産学連携先:南海電気鉄道株式会社
2022年11月18日、流通学部基礎演習として池澤ゼミ1期生はなんばパークス・なんばシティへ訪れた。なんばパークスは開業15周年ということもあり、リニューアルの最終段階を迎えており、新装オープンした店舗を視察することができた。またクリスマス商戦が始まっており、「パークスガーデン」ではクリスマスイルミネーションでの買い回り行動を観察することができた。後半戦では、リーシング経験(テナント誘致)が豊富で、現在は企画のリーダーをされている渡辺様より南海電気鉄道が展開する主要商業施設4物件のご紹介のほか、SCデベロッパーの組織について。また辻林様から情報システムの統合化のお話、寺田様からなんばパークスガーデンのご紹介があった。インバウンドで商機が戻りつつある中、周辺開発が進行するなんばエリアの将来性を肌で感じることができた。
学生コメント
本日のなんばパークスの視察やお話などを聞いて思ったことは、「南海」と聞けば自分のイメージは電車のイメージしかなかった。しかし、電車だけでなく、自分が知っている堺駅のプラットプラットやなんばパークスやなんばシティに携わっているので、とてもイメージが変わった。今日の話の中で一番興味を持ったのはガーデンの話で、500種類もの花などが植えられていることに驚いたし、SDGsにも貢献しているのを聞いて環境にもよく、商売も良くするという一石二鳥はとてもすばらしいなと感じた。とてもやりがいがありそうな仕事だなと思ったし、とても勉強になった。
流通学部 孫崎 輝
参加学生一覧
青井 鏡悟、大西 虹輝、高倉 逸樹、流 稜太、孫崎 輝、三國 真陽南、村山 雄大、𠮷田 圭
連携団体担当者からのコメント
南海電気鉄道株式会社 不動産営業本部SC営業部 課長
渡辺 亮 様
【プロフィール】
1998年㈱オークワ入社。小売りの現場を経て近畿・東海エリアにて建設業務とリーシング業務を担当。
2014年イオンタウン㈱入社。 西日本リーシング部にて近畿・四国・九州のリーシング業務を担当。
2017年 南海電気鉄道㈱入社。㈱パンジョに出向。リーシングと施設運営業務を担当。
2019年 南海電気鉄道㈱ SC営業部に配属~現在。
・19年~21年 なんばパークス・なんばCITY・スカイオ・EKIKAN・沿線のリーシング業務を担当。
・22年~現在 企画・アカウンディング・庶務・沿線業務担当
【コメント】
この度は難波までわざわざお越し頂き、また学生の皆様と対話できる貴重な機会を頂きましたことに感謝申し上げます。なんばパークスの視察後に、弊社SC営業部での取り組み事例をオムニバス形式で担当3名からご紹介致しました。1.組織編成とブランディング 2.データ利活用による事業改革 3.パークスガーデンの活性化について説明をいたしました。学生の皆様から頂いた数々の質問から課題解決できていない事案の気付きにも繋がりましたので、改めて考察することで今後の検証に活用させて頂きます。
SC業務は多彩な側面で身近にユーザーやテナントスタッフと接することができ、楽しく活き活きとした空間や時間を提供することができるやり甲斐のある仕事だと思います。皆様が将来働かれる仕事の選択肢の一つとして是非ご検討下さい。
1998年㈱オークワ入社。小売りの現場を経て近畿・東海エリアにて建設業務とリーシング業務を担当。
2014年イオンタウン㈱入社。 西日本リーシング部にて近畿・四国・九州のリーシング業務を担当。
2017年 南海電気鉄道㈱入社。㈱パンジョに出向。リーシングと施設運営業務を担当。
2019年 南海電気鉄道㈱ SC営業部に配属~現在。
・19年~21年 なんばパークス・なんばCITY・スカイオ・EKIKAN・沿線のリーシング業務を担当。
・22年~現在 企画・アカウンディング・庶務・沿線業務担当
【コメント】
この度は難波までわざわざお越し頂き、また学生の皆様と対話できる貴重な機会を頂きましたことに感謝申し上げます。なんばパークスの視察後に、弊社SC営業部での取り組み事例をオムニバス形式で担当3名からご紹介致しました。1.組織編成とブランディング 2.データ利活用による事業改革 3.パークスガーデンの活性化について説明をいたしました。学生の皆様から頂いた数々の質問から課題解決できていない事案の気付きにも繋がりましたので、改めて考察することで今後の検証に活用させて頂きます。
SC業務は多彩な側面で身近にユーザーやテナントスタッフと接することができ、楽しく活き活きとした空間や時間を提供することができるやり甲斐のある仕事だと思います。皆様が将来働かれる仕事の選択肢の一つとして是非ご検討下さい。
教員のコメント
流通学部
池澤 威郎 准教授
「なんばパークス」は、なんばエリアを代表するSCであり、特徴的なデザイン(ジョン・ジャーディ設計)や「パークスガーデン」という緑化資産など、SNSやSDGsといったトレンドを先取りしていることが特筆される。また、ふだんあまり聞くことのないSC事業がどのようなものであるのか、テナント誘致の面白さとは何か、など実体験を通じた生の声を聞くことができた。また、感性が求められるガーデン業務や、エビデンスベースでデータ解析をする業務など、SCがアートとサイエンスの両側面を含むものであることを学生たちは体感できたのではないかと思う。