2023年6月24日、流通学部専門演習として池澤ゼミ1期生(3回生)7名はららぽーと堺へお邪魔しました。昨年の内覧会に続き2回目だったが、今回は都所長、桑田副所長からのお話をうかがうことができました。また、スポーツマネジメントコースの赤阪修ゼミ(2回生)3名との合同ゼミとなりました。ららぽーと堺では、都所長より企業や施設の概要、コンセプトや特徴などのお話を伺いました。また、阪南大学OBである桑田様からは「ファンスタクロススタジアム」でのスポーツやエンターテインメントでのイベントについて年間30本程度の取り組みや、スポンサービジネス等についてお話を頂きました。宮崎幹様からは具体的な就職活動に関するお話をいただいたり、反対に、Z世代の購買行動について逆質問があったりと、活発な議論が行われました。
 
ららぽーと堺の都所長様、桑田様から貴重なお話をたくさん伺いました。
 
エリアの市場特性、コンセプト、開発の中身について都所長より説明がありました。
 
スポンサー企業のジャンパーをまとった桑田様からはファンスタクロススタジアムの事業展開のご説明を。
 
桑田様は、阪南大学のOB。大先輩にあたります。ご活躍の先輩との出会いに感謝感謝です!

 
宮崎様より、就職活動に関するアドバイスを頂戴しました!ありがとうございました。

 
今回のキャリアゼミは、スポーツマネジメントコースの赤阪修先生とゼミ生にも駆けつけていただきました。
(ファンスタクロススタジアム前にて)

学生コメント

 私の家からは尼崎のロピアのほうが近いんですが、ここのロピアのいいところはなんといってもららぽーとに入っているところです。大型ショッピングモール×格安スーパーの組み合わせって、子供がいる家庭にぴったりだと思いました。そして駐車場が無料というのも素敵だなと感じました。
村山 雄大


 ららぽーと堺を訪問して印象に残っているものは、サステナブル社会の実現に向けた取り組みであります。太陽光パネルで電力を賄ったり、再生可能エネルギーを積極的に導入したりするなど、工夫をしています。その中でも1番印象的だったのが、ららぽーと堺から排出された食べ残しおよび食品残渣を、関西再資源ネットワーク堺工場で炭化し、形を変えてららぽーと堺へ戻る食品のクローズドリサイクルであります。現在、問題とされている食品ロス。私たちにとって身近である食の分野でららぽーと堺が積極的に取り組み、また同施設が脱炭素社会に貢献する努力を知ることができました。私もそれらを意識するきっかけとなりました。
三國 真陽南

参加学生一覧

(池澤 威郎ゼミ)青井 鏡悟、大西 虹輝、流 稜太、孫崎 輝、三國 真陽南、村山 雄大、𠮷田 圭(赤阪 修ゼミ)諏訪下 博斗、渡邉 恵太、丸尾 絵梨奈

連携先コメント

三井不動産商業マネジメント
ららぽーと堺 所長 都 慎太郎 様

【プロフィール】
2001年入社 
リージョナル型SCや都心型商業施設、三井アウトレットパーク、ライフスタイルパーク等、様々なタイプの商業施設の運営管理や契約更改、また開業準備業務に従事。堺計画開業準備室の室長を経て、2022年10月より現職。

【コメント】
 今回、ららぽーと堺の取り組みについてお話させていただきました。貴重な機会をいただき大変感謝しています。また、学生の皆様と活発な意見交換をすることで、新たな気づきを得る事もできました。池澤准教授の企業と連携した教育に共感すると共に、阪南大学様との新たなお取り組みの可能性も感じました。本日は誠に有難うございました。

三井不動産商業マネジメント
ららぽーと堺 副所長 桑田 健嗣 様

【プロフィール】
1998年 阪南大学経済学部経済学科卒業
1998年~ 株式会社関西スーパーマーケット入社。グロサリー部門を担当
2002年~ 三井不動産商業マネジメント株式会社入社。リテール事業部でキャラクターショップの運営を担当
2008年~ 千葉・横浜・兵庫のSCで運営・販促を担当
2022年~現在 三井ショッピングパークららぽーと堺で副所長として運営全般を担当。

【コメント】
 この度は、学生の皆さんと対話できる貴重な機会をいただき感謝します。卒業してから関東で勤務していたこともあり、卒業生として大学と関わることがなかったので、このような機会に恵まれ大変うれしく思います。今回都所長から施設概要、私から「ファンスタクロススタジアム」でのイベントやスポンサー営業について説明させていただきました。Z世代の生の声を聴くこともできたことで、意外な気付きにも繋がり非常に有意義な時間となりました。今後も様々なイベントを開催して南大阪を盛り上げていきたいと思いますので、ぜひ学生の皆さんにもお越しいただければ幸いです。

教員のコメント

流通学部
池澤 威郎 准教授

 ららぽーと堺は共用部中央の「ファンスタクロススタジアム」に大きなサイネージや3×3のサイズの実施できるコート、各フロアにまたがる観客席で飲食が可能なフードスタジアムを設けて、パブリックビューイングやパフォーマンスを行うなど、「観るスポーツ」「するスポーツ」の両面で非常に特徴的な集客イベントを実施できる新しいビジネスモデルを体現しています。また、スポンサー営業や周囲のテナントとの巻き込みなど、新しい商業デベロッパーのあるべき姿を予見させる内容でありました。学生たちは商業施設のあるべき姿、スポーツや音楽などのイベントの企画構想から身近な就職活動の状況まで、様々な質問をし、また買い物行動などの質問を回答するなど活発な議論が行われました。