国際観光学部3年 津村 怜那 さん
海外に行くのは今回が初めてでしたが、これから就職活動が始まっていく中において「自分の可能性を広げたうえで軸をしっかり作っておきたい、自分はどういう人間で今後どう社会に関わりたいのか、やりたいことやそのためにしなければならないことを見つける。そして私が私になるために様々な人と出会い経験や生き方を学びたい」とい思いから8月14日から9月12日までの約1か月間、ベトナムインターンシップに参加しました。
お世話になった企業は「Japan Vietnam Jobs」という人材紹介会社で、会社のデータを用いて統計をとったり、日系企業へのアポイント取りや商談に同行、候補者や企業とメールや電話でやり取りをしたりと仕事の一連の流れを体験しました。
最初の方は商談に同行することが多く次々に出てくる業界用語や英語での会話に分からないことばかりで焦りや緊張の連続でした。しかし、知識をつけるチャンスだとポジティブに考えることで積極的に質問できコミュニケーションをとることができました。社長の澤井さんからは商談前に企業や業界の情報を頭に入れておくことと教わり、ビジネスには相手の会社のことや自分の会社のことをよく知っておく必要があるのを実感しました。
週末に行った飲食店では、日本人スタッフの方が働いており海外での仕事の話をしているうちに盛り上がり、一度営業においでよとのことからインターンシップ3日目にして求人をいただくことができ、これを機会にインターン生の自分だからこそできることをしようと考えるようになりました。 社員でもアルバイトでもないインターン生の私だからこそできること、このことをミーティングで伝えると澤井さんからある仕事を任されました。Japan Vietnam Jobsのデータを基に統計をとることです。まず、何を知るためにどんなデータが必要なのか、また会社にとってどんなデータがあれば良いか考え紙に書き出すことから始まりました。データをまとめる上で1番壁になったのは時間です。パソコンが苦手なこともあり、数日かかることもありました。9時から18時の勤務時間で他の仕事もやりつつどう時間配分して仕事に取り組むか。自己マネジメントの大切さを感じました。まずその日やることを書き出し、どれくらいの時間で終わらせるか、優先順位を決めてから澤井さんに報告、それから取り組むと少しずつスムーズに進めることができるようになりました。統計データに関しては仕事の最終日、帰る直前までチェックを行っていると澤井さんから、私が作ってきたデータを基盤にしてこれからも引き継いでいき求人などの傾向を調べる一つの材料にし、更に今後ミーティングにも活用していくと聞かされ、自分がやってきたことはちゃんと会社のためになったと達成感に溢れました。
この一か月間、できないことがほとんどで本当に困りました。初めて電話(英語)でアポイントを取れたと思えば行ってみると取れていなかったことやデータ入力では数字の合わなさに苦しみ、候補者と電話で話してもかみ合わなかったこと、たくさんの失敗をしました。しかしその分、電話の後には必ずもう一度確認メールを送る、仕事の流れや仕事を把握する、与えられたことを最後までやりきることなど…ベトナムでできたこともできなかったことも全て今の自分にはプラスになることばかりでした。私よりできる人は山ほどいるし、今のまま社会に出たとしても自分のやりたい仕事さえさせてもらえないことも分かりました。だからこそ英語やパソコンはもちろん社会の知識もインプットだけでなくアウトプットして身に着けていこうと思います。今回のベトナムインターンシップに参加したことで知らなかった世界に触れ視野が大きく広がりました。一か月間多くの方の話を聞き、自己理解が深まり自信もつきました。就活を前にとても良い経験ができ、また刺激的で魅力溢れる有意義な時間をいただいたことに感謝します。
お世話になった企業は「Japan Vietnam Jobs」という人材紹介会社で、会社のデータを用いて統計をとったり、日系企業へのアポイント取りや商談に同行、候補者や企業とメールや電話でやり取りをしたりと仕事の一連の流れを体験しました。
最初の方は商談に同行することが多く次々に出てくる業界用語や英語での会話に分からないことばかりで焦りや緊張の連続でした。しかし、知識をつけるチャンスだとポジティブに考えることで積極的に質問できコミュニケーションをとることができました。社長の澤井さんからは商談前に企業や業界の情報を頭に入れておくことと教わり、ビジネスには相手の会社のことや自分の会社のことをよく知っておく必要があるのを実感しました。
