2024年3月18日(月)に大阪城ホールにて行われた、「2023年度卒業式」ですが、今年度の卒業式は「コロナ禍での約束」をテーマに特別な式典となりました。今回卒業した学生の多くは新型コロナウイルス感染症の影響で入学式が中止となり、大学生活においても様々な制限を受けてきました。また、同じく新型コロナウイルス感染症の影響により、卒業式ができなかった4年前の2019年度卒業生もお招きしました。
”コロナ”という未知のウイルスの出現によって、世界中が混乱し、2023・2019年度卒業生についてもそれぞれが悔しい思いを味わってきました。
今回の式典においては、それらの思いを晴らす式典になったのではないでしょうか。式典の最後には全員でマスクを天に投げるといったパフォーマンスを行いました。
”コロナ”という未知のウイルスの出現によって、世界中が混乱し、2023・2019年度卒業生についてもそれぞれが悔しい思いを味わってきました。
今回の式典においては、それらの思いを晴らす式典になったのではないでしょうか。式典の最後には全員でマスクを天に投げるといったパフォーマンスを行いました。
2019年度生答辞
まずは本日、私たち令和元年度卒業生のためにこのような機会を設けていただき、学長・教職員をはじめとする関係者の皆様、大学後援会の皆様、そして今回の卒業式を企画運営いただいた学生会の皆様に心より御礼申し上げます。桃の蕾がほころぶ季節、この時期になると、ちょうど4年前、卒業式が中止となり、卒業証書も郵送で自宅に届いた、あの日のことを思い出します。
「卒業式にまた会えるから」と、その日のためにとっておいた友達や先生方に伝えたかった感謝の言葉は、今日まで行き場を失い、それぞれの心の内側に残ったままでした。しかし、本日の卒業式の知らせを目にした時、伝えきれなかったおもいを伝えられる嬉しさが胸一杯にこみ上げました。
私にとって阪南大学で過ごした4年間は、濃密な時間でした。友達と何気なく過ごしていた学食での時間、ゼミ生と切磋琢磨してきた時間、何度も訪問した先生の研究室での時間や本に囲まれた図書館で過ごした時間。阪南大学で過ごしたすべての時間、そこで出逢った方々、遭遇した出来事や経験、その全てが当時も今もこれからも私にとっての御守りです。
いま思えば未知のウィルスの拡大は、当時、大学という安心安全の居場所から、未知の社会へ飛び出す私たちにとって、大きな警鐘だったのかもしれません。学びたい事を学び、疑問を投げかけ、それに答えてくれる相手がいる、というあたりまえの環境がとてつもなく幸せな時間だったのだと社会人になってから何度も実感しました。もしコロナがなければ、目の前にあったはずのこの幸せに気づかず今を過ごしたかも知れません。いま過ぎ去った時間の大切さを噛みしめ、め、その重要性と今在る幸せに気付けたこと。このことは、私たちにとってとても大事なことだと思います。
本日、この思いを胸に、この卒業式に参加出来たことにより、「よし、また頑張っていこう」、と背筋が伸びました。阪南大学の卒業生であるという事実を誇りに、明日からも日々に埋没せずに、地に足をつけて今を生きていきます。
ここで改めて私たちとの約束を果たしてくださったことに、厚く御礼申し上げます。
最後に阪南大学のますますのご発展を心より祈念して、令和元年度卒業生代表の答辞といたします。
「卒業式にまた会えるから」と、その日のためにとっておいた友達や先生方に伝えたかった感謝の言葉は、今日まで行き場を失い、それぞれの心の内側に残ったままでした。しかし、本日の卒業式の知らせを目にした時、伝えきれなかったおもいを伝えられる嬉しさが胸一杯にこみ上げました。
私にとって阪南大学で過ごした4年間は、濃密な時間でした。友達と何気なく過ごしていた学食での時間、ゼミ生と切磋琢磨してきた時間、何度も訪問した先生の研究室での時間や本に囲まれた図書館で過ごした時間。阪南大学で過ごしたすべての時間、そこで出逢った方々、遭遇した出来事や経験、その全てが当時も今もこれからも私にとっての御守りです。
