近年、企業の採用選考において、応募者の人柄や雰囲気をより深く理解し、表現力やコミュニケーション力を評価すること、さらには採用コストの削減を目的に、動画制作を取り入れている企業が増えています。そこで、例年高い就職率を誇る本学では、映像コンテンツが台頭する現代に即した就職支援対策を展開しています。
従来の就職支援サポートに加え、動画制作スキル向上や他の就活生との差をつける自己PR能力の向上をサポートしています。

15秒で差をつける!ショート動画制作プログラム

国際学部 国際コミュニケーション学科の神尾 登喜子教授のゼミナールでは、就職活動を最終ゴールに設定した「自己PRショート動画の制作プログラム」を導入しました。ゼミの学生は、2年次前期のはじめに15秒の自己紹介動画を制作し、神尾教授からの指導とゼミ内の学生間でフィードバックを行います。さらに、2年次後期、3年次前期、後期にも自己PR動画を制作し、成長を振り返ります。
本プログラムは学生の自己PR能力向上に寄与し、他の就活生よりリードした就職活動を行うことが可能となります。

キャリアセンターによる動画添削個別指導

本学の高い就職率を支えるキャリアセンターでは従来のエントリーシートの添削や面接対策に加えて、動画提出が必要な学生に対する個別指導も行っています。「何を伝えるか」の内容と、「どうすれば想いが届けられるか」の伝え方の二つの観点から相談に乗り、映像コンテンツのアピールに磨きをかけるサポートをしています。

メディアのプロから動画の「文法」学ぶ

国際学部 国際コミュニケーション学科の大野 茂教授のゼミナールでは、大野教授のメディア業界での豊富な経験を活かし、動画制作の文法や法則を教えています。卒業時には集大成として1本の動画を制作します(動画のテーマや尺も学生が選定)。
近年、企業では広報媒体としてはもちろん、研修教材やマニュアルなどにも動画が欠かせないツールとなっている一方で、企業内に制作人材が不足している状況が多く見受けられます。さらに、動画の基礎を学んでいる人材は極めて希少です。そのため、大学時代に動画制作の基本を学んでおくことで、即戦力として社会に貢献できる人材になることが期待されます。