本学では今年度より併設校である阪南大学高等学校との「高大連携プログラム」として、入学前既修得単位制度の運用を開始しました。
 高等学校2年終了目前、3月のこの時期に、大学で開講している実際の科目を受講し、総合進学コースの生徒諸君が単位を取得するというプログラムです。
 その記念すべき第1期生38名が、3月13日~17日の5日間、1日3コマ全15回の授業を受講し、田上学長より修了証を授与されました。何よりもここに記しておきたいことは、38名が誰一人として途中で諦めずに最後まで受講し、単位が取得できたという結果です。
 大学での通常授業時間は、1コマ90分。それを1日3コマ。単純に計算して270分。高等学校では、1時間50分。6限までで300分。ほぼ同じくらいの時間とはいえ、50分からいきなり90分は、不安でもあり、「大変!」の一語に集約されるところかと思います。特に、春休みのこの時期、新年度に向けてホッとしていられる中で、本学初のプログラムに挑戦してくれたことは感謝でもあります。
 最期のレポートには、38名それぞれが成長を実感し、「出来る自分自身」との出会いをしてくれた内容が記されていました。
初日の表情からは想像もできないような達成感に溢れた38の笑顔。これに出会えた瞬間、5日間のプログラム完了を成し遂げた勇者たちに喝采しかありませんでした。
  • 神尾副学長の授業

  • 田上学長からの言葉

  • 修了証の授与

  • ”神尾組”のオリジナルステッカーをもってポーズ

さいごに…

38名の阪南大学高等学校の皆様、本企画に参加していただきありがとうございました。そして、5日間のプログラム本当にお疲れ様でした。
もうすぐそこに新たな年度が近づいてきています。
皆さんのこの1年間が、今まで以上に実り豊かで、希望に満ちた時間となりますことを願っています。

(教務課:プロジェクトリーダー 河野 千春)