阪南大学学会では、学生会員の研究成果を広く公開する機会として「学生懸賞論文」を実施しています。
2017年度は11本の応募があり、最終審査の結果、優秀賞1本、奨励賞6本が入賞しました。2018年2月20日、本キャンパス1号館のフロンティアホールで開催された表彰式において、受賞者に阪南大学学会会長の井上 博学長から表彰状が贈られました。
2017年度の受賞者は下記のとおりです。
2017年度は11本の応募があり、最終審査の結果、優秀賞1本、奨励賞6本が入賞しました。2018年2月20日、本キャンパス1号館のフロンティアホールで開催された表彰式において、受賞者に阪南大学学会会長の井上 博学長から表彰状が贈られました。
2017年度の受賞者は下記のとおりです。
表 彰 | 表 題 | 学 部 | 氏 名 |
---|---|---|---|
優秀賞 | 国際コーヒー価格の変動が及ぼす生産国への影響と展望 | 国際観光 | 荻原 駿 |
奨励賞 | Promoting Global Citizenship and Developing Academic Skills through MUN | 国際コミュニケーション | 上野 雄太 |
奨励賞 | ディズニーの顧客満足度と売上の相関性について | 経営情報 | 大谷 風花 |
奨励賞 | タックスヘイブンの現状について | 経済 | 新 大夢 |
奨励賞 | ひまわり学生運動の発生から見た台湾−中国に対峙する過去から現代− | 国際観光 | 新堂 日菜子 |
奨励賞 | 非合理な消費者行動をビジネスに−中古車販売の事例を考察− | 経営情報 | 高橋 夏季 |
奨励賞 | 働き方改革にとって副業がはたす本当の役割 | 流通 | 李 明秀 |
優秀賞受賞者のコメント
「国際コーヒー価格の変動が及ぼす生産国への影響と展望」
国際観光学部 荻原 駿
僕がコーヒーに出会ったのは17歳の時でした。外見はほとんど変わらない茶褐色の液体が持つ無限の風味に魅せられた僕は、将来自分でコーヒー農園を巡る際の一助になればという思いで阪南大学国際観光学部に入学しました。入学当初から茶色に彩られたキャンパスライフはとても充実していて、在学中「Qグレーダー」という資格の取得も果たしました。それゆえ卒業論文は、4年を捧げたコーヒーライフの集大成になります。それを優秀賞という形で評価していただいたことに感謝いたします。
本研究に際して、論文の基礎を始めとして様々なご指導を頂きました卒業論文指導教員の段家誠教授に深謝致します。また、日常の議論を通じて多くの知識の示唆を頂いた段ゼミナールの皆様、ありがとうございます。
本研究に際して、論文の基礎を始めとして様々なご指導を頂きました卒業論文指導教員の段家誠教授に深謝致します。また、日常の議論を通じて多くの知識の示唆を頂いた段ゼミナールの皆様、ありがとうございます。
奨励賞受賞者のコメント
「Promoting Global Citizenship and Developing Academic Skills through MUN」
国際コミュニケーション学部 上野 雄太
この度、阪南大学学会2017年度学生懸賞論文におきまして、入賞のご通知をいただき、誠にありがとうございました。阪南大学に入学し、日本ではまだ馴染みの浅い「模擬国連」という活動に出会い、そこから大学生活4年間で、何を学び、どのような経験をし、どれほど成長あったのかを、論文としてまとめました。その場で出会った他大学の学生などにも、アンケートを実施したり、直接話をして伺ったりしながら、いかに「模擬国連」が素晴らしいものなのかにおいて、客観性を深めていくことにも尽力しました。今回の論文が、今後さらに阪南大学学内で、また日本中の学生に「模擬国連」を浸透させていくことに貢献出来れば幸いです。また論文執筆に関しまして、ご指導をして頂きました先生方にも、大変感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
「ディズニーの顧客満足度と売上の相関性について」
経営情報学部 大谷 風花
この度、大学生活4年間の学びの集大成である本論文が、素晴らしい賞を頂けたこと大変嬉しく感じています。
マーケティング学の第一人者フィリップ・コトラーの理論を覆す仮説を立てた本論文は、ネットリサーチでの大量アンケート調査を用いて研究を行いました。
調査結果を考察するなかで次から次へと疑問が深まり、次第に探求心が強くなりました。調べること、知ることがいかに楽しいかを知ることができた初めての体験でした。
私は、3回生までゼミ活動に精魂を傾けることが出来ずにいました。しかし、根気強くご指導してくださった水野先生のおかげで最後に初めて本気で学ぶことの大切さを知ることが出来ました。心から感謝しています。
マーケティング学の第一人者フィリップ・コトラーの理論を覆す仮説を立てた本論文は、ネットリサーチでの大量アンケート調査を用いて研究を行いました。
