国際観光学科にて堀内が担当する基礎演習(2年次ゼミ)では、学生たちが自身で問いと仮説をたて、調査で検証するフィールドワークをおこないます。その一環で、11月6日に、難波で調査の練習を実施しました。今回の調査で注目したのが、繁華街の代表的な観光施設である映画館です。映画館といっても、有名映画を放映するシネマコンプレックスやマニアックな映画を放映するミニシアターなどさまざまなものがあります。そのいっぽうで、netflixなど自宅や移動中にも気軽に映画を楽しめる環境が整っており、映画を見る人の多様性や目的も変わってきていると思います。そのような問いを立てたうえで、複数の映画館を視察し、それぞれの映画館にどのような特徴があるのか、客層や設備、土産物などの様子を確認しました。これから本格化していくゼミの練習になったばかりではなく、普段の生活で当たり前のように見過ごしているものやことを見直す機会になったのではと期待しています。