令和5年度 松原市アドバンスト・インターンシップ成果発表会を開催しました

~チームでの「リアルな就業体験」を通じて、
  様々な教育課題の解決に向けた政策提案を~

令和6年2月24日、阪南大学にて、松原市教育委員会主催の「松原市アドバンスト・インターンシップ」の発表会が開催されました。約半年間にわたり、4つの大学(阪南大学、大阪大谷大学、桃山学院教育大学、四天王寺大学)からの学生たちが教育現場における様々な課題に対処するために立案した施策を発表しました。
会場には、澤井松原市長をはじめ、大阪府議会議員、松原市議会議員など多くの市の関係者の皆様にもご出席いただきました。学生たちは、緊張しながらも、多くの聴衆の前で堂々としたプレゼンテーションを行いました。
美濃教育長の開会挨拶では、「変化が激しいこの時代において、学校現場が抱える課題も急速に変化しています。これらの課題を解決していくためには、学生たちの柔軟な発想が不可欠です。実際、昨年度の同インターンシップで提案されたアイデアのエッセンスは、松原市教育委員会の新たな政策に取り入れられました。今回も1期生と同じようになることを期待しています。」と述べられました。この言葉どおり、発表内容は課題解決のためのヒントへ繋がる内容ばかりでした。
また、第2部では本学の早乙女誉教授とミズノ株式会社 城坂 知宏 氏による「スポーツで松原をもっと元気に!」の特別講演が行われ、阪南大学が取り組みを行っている循環型のスポーツクラブの取り組み内容、そして今後の松原市のスポーツへの取り組みの展望が語られました。

松原市アドバンスト・インターンシップとは

新しいインターンシップの形として、チームとして取り組む課題や実習の期間・時間帯などは全て学生の自主性に委ねるとともに、事務局職員とのディスカッションや学校現場等への調査・分析などを経て、学生という児童生徒により近い立ち位置から様々な教育課題の解決に向けたチャレンジングな政策提案を行うという、従来のインターンシップとは一線を画した取組みとなっています。

発表会概要

■日時:令和6年2月24日(土)14:00~17:15(受付:13:15~)
■場所:阪南大学 本キャンパス1号館2階 フロンティアホール
松原市天美東5-4-33 TEL 072-332-1224(代表)
■発表内容
・「海外にルーツを持つ児童生徒の声から考える教育の課題」
・「外国にルーツをもつ子どもへの教材・教具がどのような効果をもたらすのか」
・「部活動がこれからも在り続けるために」
・「ルールメイキング促進のための交流会」
■特別講演  
阪南大学 早乙女 誉 氏/ミズノ株式会社 城坂 知宏 氏
「スポーツで松原をもっと元気に!」