調査結果を考察するなかで次から次へと疑問が深まり、次第に探求心が強くなりました。調べること、知ることがいかに楽しいかを知ることができた初めての体験でした。
私は、3回生までゼミ活動に精魂を傾けることが出来ずにいました。しかし、根気強くご指導してくださった水野先生のおかげで最後に初めて本気で学ぶことの大切さを知ることが出来ました。心から感謝しています。
「タックスヘイブンの現状について」
経済学部 新 大夢
わたしが「タックスヘイブン」の問題に着目したきっかけは、所属する中原ゼミで輪読していたトマ・ピケティー『21世紀の資本』にこの問題が取り上げられていたからです。様々な文献を読み、今回の論文を書き上げ、一応結論らしきものにたどり着きましたがこの問題の根は深く、まだその問題の端緒にたどり着いただけのような気がします。しかしながら、4年間にわたる大学生活の集大成となったのではないかと考えています。
最後に、大学入門演習でご指導くださった三木隆弘先生、3年間ゼミで指導くださった中原隆幸先生、自分を支えてくれた家族に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
最後に、大学入門演習でご指導くださった三木隆弘先生、3年間ゼミで指導くださった中原隆幸先生、自分を支えてくれた家族に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
「ひまわり学生運動の発生から見た台湾−中国に対峙する過去から現代−」
国際観光学部 新堂 日菜子
この度は、私が大学生活の中で一番に力を注いできた卒業論文が、学生懸賞論文の奨励賞をいただき、驚きと嬉しい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
ゼミでの学びの中で、台湾で起こった学生運動を知り、台湾が置かれている複雑な状況について関心を持ち、この論文の執筆に至りました。資料の収集や、論文の書き方などは、卒業論文の執筆の前にゼミでしっかり学ぶ機会があり、そこで学んだことが大いに役立ちました。
本論文を熱心にご指導いただいた段家誠教授をはじめ、大学生活を支えてくれた家族、私を気にかけ支えてくれた大学の職員の方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
ゼミでの学びの中で、台湾で起こった学生運動を知り、台湾が置かれている複雑な状況について関心を持ち、この論文の執筆に至りました。資料の収集や、論文の書き方などは、卒業論文の執筆の前にゼミでしっかり学ぶ機会があり、そこで学んだことが大いに役立ちました。
本論文を熱心にご指導いただいた段家誠教授をはじめ、大学生活を支えてくれた家族、私を気にかけ支えてくれた大学の職員の方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
「非合理な消費者行動をビジネスに−中古車販売の事例を考察−」
経営情報学部 高橋 夏季
2017年度学生懸賞論文の奨励賞に選ばれたこと、大変光栄に思っております。このような賞をいただけたのも、指導してくださった水野先生と支えてくれた両親のおかげであり、心から感謝しています。
本論文は消費者の“言われてみれば不思議だな、なぜだろう”という行動に着目し、執筆しました。これは3年次のゼミナール活動で行う商品開発で培った能力を活かすことができたと自負しています。消費者自身も気づかないような不満点を発見することは、新たに良い商品やサービスの提供に繋がります。
今回の受賞は大学生活で得た知識や経験がすべて無駄ではなかったことが証明され、自信がつきました。今後は更に飛躍していけるよう、何事にも積極的に挑戦していきます。最後に、この素晴らしい舞台に同じゼミナールの仲間と立てたことを誇りに感じます。
本論文は消費者の“言われてみれば不思議だな、なぜだろう”という行動に着目し、執筆しました。これは3年次のゼミナール活動で行う商品開発で培った能力を活かすことができたと自負しています。消費者自身も気づかないような不満点を発見することは、新たに良い商品やサービスの提供に繋がります。
今回の受賞は大学生活で得た知識や経験がすべて無駄ではなかったことが証明され、自信がつきました。今後は更に飛躍していけるよう、何事にも積極的に挑戦していきます。最後に、この素晴らしい舞台に同じゼミナールの仲間と立てたことを誇りに感じます。
「働き方改革にとって副業がはたす本当の役割」
流通学部 李 明秀
インターネットの普及による副業の拡大は、加速度的に増しています。これからの時代は、自分の生活は自分で守ることが必要になってくると考え、今回このテーマについて論文を書きました。副業が本当の意味でわたしたちの生活を豊かにするためには、何が必要なのか?この論文の執筆を通して自分なりの答えを出せたと思います。
今回、奨励賞を頂けたことは、今後日本で働く自分にとっても大変大きな自信となりました。
今回、奨励賞を頂けたことは、今後日本で働く自分にとっても大変大きな自信となりました。