いま思えば未知のウィルスの拡大は、当時、大学という安心安全の居場所から、未知の社会へ飛び出す私たちにとって、大きな警鐘だったのかもしれません。学びたい事を学び、疑問を投げかけ、それに答えてくれる相手がいる、というあたりまえの環境がとてつもなく幸せな時間だったのだと社会人になってから何度も実感しました。もしコロナがなければ、目の前にあったはずのこの幸せに気づかず今を過ごしたかも知れません。いま過ぎ去った時間の大切さを噛みしめ、め、その重要性と今在る幸せに気付けたこと。このことは、私たちにとってとても大事なことだと思います。
本日、この思いを胸に、この卒業式に参加出来たことにより、「よし、また頑張っていこう」、と背筋が伸びました。阪南大学の卒業生であるという事実を誇りに、明日からも日々に埋没せずに、地に足をつけて今を生きていきます。
ここで改めて私たちとの約束を果たしてくださったことに、厚く御礼申し上げます。
最後に阪南大学のますますのご発展を心より祈念して、令和元年度卒業生代表の答辞といたします。
令和六年三月十八日
令和元年度 卒業生代表
濱 里 柚 夏
令和元年度 卒業生代表
濱 里 柚 夏
2023年度生答辞
穏やかな陽光が心地よく、清々しい風がそよぎ、春の訪れを感じる季節がやってきました。本日は、私たち卒業生のために素晴らしい式典を挙行していただき、心より感謝申し上げます。また、お忙しい中、ご臨席賜りました学長をはじめとする諸先生方、並びに関係者の皆様に、卒業生一同、心より御礼申し上げます。
4年前、私たちは新入生として阪南大学に入学しました。入学式はコロナ禍の影響で本来の格式を保てず、寂しいものでしたが、その時から私たちは新たな挑戦を受け入れる覚悟を決めました。大学生活は思ったよりも困難でした。オンライン授業やイベントの中止、友人との交流の減少など、当初の予想を大きく下回る厳しい現実がありました。しかし、そのような状況の中でも、私たちは助け合い、支え合いながら前に進むことができました。キャンパスの外での活動が制限されたことで、自らの内面と向き合い、成長する機会を得ることができたのも事実です。
卒業を迎える今、私たちはさまざまな道を選択することになります。未来への不安と期待が入り混じる中、私たちは阪南大学での経験を胸に、新たな挑戦に臨んでいきます。阪南大学で得た知識や経験が私たちの力となり、困難に立ち向かいながらも成長し続けることを誓います。
最後になりますが、私たちが無事に卒業を果たすことができたのも、学校関係者や家族の支えがあったからこそです。心より感謝申し上げるとともに、阪南大学のさらなる発展と後輩たちの成功を心より願っております。
以上をもちまして、流通学部231名、経済学部277名、経営情報学部211名、国際コミュニケーション学部177名、国際観光学部159名の卒業生並びに大学院企業
情報研究科9名の修了生代表の答辞といたします。
4年前、私たちは新入生として阪南大学に入学しました。入学式はコロナ禍の影響で本来の格式を保てず、寂しいものでしたが、その時から私たちは新たな挑戦を受け入れる覚悟を決めました。大学生活は思ったよりも困難でした。オンライン授業やイベントの中止、友人との交流の減少など、当初の予想を大きく下回る厳しい現実がありました。しかし、そのような状況の中でも、私たちは助け合い、支え合いながら前に進むことができました。キャンパスの外での活動が制限されたことで、自らの内面と向き合い、成長する機会を得ることができたのも事実です。
卒業を迎える今、私たちはさまざまな道を選択することになります。未来への不安と期待が入り混じる中、私たちは阪南大学での経験を胸に、新たな挑戦に臨んでいきます。阪南大学で得た知識や経験が私たちの力となり、困難に立ち向かいながらも成長し続けることを誓います。
最後になりますが、私たちが無事に卒業を果たすことができたのも、学校関係者や家族の支えがあったからこそです。心より感謝申し上げるとともに、阪南大学のさらなる発展と後輩たちの成功を心より願っております。
以上をもちまして、流通学部231名、経済学部277名、経営情報学部211名、国際コミュニケーション学部177名、国際観光学部159名の卒業生並びに大学院企業
情報研究科9名の修了生代表の答辞といたします。
令和六年三月十八日
令和五年度 卒業生代表
経営情報学部 経営情報学科
東 優介
令和五年度 卒業生代表
経営情報学部 経営情報学科
東 優介