2024年度 学生懸賞論文及び初年次生優秀レポート表彰制度の表彰を行いました

 阪南大学学会では、学生会員の研究成果を広く公開する機会として「学生懸賞論文」の募集を行っています。
 応募作品は本学専任教員で組織された審査委員会で審査され、優秀作品を決定しています。
 2024年度は12本の応募があり、最終審査の結果、奨励賞4本が入賞しました。
 受賞者には阪南大学学会から表彰状が贈られました。

 また、学生のレポート作成能力を高めることを目的として実施の初年次生優秀レポート表彰制度の上位優秀者の表彰も行いました。

 2024年度の受賞者は下記のとおりです。

2024年度 学生懸賞論文受賞者一覧

表彰区分     表   題 学科・氏名
奨励賞電子国家エストニアのデジタル社会基盤とICT教育の成功要因 
〜エストニアから学ぶデジタル国家の未来像〜
国際コミュニケーション
西本 彩乃
奨励賞タトゥーを入れている温泉施設利用者に対する理解と対策
-異文化理解の視点を踏まえて-
国際観光
西村 虎流
奨励賞ロシア軍主聖堂  
-ロシア軍主聖堂の軍事的・政治的意味-
国際コミュニケーション
樫根 望
奨励賞海辺を活かした地域活性化の現状と新たな可能性
-和歌山県和歌山市加太を事例に-
国際観光
前垣内 紅見

2024年度 初年次生優秀レポート制度結果一覧

順 位 学  科 氏  名
1位国際観光井上 詞葉
2位経済崎山 武蔵
3位国際コミュニケーション前園 美優

学生懸賞論文 奨励賞受賞者のコメント

電子国家エストニアのデジタル社会基盤とICT教育の成功要因〜エストニアから学ぶデジタル国家の未来像〜
 国際コミュニケーション学科  西本 彩乃

 この度、学生懸賞論文におきまして、奨励賞を頂き、大変光栄に思います。
学生懸賞論文の執筆にあたり、「電子国家エストニアのデジタル社会基盤とICT教育の成功要因~エストニアから学ぶデジタル国家の未来像~」をテーマに取り組みました。本論文では、デジタル化が進む現在、エストニアの取り組みに着目し、先進的なICT教育が経済成長を促進し社会発展に貢献できる力があることを示しています。利便性を利用するだけではなく、活用出来る力が必要であること、その力を養う教育が必要だと考えます。
最後に、ゼミ活動を始めとして、ウズベキスタン研修に引率して頂き、熱心にご指導をいただきました柴田先生に改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。

タトゥーを入れている温泉施設利用者に対する理解と対策-異文化理解の視点を踏まえて-
 国際観光学科  西村 虎流

 この度は、学生懸賞論文におきまして奨励賞を頂き、大変光栄に思っております。
 私は温泉とタトゥーをテーマに今回の論文を執筆しました。
 執筆にあたり、アンケート調査にご協力頂いた皆様に心より感謝申し上げます。また、担当教員の森重先生には長期にわたりご指導いただきましたことを深く御礼申し上げます。
 2年間のゼミ活動を通して、森重先生が物事を論理的に考える大切さを教えてくださったからこそ、このような賞を頂くことができました。本当にありがとうございました。

ロシア軍主聖堂 -ロシア軍主聖堂の軍事的・政治的意味-
 国際コミュニケーション学科 樫根 望

 この度は学生懸賞論文におきまして、奨励賞をいただき大変光栄に思います。
 日本の近隣国であり、現在、情勢が大きく揺れ動いているロシアという国について理解を深めたいと考え、ロシア軍主聖堂という宗教、政治、歴史など多くの要素が混ざり合う建築物をテーマに選びました。
 本稿を執筆するにあたり、熱心にご指導をいただきました柴田先生には心からお礼申し上げます。貴重な成長の機会をありがとうございました。

海辺を活かした地域活性化の現状と新たな可能性-和歌山県和歌山市加太を事例に-
国際観光学科 前垣内 紅見

 論文を書くこと自体初めてで、さらに論文を書くことに非常に苦手意識がありました。
 実際卒論を書いている最中も何度もくじけそうになりました。しかし、研究を行っているうちに、これについてもっと知りたいということが増えてきて、最終的には自分の満足のいくところまで持っていくことができました。
 その努力が、こうして奨励賞という賞を頂けたことで、認められた気がしてすごく嬉しく思います。
 論文を書く機会はそんなに多くないため、今回真剣に取り組んだことが良い経験になりました。ありがとうございました