 流通学部(※)卒業
※経営学部の前身学部 - スポーツマネジメントコース 早乙女ゼミ
- 体育会サッカー部 所属
今の仕事の内容や現職に至るまでのキャリアなど
卒業後は母校である本学の事務職員になりました。就活も経験しましたが、最終的にはサッカー部出身の先輩職員の存在、学生と関われる仕事への興味、この2点から入職を決めました。1年目は学産官民連携に関する仕事を担当する社会連携課に所属していましたが、2年目から現在に至るまでの約8年間はキャリア支援課(キャリアセンター)で勤務しており、自身のキャリアのメインになっています。主な仕事内容として、時には自分が講師を務めることもある就職支援セミナーの企画や学生と企業の出会いをつくる合同企業説明会などのイベント企画・運営、学生との就職相談などを行っています。学生時代には予想もしていなかったキャリアですが、採用担当者との交流や国家資格キャリアコンサルタント取得、学生相談などの過程では、世の中の様々な仕事や価値観・考えに触れられ、日々新しい発見があります。また人生の重要な分岐点である就職活動、進路選択に関われる仕事には大きなやりがいを感じています
在学中に力を入れたこと
体育会サッカー部に所属していました。本学サッカー部は全国屈指の強豪校でこれまでに60名以上のJリーガーを輩出してきたほか、私が大学1年次の2012年や昨年2024年には大学日本一にも輝いています。そんな中でトップチームに加わることは到底無理でしたが(笑)、所属チーム「阪南大クラブ」で4年次に出場した全国社会人サッカー選手権大会では準優勝し、社会人リーグ約5000チームの中で2位になりました。また文武両道をめざす、なんて大層な事は全く考えていませんでしたが、最低限やるべきことはやらないと、と授業に出席していた中で学部成績優秀者に選ばれることもありました。そもそも高校生の時には大学には行かずに就職し、サッカーも辞めようと考えていました。途中で考えを改め大学進学の道を選択しましたが、最後まで続けたサッカーや様々な人との出会いがあった学生生活は大きな達成感と充実感があり、その後のキャリアにも自信を持って踏み出す力を与えてくれたように思います。
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クラブ活動風景1
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クラブ活動風景2
後輩や高校生に向けたメッセージ
キャリア理論の中に「計画的偶発性理論」というものがあります。これは「個人のキャリアの8割は、予期せぬ偶然の出来事の連続によって形成される。しかし、その偶発的な出来事は主体性や努力によって意図的に生み出すことができる。またその出来事を避けるのではなく最大限活用することが、キャリアを形成するうえで最も重要である」という考え方です。
将来から逆算して今やるべきことに取り組むのも一つですが、変化の激しい時代ですし、自分自身の興味・関心も変化していく中で、何が将来に繋がるかはわかりません。だからこそ、一見ムダに思えるようなこと含め、あらゆることに興味を持って、色々な機会に首を突っ込みながら、自分自身のキャリアを作っていってください!!
将来から逆算して今やるべきことに取り組むのも一つですが、変化の激しい時代ですし、自分自身の興味・関心も変化していく中で、何が将来に繋がるかはわかりません。だからこそ、一見ムダに思えるようなこと含め、あらゆることに興味を持って、色々な機会に首を突っ込みながら、自分自身のキャリアを作っていってください!!