週末に行った飲食店では、日本人スタッフの方が働いており海外での仕事の話をしているうちに盛り上がり、一度営業においでよとのことからインターンシップ3日目にして求人をいただくことができ、これを機会にインターン生の自分だからこそできることをしようと考えるようになりました。 社員でもアルバイトでもないインターン生の私だからこそできること、このことをミーティングで伝えると澤井さんからある仕事を任されました。Japan Vietnam Jobsのデータを基に統計をとることです。まず、何を知るためにどんなデータが必要なのか、また会社にとってどんなデータがあれば良いか考え紙に書き出すことから始まりました。データをまとめる上で1番壁になったのは時間です。パソコンが苦手なこともあり、数日かかることもありました。9時から18時の勤務時間で他の仕事もやりつつどう時間配分して仕事に取り組むか。自己マネジメントの大切さを感じました。まずその日やることを書き出し、どれくらいの時間で終わらせるか、優先順位を決めてから澤井さんに報告、それから取り組むと少しずつスムーズに進めることができるようになりました。統計データに関しては仕事の最終日、帰る直前までチェックを行っていると澤井さんから、私が作ってきたデータを基盤にしてこれからも引き継いでいき求人などの傾向を調べる一つの材料にし、更に今後ミーティングにも活用していくと聞かされ、自分がやってきたことはちゃんと会社のためになったと達成感に溢れました。
この一か月間、できないことがほとんどで本当に困りました。初めて電話(英語)でアポイントを取れたと思えば行ってみると取れていなかったことやデータ入力では数字の合わなさに苦しみ、候補者と電話で話してもかみ合わなかったこと、たくさんの失敗をしました。しかしその分、電話の後には必ずもう一度確認メールを送る、仕事の流れや仕事を把握する、与えられたことを最後までやりきることなど…ベトナムでできたこともできなかったことも全て今の自分にはプラスになることばかりでした。私よりできる人は山ほどいるし、今のまま社会に出たとしても自分のやりたい仕事さえさせてもらえないことも分かりました。だからこそ英語やパソコンはもちろん社会の知識もインプットだけでなくアウトプットして身に着けていこうと思います。今回のベトナムインターンシップに参加したことで知らなかった世界に触れ視野が大きく広がりました。一か月間多くの方の話を聞き、自己理解が深まり自信もつきました。就活を前にとても良い経験ができ、また刺激的で魅力溢れる有意義な時間をいただいたことに感謝します。
経済学部 3年生 井内 亘 さん
私は8月14日~9月12日までの約1ヶ月間ベトナムでインターンシップに参加してききました。このインターンシップに参加しようと思ったきっかけとしてはゼミの先生がこのベトナムインターンの担当で他の学生よりこのインターンシップを知る機会が多かったことと、もう一つは学生のうちに海外で働くという経験を一度はしてみたいと考えたからです。今日本の市場は縮小しています。どの企業も海外に進出しようと考えています。そんな時代だからこそ海外で働くというものかどのような難しさがあるのかを実際に体験したいと考えたからです。
私がインターンシップさせていただいたのはNASK VIETNAMという会社です。ベトナムで水回りの衛生管理商品を扱っています。私の仕事内容としてはNASK VIETNAMの商品の中で売り上げが伸び悩んでいる除菌消臭液「JIAMOVER」と食材を洗う「YASAIARAI」という商品の売り上げを上げるため、飲食店などに商品のサンプルを渡し実際1週間程度使用していただきアンケートに答えてもらいその結果などを用いて「JIAMOVER」と「YASAIARAI」が売れるようになるかを私自身が考えプレゼンテーションするというものでした。その中で難しかったことがまずやはり言葉が通じないことです。日系の飲食店を中心にアンケートのお願いに回りましたが店員の方は当然ベトナム人です。ある程度日本語は通じましたが難しい言葉などはやはり伝わらないためベトナム語の資料を見せたり身振り手振りで説明したりすることも少なくありませんでした。言葉が通じないため話を聞いてもらえないこともありました。やはり言語の壁はとても感じました。もう一つは文化の違いです。日本の飲食店では衛生面はとても気にします。ですがベトナムでは衛生面はあまり気にしない傾向にあります。衛生環境が良いとは言えない環境で生活して来ているので事前に対策するという考えがあまりないためなにか問題が起きてから対処すれば良いという考え方があります。それが衛生管理商品の売り上げが伸び悩んでいる原因のひとつでした。日系の飲食店の中でも使用する機会がないからと断られることもありました。この点がプレゼンテーション作成で苦労しました。
