大阪の観光資源や魅力を掘り下げ、今後の観光政策を展望します

 阪南大学が立地する大阪。古くは難波宮が置かれ、江戸時代には「天下の台所」と知られ、近代には大大阪時代として名を馳せました。そして、2025年には「大阪・関西万博」の開催を控えています。大阪は観光学を学ぶ上で打ってつけの地域です。
 そこで、国際観光学部では今年度から名桜大学との交換留学を始めたことを機に、後期授業から新たに「大阪観光学」を開講しました。本学部教員は、さまざまな場面で大阪の観光振興にかかわっています。この授業では、教員それぞれの経験や専門性を生かし、大阪の観光資源や魅力を掘り下げるとともに、今後の観光政策を展望していきます。これらを通して、観光学の側面から私たちの地元・大阪を多面的に読み解き、大阪の理解を深めていくとともに、大阪の観光を応援するきっかけをつくり出していきます。

【各回の授業テーマと担当教員】
第1回 授業ガイダンス、大阪の市町村と交通網(森重昌之)
第2回 大阪の自然と歴史(來村多加史)
第3回 大阪の観光政策とコロナ禍(長谷川明彦)
第4回 大阪平野に形成された中・近世都市(和泉大樹)
第5回 近世大坂の都市形成(來村多加史)
第6回 上方芸能の伝統と現在(松村嘉久)
第7回 大阪の祭り文化(渡辺和之)
第8回 地下鉄御堂筋線の歴史から見る近代都市大阪(鷲﨑秀一)
第9回 大阪と博覧会-大阪万博と千里ニュータウン開発(塩路有子)
第10回 大阪から西へ向かう船旅(大谷新太郎)
第11回 大阪の集客ビジネス動向(福本賢太)
第12回 大阪の着地型観光(清水苗穂子)
第13回 大阪のコンテンポラリーアーティスト(堀内史朗)
第14回 Looking back and looking forward-2つの万博と大阪(Matthew Caldwell)
第15回 授業の振り返り、まとめ(森重昌之)
  • 大阪平野