Journal of Our Journey【No.7】 私の初めての留学
今回は、ゼミ生浜口さんの留学レポートを紹介します。彼は留学を決意するに至っては、長い「道のり」がありました。王ゼミでは学生の留学を積極的にサポートしており、そしてぜひ留学させたいというご両親の強い希望もあって、何度も彼に留学を勧めましたが、外国での勉学生活に対する不安が彼の留学に立ちはだかる大きな壁でした。
浜口さんが留学先から戻ってきて、初めて彼に会ったとき、その「変身」ぶりに驚きました。広い世界へ出かけて、自分なりに美しいものを発見・吸収し、自分の足りないところを改めるという意味で、浜口さんは豊かな感受性と可塑性を持っています。
かつて社会学・人類学者費孝通氏(Fei xiaotong, 1910−2005)が自分と異なった文化・価値観に接する時の心得を次の16文字でまとめました:「各美其美、美人之美、美美与共、天下大同」(おのおの、自分の美を美とし、他者の美を美とする。自他の美をともに美とすれば、差別がなくなり、世界が平和になるのだ)。9月からまたオーストラリアへ留学する浜口さんにその箴言を贈りたいと思います。
現在、浜口さんは阪南チームの一員として、JUEMUN 2015(Japan University English Model United Nations)に向けて頑張っています。ぜひこれからも、今回のカナダ留学をバネに、「自己改革」を続けてほしいです。
浜口さんが留学先から戻ってきて、初めて彼に会ったとき、その「変身」ぶりに驚きました。広い世界へ出かけて、自分なりに美しいものを発見・吸収し、自分の足りないところを改めるという意味で、浜口さんは豊かな感受性と可塑性を持っています。
かつて社会学・人類学者費孝通氏(Fei xiaotong, 1910−2005)が自分と異なった文化・価値観に接する時の心得を次の16文字でまとめました:「各美其美、美人之美、美美与共、天下大同」(おのおの、自分の美を美とし、他者の美を美とする。自他の美をともに美とすれば、差別がなくなり、世界が平和になるのだ)。9月からまたオーストラリアへ留学する浜口さんにその箴言を贈りたいと思います。
現在、浜口さんは阪南チームの一員として、JUEMUN 2015(Japan University English Model United Nations)に向けて頑張っています。ぜひこれからも、今回のカナダ留学をバネに、「自己改革」を続けてほしいです。
(経済学部教員 王 凌)
浜口 樹
私は今年の二月から三月の一ヵ月間、カナダのビクトリアにあるビクトリア大学に行ってきました。
私が留学をしようと思ったきっかけは、自分を少しでも変えようと思ったからです。私は元々、自分から積極的に物事をやるということが苦手でした。そして、そういう局面に立たされると逃げてしまいがちでした。そんな自分に嫌気が差し、自分を変えるために留学を決意しました。
自分の英語力の足りなさや一人で行くということでとても不安でしたが、いざ、カナダに着いてみるとそんな不安はいつの間にか消え、これからどんなこと待っているのだろうと、とてもワクワクしている自分がいました。それからカナダで過ごした毎日はとても刺激的でした。
私は留学先で仲良くなった友達とよく、ジムへ行ったり、バスケをしたりしました。その後は、ご飯を食べながら、自分達の国の話をしました。後、これはぜひ、これからビクトリアに行く方におすすめしたいです。“fiamo”というレストランがありまして、そこのリゾットが本当に美味しいです!今でもあのリゾットを食べたくて仕方ありません。これからビクトリアに行く方はぜひ、行ってみてください。
色々なハプニングもありました。日本に戻る前日の夜、遅くまで友達といて、バスの中で寝てしまい、普通なら15分ぐらいで帰れる場所なのに、目を覚まして時計を見たら、一時間半ぐらいバスに乗っていました。それも夜11時半過ぎで、これはもう日本に帰れないなと思い、涙目になっていたら、奇跡的にバスが来て、無事に帰ることができました。あの時、少しでも寝入っていたらと考えると、とても恐ろしいです。その他にもいろいろハプニングがありましたが、今となっては本当にいい思い出です。
