公益社団法人色彩検定協会の「成績優秀者・優秀団体表彰制度」において、本学学生の資格取得に対する取組みが評価され、2020年度短大・大学の部「色彩検定協会奨励賞」を受賞しました。

色彩検定とは

色彩検定とは、公益社団法人色彩検定協会が実施する色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。
近年、【色】に対する需要が高まっています。
これまでは、【色】=美 として、ファッション・インテリア・建築業界をイメージするものでした。
しかし、色の理論や及ぼす効果への着目により、【色】の影響が大きいことから、前述業界のみならずIT業界、医療機関、金融機関、広告出版業界など、ほぼ全ての業界で色彩理論が活かされており、このような背景から、様々な方が色彩検定を受検しています。
本学における2020年度色彩検定2級合格者状況
色彩検定2級 講座受講者14名 
         合格者11名

学生インタビュー

国際観光学部 桑原あかりさん

私は国際観光学部に所属し、タイ国政府観光庁共同研究に取り組んでいます。将来、化粧品業界で商品企画、パッケージやビジュアル等に携わる仕事がしたいと考え、3年次生で色彩検定にチャレンジしました。科学的な視点など、想像していたものより内容が深く驚きもありましたが、丁寧でわかりやすい講義内容だったため、学ぶことは苦ではありませんでした。また、色に関する新しい発見も多く、楽しんで学習することができました。
資格取得後、得た知識をもとに配色や光の効果を考えながら自室の模様替えを行いました。居心地の良い空間が完成したことで、自分自身の「色」に対する認識が大きく変わったと実感しています。
色彩検定は、色の特徴や効果、影響を知ることによりファッションやインテリアだけではなく、日常生活など様々な場面で活かすことのできる資格です。また、資格取得はスキルアップや自信に繋がると共に、自分自身の将来に必ず役立つものだと思っています。皆さんも在学中にぜひチャレンジしてみてください!

本学の取組み

本学は5つの学部が存在し、様々な目標を持った学生が在籍しています。
そうした背景から、「自身の目標」だけでなく、他の業界や志望を持った仲間とのコミュニケーションにより、新たな発見や情報が得られ、視野が広がるという相乗効果を意識してもらえるようなアドバイスを心がけています。
また、資格取得により自らの頑張りを形にすることで、これから社会に出た時に待ち受ける困難も乗り越えていける本当の「自信」を実感してもらえるよう、スタッフは一人ひとりの学生と向き合っています。