2016年度 3月度スプリングセミナー(研究成果報告会)を開催しました
スプリングセミナーは、本学の教員が専門分野から身近なテーマを選んで、一般社会人に分かりやすく解説する講座です。
今回は、松村幸四郎准教授(会社法専攻)が、3月4日(土)、阪南大学あべのハルカスキャンパスにおいて、「現代社会とコンプライアンス-どのように行動すべきかを考える-」と題するテーマのセミナーを行い、法律学の観点からコンプライアンス(法令遵守)について学びました。悪気なく起こした言動がコンプライアンス(法令遵守)違反とされる危険性が高まっています。
まず、講座ではおなじ言動でも法令違反になる場合とそうでないとされる場合があることや、そもそも日本には法律だけで1900本近くあることから、すべての法令の内容を予め知った上で行動することは極めて困難であるといった、この問題を難しくしているさまざまな事情について示されました。その上で、近時の話題となった事件や日常目にする光景等を素材に、社会で実際になされているコンプライアンス違反を回避するための行動に対する理解を深めた上で、日常生活の中での言動がコンプライアンス違反とされないようにするための方策について、質疑応答も交えながら考えていきました。
今回は、松村幸四郎准教授(会社法専攻)が、3月4日(土)、阪南大学あべのハルカスキャンパスにおいて、「現代社会とコンプライアンス-どのように行動すべきかを考える-」と題するテーマのセミナーを行い、法律学の観点からコンプライアンス(法令遵守)について学びました。悪気なく起こした言動がコンプライアンス(法令遵守)違反とされる危険性が高まっています。
まず、講座ではおなじ言動でも法令違反になる場合とそうでないとされる場合があることや、そもそも日本には法律だけで1900本近くあることから、すべての法令の内容を予め知った上で行動することは極めて困難であるといった、この問題を難しくしているさまざまな事情について示されました。その上で、近時の話題となった事件や日常目にする光景等を素材に、社会で実際になされているコンプライアンス違反を回避するための行動に対する理解を深めた上で、日常生活の中での言動がコンプライアンス違反とされないようにするための方策について、質疑応答も交えながら考えていきました。
唯一の正解というものがない難しいテーマでしたが、参加者の皆さんは真剣な眼差しで聴講され、セミナー終了後も講師に対して鋭い質問をされる方々がおられ、この問題に対する関心の高さが窺われました。
講座には、52名の方が参加されました。
参加者からは、「難しい法律をわかりやすく説明されていました」「新しい発想をうかがった気がしました」「時間と共に深い学びにはまってしまいました」などの感想があり、大盛況のうちに終了しました。
講座には、52名の方が参加されました。
参加者からは、「難しい法律をわかりやすく説明されていました」「新しい発想をうかがった気がしました」「時間と共に深い学びにはまってしまいました」などの感想があり、大盛況のうちに終了しました。