学生会がコロナ禍でできるイベントを企画してくれました

 国際観光学部には、学生主体の活動の中心的役割を担う「国際観光学部学生会」という組織があります。学生会は例年、ゼミ報告会や七夕まつり、ソフトボール大会など、学生が学びや交流を深めるためのイベントを主催していますが、今年度はコロナ禍でほとんどのイベントが開催できない状況です。その中で、今だからこそできるイベントとして、「国際観光フォトコンテスト2020」を企画してくれました。イベントの開催経緯や詳しい内容については学生会委員長による以下の報告に委ねますが、多くの授業がオンラインで開講され、学生同士の交流機会が少ない中で、フォトコンテストは意義深いイベントとなりました。
 審査には学生会だけでなく、来村多加史先生、大谷新太郎先生も加わってくださり、入選作3点が決まりました。学内でも入選作が公開されていますが、以下でも合わせて紹介します。近年、SNSをきっかけに旅行に行く人も増えていますが、このような時期だからこそ、旅の大切さを多くの学生に知って欲しいと思います。(森重昌之)

旅行好きの学生が多い、国際観光学部ならではのイベント
 国際観光学部学生会委員長 上野山大智(国際観光学部3年)

 皆さんこんにちは。国際観光学部学生会委員長の上野山大智です。
 今回、国際観光学部学生会が9月28日から10月27日の期間で開催した「国際観光学部フォトコンテスト2020」では、作品をご応募いただき、誠にありがとうございます。おかげさまで素敵な作品が集まり、選考に苦労するほどでした。ご応募いただいた皆様には心から感謝申し上げます。
 学生会が毎年開催している「新入生オリエンテーション」、「七夕まつり」、「ソフトボール大会」、「ハロウィンパーティー」など、大学で直接行っていたイベントが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催できない状況でした。今回開催した「国際観光学部フォトコンテスト2020」は、こういった状況の中でも学生の皆さんに交流し、楽しんでいただける方法はないかと考え、企画したイベントです。
 国際観光学部の学生に、大学生になって旅先で撮った自慢の写真とタイトルを募集し、集まった作品から上位3名に景品が贈呈するという内容でした。審査員には私たち学生会に加え、国際観光学部で特に写真がお好きな大谷新太郎先生、來村多加史先生のお二人にご協力いただき、平等かつ公平な審査を行いました。その結果、素晴らしい3作品が選ばれたと思います。
 応募方法ではメールに加え、InstagramやTwitterでハッシュタグを付けて応募することも可能にしました。私たちがただ写真を募集するだけではなく、学生同士で共有してもらうことで、共感や新たな発見のきっかけをつくることも狙いました。残念ながら、今回はSNSでの応募が少ない結果となりましたが、SNSでの応募作品を含め、ご応募していただいた作品すべてが素晴らしく、審査員の先生方も選考にとても悩まれていました。また、私も学生会の審査員の一人として応募作品を拝見しましたが、作品に使われた写真のすべてに、応募者の込められた思いが感じられました。撮り方や角度にこだわった写真、自然な雰囲気の中で一瞬を逃さず撮られた写真、主観で自分の見たままの世界を映した写真など、届いた作品を確認するのを毎日楽しみにしていました。
 「国際観光学部フォトコンテスト」は今回が初めてのイベントでしたが、観光に関心があり、旅行好きな学生の多い、国際観光学部ならではの良いイベントになったと思います。第2回フォトコンテストを開催する際には、今回見つかった改善点も踏まえて、皆さんにより楽しんでいただける、意味のあるイベントになるように尽力してまいります。今回参加いただいた方、そして参加できなかった方も、次回の参加をお待ちしております。あなたの自慢の写真を共有しましょう。

入選作の紹介

  • 1位「一番感動した景色」(国際観光学部4年・中野幹矢)

  • 2位「イルカの世界」(国際観光学部2年・古川歩由梨)

  • 3位「海と空と下灘駅と私たち」(国際観光学部4年・中島朋香)