経済学部3年 小谷 彩斗 さん
私は5月30日から9月の13日まで約3カ月半の間、Sufex Tradingでインターンシップを行った。私はこのインターンシップで大きな目標が2つあった。1つは様々なことに挑戦して、自信をつけること。もう1つは、人脈を広げることだ。この2つの目標は結果的に達成することができた。そのプロセスを書いていく。
インターンシップ先の会社は、主に日系企業が工業団地に進出する際のサポートを行っている会社だ。そこからレンタカー事業やメディア事業に派生している。その中で私はメディア事業に携わった。業務内容としては、最初の1ヶ月は会社のことを知ること。2ヶ月目では営業や記事作成を行い、3カ月目ではオリエンテーションの準備やチラシ作成・提案書作成等を行い、相手のニーズを掴むことにフォーカスした。
最初は社会人と学生の差に落胆する毎日を過ごしていた。言葉の使い方から始まり、仕事に対する集中力や営業先でのコミュニケーションなど何から何まで出来ることがなく、全てのことが嫌になった。精神的にも一人で来たため相談する相手もいなくて、何もかも投げ出してやりたい気持ちになったことも多々ある。所詮、私なんてただの学生だ。そう言って腐りかけながら1か月が過ぎた。
しかしずっと落ち込んでいたわけではない。1か月がたった頃にグループ会社の社長と食事会を開いた。その際に仕事に関する相談を三時間ほど行った。その中で社長が僕にくれたアドバイスが肩の荷を下ろした。毎日憂鬱な気分だと相談した僕に対して「学生にできることなんてない。もしできたとしても、それはインターン生にでもできる簡単な仕事。だからこの三ヶ月半は結果を追いかけなくてもいいから、失敗を恐れず考えて行動しろ。」と教えていただいた。この言葉のおかげでインターンシップとは何か。何をするべきか、といったことを考えるようになり、失敗に対する恐怖感が圧倒的に薄れた。失敗は経験というマインドセットも作れるようになっていった。このマインドでインターンシップを行えたことで、行動力が培えた。そして無鉄砲に行動しても相手にされないため、自然とひとつひとつの行動に理由を持たせ言語化できるようになった。この一連の流れで得られたスキルが最も価値が高かったと思う。
次にこの期間で力を入れたのは人脈づくりだ。元々インターンシップに参加した大きな目標として様々な人に会いたいと思っていたため、様々なスポーツサークルへの参加、そして飲み会への参加を積極的に行った。初めは学生ということもあって可愛がられることも多いのだが、学生の気分のままでは大人にまともに相手にされない。飲み会やスポーツサークルを楽しいだけでは終わらさず、一番の学習の場だと思って、飲み会終わりに毎回フィードバックを行った。すると、場数を踏むにつれて、行動力や周りを見る力やコミュニケーション能力はどんどん伸びていった。出会っていく中で相談できる方も見つけることが出来て、仕事しかなかったホーチミン生活がみるみるうちに変わっていった。お金を払って仕事をしに来ているのだが、まるで仕事外の活動の方がメインではないかと言われたこともある。これは賛否両論があると思うが、私は毎日のように社外に出ることで、社内で学ぶことよりも多くのことを学べたと思っている。海外では日本人だということだけで、共通点がある。なおかつ学生でインターンシップを行っており、サークルや飲み会に参加する人はとても少ない。それだけで興味を持ってもらえる。それを活かして自分のキャラクターや周りに溶け込む力をつけていった。
そしてホーチミン生活の終わりが近づくにつれて予定がすべて埋まり、送別会も多く開催していただいた。その中にはうちで働いてくれない?と言ってくれる方や、またベトナムに来たら絶対飲みに行こう。日本に帰ったらご飯連れて行ってよ。と約束してくださる方も多くいた。またコミュニティは社会人だけではなく、学生インターン会にも力を注いだ。意識の高い同世代の情報共有、また学生の息抜きの場として多くの長期インターン生を束ねて飲み会や観光など様々な企画を行った。振り返ってみると、そこで親交を深め将来の夢を語り合えたことで視野を広げることができ、とても有益であったと思う。
インターンシップ先の会社は、主に日系企業が工業団地に進出する際のサポートを行っている会社だ。そこからレンタカー事業やメディア事業に派生している。その中で私はメディア事業に携わった。業務内容としては、最初の1ヶ月は会社のことを知ること。2ヶ月目では営業や記事作成を行い、3カ月目ではオリエンテーションの準備やチラシ作成・提案書作成等を行い、相手のニーズを掴むことにフォーカスした。
