2023年10月30日、流通学部基礎演習(キャリアゼミ)として池澤ゼミ2期生(2回生4名)は小林製薬の奥山保雄様より「商品開発論」の講義及びゼミで質疑、意見交換を行いました。ドラッグストアなどで数多くの競合商品がひしめく商品群の中で、お客様の手に取ってもらえる新市場創造型商品を開発するのに、商品コンセプトや表現コンセプトが必要なことや、自分や自分以外のユーザーになりきるためにターゲット層の情報収集をしっかり行い自分の内にたくさんのキャラクターを同居させることなど、実際の商品開発現場のアイディア出しの工夫や苦労が実感できるお話をたくさん聞くことができました。
小林製薬が小さな市場でトップシェアを狙い、増収増益を繰り返している背景を学ぶことができました。学生たちは一様に、ワークショップに向けたアイディア創出などのプロセスに少し実感が持てる様子でした。
小林製薬が小さな市場でトップシェアを狙い、増収増益を繰り返している背景を学ぶことができました。学生たちは一様に、ワークショップに向けたアイディア創出などのプロセスに少し実感が持てる様子でした。
学生コメント
本日は小林製薬の奥山様に特別に授業をして頂きました!
小林製薬のCMでよく聞く『あ!小林製薬 』の『あ』は『あったらいいな』という思いから来ていたり、会社内で一ヶ月に一回商品提案のプレゼンをする機会があったりと、会社の内部のこと、また社員の思いを知ることができました。個人的に印象深かったのが、社員が考えた川柳カレンダーです!すごく面白いなと思いました!
小林製薬のCMでよく聞く『あ!小林製薬 』の『あ』は『あったらいいな』という思いから来ていたり、会社内で一ヶ月に一回商品提案のプレゼンをする機会があったりと、会社の内部のこと、また社員の思いを知ることができました。個人的に印象深かったのが、社員が考えた川柳カレンダーです!すごく面白いなと思いました!
流通学部2年 上野 萌衣
連携先コメント
小林製薬株式会社
DX推進グループ長 奧山 保雄 様
【プロフィール】
1977年生まれ。大阪大学基礎工学部卒業後、
2003年 小林製薬株式会社へ研究職で入社
2004年 マーケ移動 食品の開発(店通サプリ、杜仲茶、EDICARE等)
2009年 医薬品、食品のブランドマネージャー(フェミニーナ、イージーファイバー等)
2011年 医薬品の開発・ブランドマネージャー兼務(アンメルツ、ラナケイン、アセモア、サカムケア等)
2016年 新製品開発グループ(オーラルケア・漢方アイデア会議運営、ヘモリンド、ゼローラ等)
2018年 新製品開発グループ長
2023年 現職(DX推進グループ長)
【コメント】
学生の皆さんが商品開発概論と現場の仕事のリアルを結びつけてイメージすることに少しでも繋がったなら幸いです。質疑を活発にしていただき、意識の高さを感じました。12月の発表が楽しみです。
1977年生まれ。大阪大学基礎工学部卒業後、
2003年 小林製薬株式会社へ研究職で入社
2004年 マーケ移動 食品の開発(店通サプリ、杜仲茶、EDICARE等)
2009年 医薬品、食品のブランドマネージャー(フェミニーナ、イージーファイバー等)
2011年 医薬品の開発・ブランドマネージャー兼務(アンメルツ、ラナケイン、アセモア、サカムケア等)
2016年 新製品開発グループ(オーラルケア・漢方アイデア会議運営、ヘモリンド、ゼローラ等)
2018年 新製品開発グループ長
2023年 現職(DX推進グループ長)
【コメント】
学生の皆さんが商品開発概論と現場の仕事のリアルを結びつけてイメージすることに少しでも繋がったなら幸いです。質疑を活発にしていただき、意識の高さを感じました。12月の発表が楽しみです。
教員のコメント
流通学部
池澤 威郎 准教授
今回は、小林製薬株式会社様の商品開発を長年けん引してきた奥山様にご登壇いただきました。
実務における商品開発プロセスがどのようなものなのか、そしてどのように情報を集めて生活者の深層ニーズを見つけ出すかを学ぶことができ、学生たちのプレゼンテーション準備において非常に有益な内容のお話を頂きました。また、常にユーザーの目線や「わかりやすさ」の観点から、パッケージデザインやCM制作の絵コンテを決め、マーケティングの成果につながっていることもよく理解できました。会場からは、デジタルメディアとの使い分けの話など多くの質問があり、大きな学びにつながったと思います。
実務における商品開発プロセスがどのようなものなのか、そしてどのように情報を集めて生活者の深層ニーズを見つけ出すかを学ぶことができ、学生たちのプレゼンテーション準備において非常に有益な内容のお話を頂きました。また、常にユーザーの目線や「わかりやすさ」の観点から、パッケージデザインやCM制作の絵コンテを決め、マーケティングの成果につながっていることもよく理解できました。会場からは、デジタルメディアとの使い分けの話など多くの質問があり、大きな学びにつながったと思います。
参加学生一覧
牛島 敬介、
杉原 大樹、
上野 萌衣、
柳本 怜音、