その他に、驚きにも満ち溢れていました。ビクトリアは電車がなく、通勤や登校は皆バスを使います。バスから降りる人が皆、笑顔で運転手さんに “Thank you”と言って降りていきます。この光景を見たときはとても驚き、感動さえおぼえました。ここにカナダの人々の良さがにじみ出ているような気がしました。そして、自分もそれを見習って、毎回、笑顔で運転手さんに“Thank you”を言うように心がけました。
このように、毎日が刺激的で、あっという間に一ヶ月が過ぎました。カナダでの留学が終わりに近づくにつれ、日本に帰りたいと思っていた気持ちも帰りたくないという気持ちになりました。最終日には、ホームステイの家族やカナダで知り合った友人と別れるのがつらく、泣いてしまうこともありました。それだけ有意義な留学生活を過ごせたのだと思います。
私が留学をしようと思ったきっかけは、自分を少しでも変えようと思ったからです。私は元々、自分から積極的に物事をやるということが苦手でした。そして、そういう局面に立たされると逃げてしまいがちでした。そんな自分に嫌気が差し、自分を変えるために留学を決意しました。
自分の英語力の足りなさや一人で行くということでとても不安でしたが、いざ、カナダに着いてみるとそんな不安はいつの間にか消え、これからどんなこと待っているのだろうと、とてもワクワクしている自分がいました。それからカナダで過ごした毎日はとても刺激的でした。
私は留学先で仲良くなった友達とよく、ジムへ行ったり、バスケをしたりしました。その後は、ご飯を食べながら、自分達の国の話をしました。後、これはぜひ、これからビクトリアに行く方におすすめしたいです。“fiamo”というレストランがありまして、そこのリゾットが本当に美味しいです!今でもあのリゾットを食べたくて仕方ありません。これからビクトリアに行く方はぜひ、行ってみてください。
色々なハプニングもありました。日本に戻る前日の夜、遅くまで友達といて、バスの中で寝てしまい、普通なら15分ぐらいで帰れる場所なのに、目を覚まして時計を見たら、一時間半ぐらいバスに乗っていました。それも夜11時半過ぎで、これはもう日本に帰れないなと思い、涙目になっていたら、奇跡的にバスが来て、無事に帰ることができました。あの時、少しでも寝入っていたらと考えると、とても恐ろしいです。その他にもいろいろハプニングがありましたが、今となっては本当にいい思い出です。
その他に、驚きにも満ち溢れていました。ビクトリアは電車がなく、通勤や登校は皆バスを使います。バスから降りる人が皆、笑顔で運転手さんに “Thank you”と言って降りていきます。この光景を見たときはとても驚き、感動さえおぼえました。ここにカナダの人々の良さがにじみ出ているような気がしました。そして、自分もそれを見習って、毎回、笑顔で運転手さんに“Thank you”を言うように心がけました。
このように、毎日が刺激的で、あっという間に一ヶ月が過ぎました。カナダでの留学が終わりに近づくにつれ、日本に帰りたいと思っていた気持ちも帰りたくないという気持ちになりました。最終日には、ホームステイの家族やカナダで知り合った友人と別れるのがつらく、泣いてしまうこともありました。それだけ有意義な留学生活を過ごせたのだと思います。
この留学生活を終えて、自分が以前よりは率先して物事に取り組めるようになったと成長を実感しました。しかし、それ以上に自分の英語力の足りなさでうまく自己表現できず、未だに悔しい思いが残っています。だから次の留学では、そのような悔しさが無いように、しっかりスキルアップしたいと思います。
最後に、留学を考えている方に一言。色々な不安があると思いますが、一度その不安を考えずに行動に移してみてください。自分も出発前にいろいろ不安がありましたが、留学先についてから考えてみたら、自分が悩んでいたことや不安なんて馬鹿らしくさえ思えてきました。
だから、考えるよりもまず、行動してください。
最後に、留学を考えている方に一言。色々な不安があると思いますが、一度その不安を考えずに行動に移してみてください。自分も出発前にいろいろ不安がありましたが、留学先についてから考えてみたら、自分が悩んでいたことや不安なんて馬鹿らしくさえ思えてきました。
だから、考えるよりもまず、行動してください。