国際観光学部にはさまざまな入試制度がありますが、その中でもAO入試については、学部活動に積極的に参加するモチベーションの高い人材、将来地域で観光分野の活動にかかわりたいと考えている人材を求めています。そこで、大学入学前に彼らのコミュニケーションを深める目的で、2013年12月21日(土)に南キャンパスで、2014年度AO入試(スタンダード型、観光地域型、帰国生徒型)の合格者を対象としたプレゼミナール(入学前教育)を実施しました。
当日は、はじめに松村学部長から入学に向けた心構えや事前に準備すべきことについて、最近の観光事情を交えながらお話しいただきました。その後、5つのグループに分かれ、「大学になってみんなで行ってみたい場所を考える」というテーマでワークショップを行いました。初めてワークショップを体験する高校生もいましたが、入学後にワークショップを体験している先輩のサポートを受けながら、各グループがユニークな旅行を企画していました。そして、最後に今年4月に入学予定の仲間や先輩、教員と懇親を図るためのティーパーティを行いました。
昨年度に続き、今回も同じAO入試制度で合格した1、2回生(先輩)15人が企画や事前準備、当日の司会進行、ワークショップのサポートなどをすべて行いました。当日は合格対象者の高校生30名が参加し、大いに賑わいました。高校生にとっては先輩の国際観光学部に対する熱い思いが伝わり、1、2回生にとっては改めて学生生活を振り返る良い機会になりました(報告:森重昌之)
※この学生教育研究活動は阪南大学学会より補助を受けています。
当日は、はじめに松村学部長から入学に向けた心構えや事前に準備すべきことについて、最近の観光事情を交えながらお話しいただきました。その後、5つのグループに分かれ、「大学になってみんなで行ってみたい場所を考える」というテーマでワークショップを行いました。初めてワークショップを体験する高校生もいましたが、入学後にワークショップを体験している先輩のサポートを受けながら、各グループがユニークな旅行を企画していました。そして、最後に今年4月に入学予定の仲間や先輩、教員と懇親を図るためのティーパーティを行いました。
昨年度に続き、今回も同じAO入試制度で合格した1、2回生(先輩)15人が企画や事前準備、当日の司会進行、ワークショップのサポートなどをすべて行いました。当日は合格対象者の高校生30名が参加し、大いに賑わいました。高校生にとっては先輩の国際観光学部に対する熱い思いが伝わり、1、2回生にとっては改めて学生生活を振り返る良い機会になりました(報告:森重昌之)
※この学生教育研究活動は阪南大学学会より補助を受けています。
学生スタッフの声
やる気に満ちた新入生
国際観光学部2年 奥田輝人
私は、12月21日土曜日午後1時より実施された、「2014年度合格者対象プレゼミナール」に、学生スタッフとして参加させていただきました。このプレゼミナールには昨年も参加させていただき、今回で2回目の参加となりました。私自身のプレゼミナールを合わせると、今回が3回目になります。
1ヶ月ほど前からプレゼミナールの準備を始め、昨年のAO入試で入学した1回生とともに、当日に向けてのワークショップのテーマを決め、必要なものも準備をしました。新入生に楽しんでもらえるような工夫を込めたアイディアを考えるのは、夜まで続きました。
当日は雨が降る中、AO入試のスタンダード型や観光地域型、帰国生徒型で合格した学生が出席しました。国際観光学部らしく、各都道府県や帰国子女の方まで、学生の所在地がさまざまに広がっているにもかかわらず、多くの高校生が出席してくれました。
開催の挨拶として、学部長からお言葉をいただきました。その後、新入生は5つのグループに分かれて、ワークショップを行いました。
今回のテーマは「大学生活の中で、みんなで行きたい場所」でした。このテーマに最初、高校生は悩みながらも必死に取り組んでいました。ワークショップは初めてという高校生が多く、私たちのグループでは、昨年のプレゼミナールを経験している1回生が軸となり、高校生とのコミュニケーションを取りながら、テーマに基づいて結論を出していました。
各グループでの議論の後、高校生は短時間でしっかり仕上げたものを発表しました。さらに、各グループがさまざまな印象を残しながら、大きな声でハキハキと発表していて、驚くとともに感心しました。