その中で私が出した答えとしてはまずはお店で使用してもらうことが大切でサンプルを数個渡して商品を使って貰う必要があると結論を出しました。その理由としては実際使ってみないと商品のよさが伝わらず必要性も感じられないと考えました。その為には商品をしっかり説明し問題が起きてからでは遅いということを理解してもらうことが大切だと結論を出しました。そしてお店で使ってもらえればそこで働いているベトナム人従業員も家庭で使うようになるかも知れない、そうすればこの二つの商品の売り上げが上がって行くのではないかと考えました。今はまだベトナムでは必要性を感じられにくい商品かもしれませんがこれから発展していくと必ず必要な商品のためしっかり説明していくべき商品だと考えながら1ヶ月間研修を行っていました。
この1ヶ月間のインターンシップは私としては後悔の多いものでしたアンケートのお願いも数件しか出来ませんでした。企業の人からはホテル、食品工場にも行ってほしいとは言われていましたがそこにもアポイントメントをとることが出来ず結局行くことが出来ませんでした。もっとアポイントメントの電話やメールが出来たのではないのか、飲食店をもっと工夫すれば話を聞いてくれる店もあったのではないのかと後悔ばかりです。この経験をこれからに生かして行くべきだと感じます。ベトナムインターンシップに参加する事で自分の今の実力と海外で働くことの大変さを、身をもって知ることが出来ました。今の自分はビジネスマナーなどまだまだ未熟なところが多く身につけて行かないといけないものを実感出来ました。そして海外での働く難しさでは日本の常識は世界の常識ではないことを深く知りました。このインターンシップに参加したことで自分のこれからの人生の大きな財産になったと感じています。
私がインターンシップさせていただいたのはNASK VIETNAMという会社です。ベトナムで水回りの衛生管理商品を扱っています。私の仕事内容としてはNASK VIETNAMの商品の中で売り上げが伸び悩んでいる除菌消臭液「JIAMOVER」と食材を洗う「YASAIARAI」という商品の売り上げを上げるため、飲食店などに商品のサンプルを渡し実際1週間程度使用していただきアンケートに答えてもらいその結果などを用いて「JIAMOVER」と「YASAIARAI」が売れるようになるかを私自身が考えプレゼンテーションするというものでした。その中で難しかったことがまずやはり言葉が通じないことです。日系の飲食店を中心にアンケートのお願いに回りましたが店員の方は当然ベトナム人です。ある程度日本語は通じましたが難しい言葉などはやはり伝わらないためベトナム語の資料を見せたり身振り手振りで説明したりすることも少なくありませんでした。言葉が通じないため話を聞いてもらえないこともありました。やはり言語の壁はとても感じました。もう一つは文化の違いです。日本の飲食店では衛生面はとても気にします。ですがベトナムでは衛生面はあまり気にしない傾向にあります。衛生環境が良いとは言えない環境で生活して来ているので事前に対策するという考えがあまりないためなにか問題が起きてから対処すれば良いという考え方があります。それが衛生管理商品の売り上げが伸び悩んでいる原因のひとつでした。日系の飲食店の中でも使用する機会がないからと断られることもありました。この点がプレゼンテーション作成で苦労しました。
その中で私が出した答えとしてはまずはお店で使用してもらうことが大切でサンプルを数個渡して商品を使って貰う必要があると結論を出しました。その理由としては実際使ってみないと商品のよさが伝わらず必要性も感じられないと考えました。その為には商品をしっかり説明し問題が起きてからでは遅いということを理解してもらうことが大切だと結論を出しました。そしてお店で使ってもらえればそこで働いているベトナム人従業員も家庭で使うようになるかも知れない、そうすればこの二つの商品の売り上げが上がって行くのではないかと考えました。今はまだベトナムでは必要性を感じられにくい商品かもしれませんがこれから発展していくと必ず必要な商品のためしっかり説明していくべき商品だと考えながら1ヶ月間研修を行っていました。
この1ヶ月間のインターンシップは私としては後悔の多いものでしたアンケートのお願いも数件しか出来ませんでした。企業の人からはホテル、食品工場にも行ってほしいとは言われていましたがそこにもアポイントメントをとることが出来ず結局行くことが出来ませんでした。もっとアポイントメントの電話やメールが出来たのではないのか、飲食店をもっと工夫すれば話を聞いてくれる店もあったのではないのかと後悔ばかりです。この経験をこれからに生かして行くべきだと感じます。ベトナムインターンシップに参加する事で自分の今の実力と海外で働くことの大変さを、身をもって知ることが出来ました。今の自分はビジネスマナーなどまだまだ未熟なところが多く身につけて行かないといけないものを実感出来ました。そして海外での働く難しさでは日本の常識は世界の常識ではないことを深く知りました。このインターンシップに参加したことで自分のこれからの人生の大きな財産になったと感じています。