最初は社会人と学生の差に落胆する毎日を過ごしていた。言葉の使い方から始まり、仕事に対する集中力や営業先でのコミュニケーションなど何から何まで出来ることがなく、全てのことが嫌になった。精神的にも一人で来たため相談する相手もいなくて、何もかも投げ出してやりたい気持ちになったことも多々ある。所詮、私なんてただの学生だ。そう言って腐りかけながら1か月が過ぎた。
しかしずっと落ち込んでいたわけではない。1か月がたった頃にグループ会社の社長と食事会を開いた。その際に仕事に関する相談を三時間ほど行った。その中で社長が僕にくれたアドバイスが肩の荷を下ろした。毎日憂鬱な気分だと相談した僕に対して「学生にできることなんてない。もしできたとしても、それはインターン生にでもできる簡単な仕事。だからこの三ヶ月半は結果を追いかけなくてもいいから、失敗を恐れず考えて行動しろ。」と教えていただいた。この言葉のおかげでインターンシップとは何か。何をするべきか、といったことを考えるようになり、失敗に対する恐怖感が圧倒的に薄れた。失敗は経験というマインドセットも作れるようになっていった。このマインドでインターンシップを行えたことで、行動力が培えた。そして無鉄砲に行動しても相手にされないため、自然とひとつひとつの行動に理由を持たせ言語化できるようになった。この一連の流れで得られたスキルが最も価値が高かったと思う。
次にこの期間で力を入れたのは人脈づくりだ。元々インターンシップに参加した大きな目標として様々な人に会いたいと思っていたため、様々なスポーツサークルへの参加、そして飲み会への参加を積極的に行った。初めは学生ということもあって可愛がられることも多いのだが、学生の気分のままでは大人にまともに相手にされない。飲み会やスポーツサークルを楽しいだけでは終わらさず、一番の学習の場だと思って、飲み会終わりに毎回フィードバックを行った。すると、場数を踏むにつれて、行動力や周りを見る力やコミュニケーション能力はどんどん伸びていった。出会っていく中で相談できる方も見つけることが出来て、仕事しかなかったホーチミン生活がみるみるうちに変わっていった。お金を払って仕事をしに来ているのだが、まるで仕事外の活動の方がメインではないかと言われたこともある。これは賛否両論があると思うが、私は毎日のように社外に出ることで、社内で学ぶことよりも多くのことを学べたと思っている。海外では日本人だということだけで、共通点がある。なおかつ学生でインターンシップを行っており、サークルや飲み会に参加する人はとても少ない。それだけで興味を持ってもらえる。それを活かして自分のキャラクターや周りに溶け込む力をつけていった。
そしてホーチミン生活の終わりが近づくにつれて予定がすべて埋まり、送別会も多く開催していただいた。その中にはうちで働いてくれない?と言ってくれる方や、またベトナムに来たら絶対飲みに行こう。日本に帰ったらご飯連れて行ってよ。と約束してくださる方も多くいた。またコミュニティは社会人だけではなく、学生インターン会にも力を注いだ。意識の高い同世代の情報共有、また学生の息抜きの場として多くの長期インターン生を束ねて飲み会や観光など様々な企画を行った。振り返ってみると、そこで親交を深め将来の夢を語り合えたことで視野を広げることができ、とても有益であったと思う。
まとめ
改めて今回のインターンシップを通じて、一番変わったことは行動力だと言い切れる。それは社内だけでなく、社外でも遺憾なく発揮できた。1人でいったから、最初は物凄く辛かった。振り返ってみると、1人でいったからこそ得られたことがとても多かったと言い切れる。自ら動かないと生きていけない環境に身を置いたからこそ、年齢や性別に関係なく多くの人と会うことができ、親交を深めることができた。
勇気を振り絞ったことで、自分を大きく変えるホーチミン生活が出来た。
勇気を振り絞ったことで、自分を大きく変えるホーチミン生活が出来た。
経済学部 3年生 杉岡 舞音 さん
私がベトナムインターンシップに参加した理由は、1回生の時に授業のゼミ紹介で三木ゼミを知りました。先輩方のお話を聞いて、いちばん印象に残っている言葉がありました。それは、「就業力を上げたい人」でした。これを聞いてから私は、このゼミに所属したい。海外事業プログラムに参加して経験したことのないことに挑戦してみたいと思ったからです。