各グループの発表が終わると、学部長から優秀賞のグループが発表され、ワークショップは盛り上がる中で、無事に終了となりました。その後、食堂で高校生との懇親会となり、みんなでケーキを食べながら、自己紹介や特技、お互いの話をしながら交流を深めていました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後に記念の集合写真を撮影し、すべての予定が終了となりました。
今回、2度目のプレゼミナールのスタッフを経験して、新入生の勢い・やる気、観光に対する意志の強さを感じました。また、2回生となった今、入学する前からこのように観光に対する思いを高めていたものが低下していたので、今回のプレゼミナールを通して国際観光学部への想いが再び強くなり、3回生への自覚と自信につながる何かを得るきっかけになるとともに、有意義で充実した1日を過ごせたのではないかと感じました。
1ヶ月ほど前からプレゼミナールの準備を始め、昨年のAO入試で入学した1回生とともに、当日に向けてのワークショップのテーマを決め、必要なものも準備をしました。新入生に楽しんでもらえるような工夫を込めたアイディアを考えるのは、夜まで続きました。
当日は雨が降る中、AO入試のスタンダード型や観光地域型、帰国生徒型で合格した学生が出席しました。国際観光学部らしく、各都道府県や帰国子女の方まで、学生の所在地がさまざまに広がっているにもかかわらず、多くの高校生が出席してくれました。
開催の挨拶として、学部長からお言葉をいただきました。その後、新入生は5つのグループに分かれて、ワークショップを行いました。
今回のテーマは「大学生活の中で、みんなで行きたい場所」でした。このテーマに最初、高校生は悩みながらも必死に取り組んでいました。ワークショップは初めてという高校生が多く、私たちのグループでは、昨年のプレゼミナールを経験している1回生が軸となり、高校生とのコミュニケーションを取りながら、テーマに基づいて結論を出していました。
各グループでの議論の後、高校生は短時間でしっかり仕上げたものを発表しました。さらに、各グループがさまざまな印象を残しながら、大きな声でハキハキと発表していて、驚くとともに感心しました。
各グループの発表が終わると、学部長から優秀賞のグループが発表され、ワークショップは盛り上がる中で、無事に終了となりました。その後、食堂で高校生との懇親会となり、みんなでケーキを食べながら、自己紹介や特技、お互いの話をしながら交流を深めていました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後に記念の集合写真を撮影し、すべての予定が終了となりました。
今回、2度目のプレゼミナールのスタッフを経験して、新入生の勢い・やる気、観光に対する意志の強さを感じました。また、2回生となった今、入学する前からこのように観光に対する思いを高めていたものが低下していたので、今回のプレゼミナールを通して国際観光学部への想いが再び強くなり、3回生への自覚と自信につながる何かを得るきっかけになるとともに、有意義で充実した1日を過ごせたのではないかと感じました。
期待と不安のプレゼミナール
国際観光学部2年 平山あかね
12月21日土曜日に、来年度の新1回生となるAO入試合格者のプレゼミナールを行いました。今回、私はプレゼミナールのスタッフのリーダーとして参加しました。私たちも先輩にプレゼミナールをしてもらった経験があるので、その時に良かったことなどを思い出しながら、当日のタイムスケジュールを組んでいきました。
私は2年前のプレゼミナールに参加する前、その時に持っていた「大学はどんなところか」、「大学に馴染めるか」、「友達はできるのか」など、たくさんの不安がありました。参加してみると、最初はみんなとあまり話すこともできずにいましたが、懇親会が開かれると、同級生たちとも話が弾んでいき、先輩方ともたくさんお話をしていただき、不安に思っていた気持ちも消え、「早く入学したい」と思えるようになりました。そこで、次の新1回生がどのようにしたら親睦を深めてもらえるか、阪南大学国際観光学部の持っている雰囲気を理解してもらい、馴染んでもらえるかを中心に、当日の流れなどを1ヵ月前から何度も打ち合わせをし、事前準備をしてきました。
そして、プレゼミナールのスタッフとしての当日が来ました。
受付をしていると、高校生のみんなはまだ緊張している様子で、すごくかわいく思いました。「以前の私もこのように緊張していたな」などと思い出しました。そこで、受付をしながら少しでも緊張をほぐしてあげられるように、話かけたり、新入生同士が話したりできるような雰囲気づくりを心がけました。
