本学は、国立研究開発法人・科学技術振興機構が実施する2020年度さくらサイエンスプログラムの科学技術体験コースに「技能とAI (AI for skills)-日本の伝統技能と先端技術を俯瞰する-」のテーマで応募し、採択されました。AI・データサイエンスの発展により、古来から専門職人による伝統技術により描かれてきた寺院天井絵に代わって用いられるようになってきた箔印刷をはじめとする高度印刷技術における加飾印刷の表現力を体感するという内容で、当初は2021年1月の終わりから2月初めにかけて、本学とコニカミノルタ株式会社が連携して上海外国語大学の皆さんの招へいを計画していましたが、先般のコロナウイルス感染症の蔓延により1年の延長となり、さらにその1年後にはオンラインによる実施が決定されました。
上海外国語大学の皆さんには実際に来日して体験してもらう予定で準備しておりましたが、一部内容を変更し、2022年3月9日(水)に無事オンラインにてプログラムを実行することができました。プログラムは2部構成で、第1部は本学教員による講演、そして本プロジェクトで連携いただいたコニカミノルタ株式会社のご担当者による講演で構成し、第2部は本学学生が主体となる交流会という形式で実施しました。
上海外国語大学の皆さんには実際に来日して体験してもらう予定で準備しておりましたが、一部内容を変更し、2022年3月9日(水)に無事オンラインにてプログラムを実行することができました。プログラムは2部構成で、第1部は本学教員による講演、そして本プロジェクトで連携いただいたコニカミノルタ株式会社のご担当者による講演で構成し、第2部は本学学生が主体となる交流会という形式で実施しました。
第1部 講演
まず、本学教員による講演はAI・データサイエンスの社会適用の研究について、日本舞踊のための楽曲のテキストマイニングや、スポーツ・日本舞踊等の動画像データからのスキル分析等、講演者のこれまでの研究開発の成果を踏まえて概観するといった内容の講演でしたが、日本古来の文化がAI・データサイエンスで紐解かれていく課程が招へい先の皆さんの興味を引き、活発な質疑応答に繋がったと感じています。
また、コニカミノルタ株式会社のご講演では、最先端のAI技術がどのように実用化されているかについて、医療・介護をはじめ、幅広い分野での事例を伺うことができました。中国にも関連施設があるので、是非、見学に行きたいという今後の継続的な展開が期待できる意見が出されました。
また、コニカミノルタ株式会社のご講演では、最先端のAI技術がどのように実用化されているかについて、医療・介護をはじめ、幅広い分野での事例を伺うことができました。中国にも関連施設があるので、是非、見学に行きたいという今後の継続的な展開が期待できる意見が出されました。
第2部 交流会
第2部では本学学生が日本の神社仏閣でのAIの活用事例として京都の神社仏閣を事前に動画撮影したものをお見せしたり、親睦を深めるためのゲーム、そして両国共通の興味あるキーワードでの討論会などが催されました。最初は、言葉数が少ない学生も見受けられましたが、最後はかなりの盛り上がりをみせ、最終的に時間を延長し、今後の交流も約束しつつ、プログラムを終了することができました。今回はオンラインによる開催となりましたが、上海外国語大学の皆さんには、コロナウイルス感染症が終息をしましたら、是非、来日していただき、自分の目で見て、日本を感じていただければと思っています。
両国の学生・院生の皆さん(合計で29名の参加者がありました)
実施プログラム一覧
<実施日> 2022年3月9日(水)午前10:30~17:00(途中休憩1.5時間)
<開催方法> Zoomによるオンライン開催
<実施内容>
【第1部】
●開会、挨拶、自己紹介
阪南大学経済学部 西本 真弓 教授、上海外国語大学 張 建華 准教授
上海外国語大学国際貿易・金融学院院長・章 玉貴 教授
阪南大学副学長・経営情報学部 前田 利之 教授
参加者自己紹介(上海外国語大学の学生・院生)
●「技能とAI(AI for skills)」をテーマとした講演会
講演者:前田利之副学長、AI・データサイエンス教育研究所長
概要:AI・データサイエンスの社会適用の研究について、日本舞踊のための楽曲のテキストマイニングや、スポーツ・日本舞踊等の動画像データからのスキル分析等、講演者のこれまでの研究開発の成果を踏まえて概観する内容でした。
●コニカミノルタ株式会社による、AIに関する取り組み事例の紹介
講演者:コニカミノルタ株式会社情報機器開発本部開発企画部 錦内 裕史氏
【第2部】
●自己紹介
参加者自己紹介(阪南大学の学生・院生)
●阪南大学学生による国際交流サークルICE主催の交流会
●ICEメンバーによる日本の文化遺産に関するプレゼンテーション
※その他ゲームや日本と中国の学生生活事情等意見交換等
<開催方法> Zoomによるオンライン開催
<実施内容>
【第1部】
●開会、挨拶、自己紹介
阪南大学経済学部 西本 真弓 教授、上海外国語大学 張 建華 准教授
上海外国語大学国際貿易・金融学院院長・章 玉貴 教授
阪南大学副学長・経営情報学部 前田 利之 教授
参加者自己紹介(上海外国語大学の学生・院生)
●「技能とAI(AI for skills)」をテーマとした講演会
講演者:前田利之副学長、AI・データサイエンス教育研究所長
概要:AI・データサイエンスの社会適用の研究について、日本舞踊のための楽曲のテキストマイニングや、スポーツ・日本舞踊等の動画像データからのスキル分析等、講演者のこれまでの研究開発の成果を踏まえて概観する内容でした。
●コニカミノルタ株式会社による、AIに関する取り組み事例の紹介
講演者:コニカミノルタ株式会社情報機器開発本部開発企画部 錦内 裕史氏
【第2部】
●自己紹介
参加者自己紹介(阪南大学の学生・院生)
●阪南大学学生による国際交流サークルICE主催の交流会
●ICEメンバーによる日本の文化遺産に関するプレゼンテーション
※その他ゲームや日本と中国の学生生活事情等意見交換等
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さくらサイエンスプランとは
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する産学官連携事業です。アジアを中心とする国・地域の優秀な青少年を日本に招へいし、日本の先端的な科学技術に触れる機会を提供することを通して、海外の優秀な人材との交流促進、日本の教育研究機関のグローバル化、アジアを中心とする国・地域との友好関係強化、ひいては、日本、世界の科学技術の発展に寄与することを目的としています。