本学では、文部科学省が制定した「研究活動における不正行為への対応に関するガイドライン」及び「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」に基づき、研究倫理に関する教育研修を2015年度より、全専任教員及び関連部局の事務職員を対象に毎年実施する一方、公的研究費に係るコンプライアンス教育に関する研修を定期的に実施しています。

 2019年10月11日(金)15時より、2019年度研究倫理教育研修会及びコンプライアンス教育研修会を本学50周年記念館4階ホールで開催しました。
 研修会には教員94名、事務職員18名の計112名が受講しました(教員参加率は約90%)。

 田上博司学長からの挨拶の後、研究活動における不正行為をはじめ、本学における管理体制を中心に、研究倫理とコンプライアンスの両面から、三宮紀彦公認会計士事務所の三宮紀彦氏に、公認会計士の立場から誤解しやすい点や陥りやすい問題点の詳細な説明がありました。

 研修終了後、チェックシートによる理解度確認テストが行われ、1時間10分の研修を終了しました。

 阪南大学では今後とも、不正行為防止の一環として、制度の見直しをはじめ、研修の実施に努めてまいります。