令和3年11月8日・15日 流通学部専門演習 平山ゼミ3回生は京都市下京区小稲荷町の京都デニム、上京区寺之内通堀川の京和傘日吉屋などを舞台にフィールドワークを2班に分けて実施しました。
京都デニムは現代のデニム生地に京都伝統工芸に関わる技術が取り込まれているところにその特長がある。具体的には①京組み紐②京小紋染め③京友禅染めから構成されている。
学生たちはこうした京都伝統工芸に関わる技術を一つひとつ丁寧に宮本和友店長から説明を受けながら、実際にそうした作品を手にしながら、その洗練された技術水準の高さや丁寧な縫製技術、そして細かなところまでにこだわるデザイン性の高さに驚きとともに、なぜこのジーンズが5万円前後する価格で取引されているのかについて理解を深めたと思われる。ここにPricing(価格設定)の妙があるといえる。
現在京都市内には和傘を製作している工房はこの「京和傘日吉屋」のみであり、現在の当主である株式会社日吉屋代表取締役社長西堀耕太郎氏の存在が大きく、和傘からヒントを得ていまではドイツなどのヨーロッパ諸国で人気を博している和風照明「古都里(KOTORI)」は従来型の洋風照明とは構造上やそのデザイン性において一線を画しており、非常にクールな作品となっている。
学生たちは下京区から上京区に移動することになるが、その間に街の景色も変わり、日吉屋前には宝鏡寺(人形寺)の佇まいや周辺の紅葉から落ち葉へと向かう街路樹の姿に感銘を受けていた。
日吉屋では実際に学生一人ひとりがミニ和傘を製作し、和紙とかっぱ(一番上の部分)選びから始まり、糊付け作業、胴張り、乾燥、畳み、渦状に折り目付け、かっぱ付けを行い、完成に至りました。誰もが一心不乱にものづくりをしている姿はクラフトマンシップの本質そのものでもあり、学生たちもものづくりの大切さを学んだのではないかと感じた。
続く工房見学では女性の職人さんから丁寧な和傘づくりの説明、原料であったり、和傘の命でもある「ろくろ」は日本国内で生産しているのは岐阜県の一軒のみであり、自社でも川上の部分である材料の自製化に向けて取り組んでいるなど、日本の伝統工芸の根幹にかかわる重要な問題が潜んでいることも、今回の日吉屋工房見学で理解できたということになる。
最後は一人ひとりがミニ和傘を手に記念撮影を行い、思い出に残る京都和ブランド見学研修フィールドワークとなった。(迷探偵平山ゼミからの挑戦状!「和傘と洋傘の違いはわかりますか?」)。
関係の皆様方に衷心から感謝申し上げる次第です。
学生たちはこうした京都伝統工芸に関わる技術を一つひとつ丁寧に宮本和友店長から説明を受けながら、実際にそうした作品を手にしながら、その洗練された技術水準の高さや丁寧な縫製技術、そして細かなところまでにこだわるデザイン性の高さに驚きとともに、なぜこのジーンズが5万円前後する価格で取引されているのかについて理解を深めたと思われる。ここにPricing(価格設定)の妙があるといえる。
現在京都市内には和傘を製作している工房はこの「京和傘日吉屋」のみであり、現在の当主である株式会社日吉屋代表取締役社長西堀耕太郎氏の存在が大きく、和傘からヒントを得ていまではドイツなどのヨーロッパ諸国で人気を博している和風照明「古都里(KOTORI)」は従来型の洋風照明とは構造上やそのデザイン性において一線を画しており、非常にクールな作品となっている。
学生たちは下京区から上京区に移動することになるが、その間に街の景色も変わり、日吉屋前には宝鏡寺(人形寺)の佇まいや周辺の紅葉から落ち葉へと向かう街路樹の姿に感銘を受けていた。
日吉屋では実際に学生一人ひとりがミニ和傘を製作し、和紙とかっぱ(一番上の部分)選びから始まり、糊付け作業、胴張り、乾燥、畳み、渦状に折り目付け、かっぱ付けを行い、完成に至りました。誰もが一心不乱にものづくりをしている姿はクラフトマンシップの本質そのものでもあり、学生たちもものづくりの大切さを学んだのではないかと感じた。
続く工房見学では女性の職人さんから丁寧な和傘づくりの説明、原料であったり、和傘の命でもある「ろくろ」は日本国内で生産しているのは岐阜県の一軒のみであり、自社でも川上の部分である材料の自製化に向けて取り組んでいるなど、日本の伝統工芸の根幹にかかわる重要な問題が潜んでいることも、今回の日吉屋工房見学で理解できたということになる。
最後は一人ひとりがミニ和傘を手に記念撮影を行い、思い出に残る京都和ブランド見学研修フィールドワークとなった。(迷探偵平山ゼミからの挑戦状!「和傘と洋傘の違いはわかりますか?」)。
関係の皆様方に衷心から感謝申し上げる次第です。