午後1時にプレゼミナールが始まり、学部長の挨拶、在学生の挨拶がありました。そして、ワークショップが始まりました。今回のワークショップのテーマは「長期休暇中にどこに旅行に行くか」でした。5つのグループに分かれ、ポスターセッションによる発表を行いました。新入生のみんなにどのようにわかりやすく説明するかなど考えましたが、飲み込みが早く、やり方を覚えると意見がたくさん出てきて、新入生同士も会話を始め、楽しくワークショップを行うことができました。どこのチームも個性が出ており、意識の高さなどを思い知らされ、感心と同時に私も頑張らなくてはと決意新たにしました。
ワークショップが終わると、食堂で懇親会です。懇親会では、ケーキとジュースを楽しみながら先輩も一緒に席に座り、親睦を深めていきました。司会者が進行しながら、みんなの自己紹介や特技などを披露してもらい、懇親会は盛り上がりました。懇親会が終わり、プレゼミナールは終了になりましたが、高校生はお互いに連絡先を交換するなど、高校生同士で交流を広めているところを見ると、昔の私たちと重なり、懐かしく思いました。新入生が帰った後、プレゼミナールのスタッフで片付けを行い、反省点や今回の新入生の姿勢、取り組みなどに話の花を咲かせました。
今回、プレゼミナールのスタッフを担当し、企画する側の難しさや楽しさを知ることができました。タイムスケジュールを組んでも、やはりその通りに動くことができなかったなど、反省点もありましたが、無事にプレゼミナールを成功することができ、達成感を感じました。高校生の意欲に触れることで、私もこれからの学生生活を見直す良い機会になりました。
私は2年前のプレゼミナールに参加する前、その時に持っていた「大学はどんなところか」、「大学に馴染めるか」、「友達はできるのか」など、たくさんの不安がありました。参加してみると、最初はみんなとあまり話すこともできずにいましたが、懇親会が開かれると、同級生たちとも話が弾んでいき、先輩方ともたくさんお話をしていただき、不安に思っていた気持ちも消え、「早く入学したい」と思えるようになりました。そこで、次の新1回生がどのようにしたら親睦を深めてもらえるか、阪南大学国際観光学部の持っている雰囲気を理解してもらい、馴染んでもらえるかを中心に、当日の流れなどを1ヵ月前から何度も打ち合わせをし、事前準備をしてきました。
そして、プレゼミナールのスタッフとしての当日が来ました。
受付をしていると、高校生のみんなはまだ緊張している様子で、すごくかわいく思いました。「以前の私もこのように緊張していたな」などと思い出しました。そこで、受付をしながら少しでも緊張をほぐしてあげられるように、話かけたり、新入生同士が話したりできるような雰囲気づくりを心がけました。
午後1時にプレゼミナールが始まり、学部長の挨拶、在学生の挨拶がありました。そして、ワークショップが始まりました。今回のワークショップのテーマは「長期休暇中にどこに旅行に行くか」でした。5つのグループに分かれ、ポスターセッションによる発表を行いました。新入生のみんなにどのようにわかりやすく説明するかなど考えましたが、飲み込みが早く、やり方を覚えると意見がたくさん出てきて、新入生同士も会話を始め、楽しくワークショップを行うことができました。どこのチームも個性が出ており、意識の高さなどを思い知らされ、感心と同時に私も頑張らなくてはと決意新たにしました。
ワークショップが終わると、食堂で懇親会です。懇親会では、ケーキとジュースを楽しみながら先輩も一緒に席に座り、親睦を深めていきました。司会者が進行しながら、みんなの自己紹介や特技などを披露してもらい、懇親会は盛り上がりました。懇親会が終わり、プレゼミナールは終了になりましたが、高校生はお互いに連絡先を交換するなど、高校生同士で交流を広めているところを見ると、昔の私たちと重なり、懐かしく思いました。新入生が帰った後、プレゼミナールのスタッフで片付けを行い、反省点や今回の新入生の姿勢、取り組みなどに話の花を咲かせました。
今回、プレゼミナールのスタッフを担当し、企画する側の難しさや楽しさを知ることができました。タイムスケジュールを組んでも、やはりその通りに動くことができなかったなど、反省点もありましたが、無事にプレゼミナールを成功することができ、達成感を感じました。高校生の意欲に触れることで、私もこれからの学生生活を見直す良い機会になりました。