私は、関西学院大学の方と二人で「イノベーションファクトリー」という日本語学校にお世話になりました。私たちには、大きな目標がありました。それは、日本語クラブを作るということです。ベトナム学生の方々は、日本語を勉強しても実際に日本語を活かすところがないそうです。なので、日本語クラブで交流する機会を作るということでした。そのために、学生の方々と多くのコミュニケーションをとり、仲良くなるために活動をしていました。並行して、日本語クラブの活動をFacebookに投稿をし、年間計画表を作成していました。
その中で一番大変だったことがあります。それは、言葉の壁です。日本語を勉強している学生さんですが、普段はベトナム語が飛び交っていて会話がほとんどできませんでした。どうしたら、日本語で話してくれるのか二人で考えていました。出た案を実践しても効果がなく、悩んでいました。でも、学生さんが頑張って日本語で伝えてくれることが多くなりました。その時、発音が上手ですね。すごい! と反応すると自然に日本語を話してくれるようになりました。それがうれしく、私たちも簡単なベトナム語を教えてもらい話すことで会話が弾みました。なので、一方的に日本語を伝えたり話したりするのではなく、聞き手の大切さやお互い勉強しながら話すことが大切だと感じました。また、学生さんたちが積極的に自分のことや日本語についてなどを話してくれるようになりました。
話す以外にも、一緒に昼食を作って食べたり、買い物や公園に行ったりしました。そうして迎えた日本語クラブとして初めての活動でBBQを開催しました。Facebookでの呼びかけ、社長さんの宣伝、大学へ行き宣伝、今回参加していたインターンシップ生の方々に協力していただき、100人近くの方々がBBQに参加してくださいました。学生さんは、終始笑顔で楽しんでくれていました。これが、成功したのは「イノベーションファクトリー」の学生さんや社長さん、参加してくださった皆さんのおかげなので本当に成功してよかったです。
私がインターンシップに参加して得たものは、会話する力だと思っています。今までは、言いたいことや意見があまり言えませんでした。でも現地では、中々ことが進まず自ら何か行動しないと前に進まなかったので、以前よりも積極的になれた気がします。このインターンシップに参加して、気づけなかったことや大切なことを勉強出来ました。
私は、関西学院大学の方と二人で「イノベーションファクトリー」という日本語学校にお世話になりました。私たちには、大きな目標がありました。それは、日本語クラブを作るということです。ベトナム学生の方々は、日本語を勉強しても実際に日本語を活かすところがないそうです。なので、日本語クラブで交流する機会を作るということでした。そのために、学生の方々と多くのコミュニケーションをとり、仲良くなるために活動をしていました。並行して、日本語クラブの活動をFacebookに投稿をし、年間計画表を作成していました。
その中で一番大変だったことがあります。それは、言葉の壁です。日本語を勉強している学生さんですが、普段はベトナム語が飛び交っていて会話がほとんどできませんでした。どうしたら、日本語で話してくれるのか二人で考えていました。出た案を実践しても効果がなく、悩んでいました。でも、学生さんが頑張って日本語で伝えてくれることが多くなりました。その時、発音が上手ですね。すごい! と反応すると自然に日本語を話してくれるようになりました。それがうれしく、私たちも簡単なベトナム語を教えてもらい話すことで会話が弾みました。なので、一方的に日本語を伝えたり話したりするのではなく、聞き手の大切さやお互い勉強しながら話すことが大切だと感じました。また、学生さんたちが積極的に自分のことや日本語についてなどを話してくれるようになりました。
話す以外にも、一緒に昼食を作って食べたり、買い物や公園に行ったりしました。そうして迎えた日本語クラブとして初めての活動でBBQを開催しました。Facebookでの呼びかけ、社長さんの宣伝、大学へ行き宣伝、今回参加していたインターンシップ生の方々に協力していただき、100人近くの方々がBBQに参加してくださいました。学生さんは、終始笑顔で楽しんでくれていました。これが、成功したのは「イノベーションファクトリー」の学生さんや社長さん、参加してくださった皆さんのおかげなので本当に成功してよかったです。
私がインターンシップに参加して得たものは、会話する力だと思っています。今までは、言いたいことや意見があまり言えませんでした。でも現地では、中々ことが進まず自ら何か行動しないと前に進まなかったので、以前よりも積極的になれた気がします。このインターンシップに参加して、気づけなかったことや大切なことを勉強出来ました。