プロフィール

経営学部 経営学科 / 大学院 企業情報研究科

平山 弘 (ヒラヤマ ヒロシ)

平山 弘
 これまで平山ゼミではファッション・アパレル業界に数多くの人材を送り出している。
 最初にファッション・アパレル業界に進んだのは「株式会社ポイント」(現アダストリアホールディングス)に就職した2006年3月卒の1期生坂田和哉氏で、彼はその後「ローリーズファーム」岡山店店長および阪急西宮ガーデンズ内の二店舗店長職を経て東京本社での企画、同社海外部門である香港でもビジネスの経験を積むなど活躍している人材で、彼の話を聞いた後輩たちの多く(3期生国吉悟氏は同じく株式会社ポイントに就職)がファッション・アパレル業界へと進むことになった。
 3期生ではセレクトショップのユナイテッドアローズ梅田店での4年間の勤務を経て、現在は「リングヂャケット」阪急メンズ大阪店長職の地位にある門林弘記氏は競争の激しい梅田界隈で気迫あふれるかつ理にかなった店舗オペレーション戦略を展開しつつ、イタリアでの生地等のバイイングに関わるサポートも行うなど、いまこの業界のこの世代でもっとも注目されている人物となっている。また、オランダ・アムステルダムに本社がある「G-Star RAW」に就職し、名古屋栄にある路面店の店長として辣腕を振るい、同店の売り上げを地域ナンバーワンに押し上げた古谷芳隆氏はその実力を買われ、フランスのラグジュアリー・ブランド「LOUIS VUITTON」にヘッドハンティングされた。5期生では江戸時代享保元年(1716年)から続く古都奈良の和雑貨ブランドで海外からの観光客からも人気のある超優良会社「中川政七商店」で、元気な笑顔を振りまいている香川弥生氏はあべの&店、「遊中川」奈良近鉄店 店長を経て、現在は「遊中川」本店店長として日々新たにチャレンジしている。平山ゼミ初の「BEAMS」に就職した8期生川崎誌歩氏は千葉県柏市のショップを経て、今は東京・渋谷の新しい道で頑張っている。他にもここでは挙げなかったが、平山ゼミからはメンズ・レディースを問わず、FA(ファッション・アドバイザー)職や店長職を多数輩出しているのも事実である。
 これから密かに期待しているのは倉敷発のブランドで近年成長著しい「株式会社サキヤクリエイト」に就職し、同社のブランド「LUCA」イオンモール橿原店でファッション・アドバイザーとして努力している10期生の堀野美鈴氏である。好感度の高い接客技術やサービス能力に加え、将来的には店長、地域マネジャー、本部の企画を経て、平山ゼミの女性初の役員クラスにまで昇り詰めてほしい、そのようなすばらしいクリエイティブな人材である。
 このように平山ゼミからは毎年一定数の人材をファッション・アパレル業界に進むことで、将来的にはこの業界で役員や部長、経営者レベルのトップ・マネジメントを担う人材が顕現することを祈っている次第である。
職名 教授
出身地 神戸市
出身校 神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程
学位 修士 (経済学)
担当科目 ブランドマーケティング、ブランドビジネス特論
研究テーマ
  • 「ローカルニッチにおける競争優位性とブランド化の重要性に関する研究」(阪南大学産業経済研究所助成研究/2015年度)
  • 「オープン・イノベーションの実証研究」(日本学術振興会 科学研究費補助金基盤研究(A)/2012-2014年度)
主要業績
  • 『ブランド価値の創造~情報価値と経験価値の観点から~』晃洋書房,2007年(2008年度日本流通学会奨励賞受賞)
  • 『ブランド価値創造戦略に求められるもの-目に見えるものを通して目に見えない何かを捉える-』晃洋書房,2016年

※その他の研究業績については、下記「researchmap」(国立研究開発法人科学技術振興機構)で公開している研究ページをご覧ください。

researchmap

e-mail

hirayama@hannan-u.ac.jp

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