沖縄県石垣島の白保集落で伝統的家屋の残存状況の悉皆調査を行いました

 今年度の観光実習3(国内)は、沖縄県石垣島で伝統的家屋の残存状況の悉皆調査を行うことにしました。沖縄県では赤瓦、石積みサンゴ、防風林のフクギが典型的な伝統的家屋ですが、その数は年々減少しています。その中で、新石垣空港からほど近い白保集落には比較的伝統的家屋が残っています。しかし、白保集落においても伝統的な景観が失われつつあることから、現在の状況を記録し、今後の保全・継承のあり方を考えていくための基礎資料を作成するため、集落内の建物の悉皆調査を行うことにしました。
 8月28日から7日間の現地調査に、国際観光学部4年生3名、2年生6名の計9名が参加し、集落内にあるすべての建物を調査しました。当日は強い日差しが照りつけ、汗だくになりながらも、受講生は調査シートの記録、写真撮影を熱心に行いました。また、現地の方々が声をかけてくださるなど協力していただいたおかげで、空き家の状況なども把握できました。
 白保集落の調査を終えた後は島内の川平湾や平久保崎などの観光地を訪れたほか、竹富島の観光資源調査も行いました。また、本学卒業生が今夏に始めた民泊でもお世話になり、卒業生と現役生の交流も深めるなど、非常に充実した調査になりました。後期授業では調査の結果をとりまとめ、白保集落の皆さまに成果を還元する予定です。
 末尾になりましたが、今回の現地調査でお世話になった白保公民館をはじめとする現地の皆さま、さまざまなご配慮をいただいた卒業生に心より御礼申し上げます。(森重昌之)

当日の現地調査の様子

  • 予備調査の様子

  • 予備調査の様子

  • 伝統的家屋の特徴について説明を受ける受講生

  • 現地調査の様子

  • 現地調査の様子

  • 石積みサンゴとフクギが残る白保集落の景観

  • 典型的な伝統的家屋

  • 現地調査の成果をまとめる受講生

  • 白保集落での記念撮影の様子

参加した学生の報告

白保集落の家屋から考察する沖縄の伝統的家屋の変遷
 国際観光学部2年 阪野広稀

 今回のフィールドワークの目的は、沖縄県石垣市白保集落で赤瓦の屋根やサンゴの石垣、フクギの木といった沖縄の伝統的な家屋がどれだけ残っているのか、また現在空き家がどれだけあるのかを調査し、沖縄の伝統的な家屋が年月とともにどのように変化していくのかを明らかにするためのデータベースをつくることです。それに当たって、私たちは白保集落にある住宅、店舗、宿泊施設、空き家、空き地をすべて調査しました。
 フィールドワークを行うに当たって事前に準備してきたことは、まず沖縄の伝統的な家屋の造りを調べ、赤瓦の屋根やサンゴの石垣、フクギの木が持つ役割を調べました。その結果、フクギの木は防風林として、赤瓦は直射日光を反射させて屋根の気温が高温にならないようにし、家全体の気温を低く保たせるといった役割があることがわかりました。次に、調査当日の動線を確認しました。まず、白保集落の地図上に明記されている住宅や施設に番号を振り分け、番号が振られた住宅をブロックに分けて細分化し、ブロック毎に調査する順路を決め、効率良く調査できるようにしました。また、調査シートも作成し、住宅ごとに調査するポイント(赤瓦の屋根、サンゴの石垣、フクギの木等の有無)にチェックを入れて容易にデータを収集できるようにしました。
 実際に調査して気づいた事は、赤瓦の屋根とサンゴの石垣とフクギの木のすべてが揃っている沖縄の伝統的な家屋が少ないことがわかりました。しかし、赤瓦は新しい住宅の屋根の一部分に取り付けられていたり、民宿の門の屋根部分に使われていたり、住宅の塀に使われていたりするなど、まだ伝統的な家屋の造りを残している部分もあることに気がつきました。このことから、私は新しく建物を建てても赤瓦の屋根を取り付けることで、古くから残っている沖縄の街並みの景観を損なわないようにして、伝統的な家屋の造りを保存しているのではないかと考えました。さらに、フクギの木も新しい住宅が密集している地区ではほとんど見かけませんでした。このことから、私は新しく建てられた住宅は耐久性に優れているので、わざわざフクギの木を防風林として設置する必要性がなくなったのではないかと考えました。
 また、調査した家屋が空き家かどうかを調べる際に目視での判断が困難であったため、実際に近隣の住民に尋ねてみると、もうこの家屋は空き家になっているということが多々ありました。このことから、私は目視で空き家かどうか判断すると誤認性が高いことがわかり、空き家を調査する際には近隣住民の聞き取り調査が重要であることを、このフィールドワークを通して学びました。
 今後の活動計画としては、調査したデータをもとに、赤瓦の屋根がある住宅、サンゴの石垣やフクギの木がある住宅、空き家が白保集落には現在どれくらいの割合で残っているか統計にとり、今後そのデータがどのように変化する可能性があるのかを調べる予定です。

歩いて感じる白保の魅力と現状
 国際観光学部2年 松井瑠璃夏

 今回、石垣島の白保集落を調査した目的は、伝統的な赤瓦の建物やサンゴの石垣、フクギの木が現段階でどのくらい残っていて、大切にされているか、また伝統的な建物以外に空き地や空き家を調査することです。そして、これから白保集落がどのように変化していくかということも踏まえて、伝統的な建物を今後もどれだけ守っていけるかなどを目的に調査を行いました。
 事前に準備したことは、まず石垣島について人口や位置、気候、観光資源などを詳しく調べ、授業内でスライドを利用して、理解を深める発表を行いました。また地図をもとに、白保集落の住宅に番号を割り振り、どのように周れば効率が良いかなども考慮しつつ、みんなで話し合いながら準備していきました。実際に白保集落に行ってみて、自分の住む地域とは街並みが全然違っていて、新鮮で、「石垣島に来た」という実感が湧きました。
 1日目に試しに1つのエリアを全員で見て周りましたが、日差しが強く、1つ1つ見て回ることの厳しさを痛感しました。そして、2日目から3チームに分かれ、各チーム3~4エリアを見て周り、1つ1つの建物の写真を撮り、どのような状況か調査していきました。残りの2日も同様に調査しましたが、日差しが強かったので、昼間の時間を避けながら調査を進めました。
 エリアによっては、遠く離れているが、軒数が少ないエリアもあれば、建物が密集し、軒数も多いエリアもあり大変でした。しかし、事前にしっかり準備していたので、グループで分担し、スムーズに調査を進めることができました。また、掲示板などを通して、阪南大学の学生が白保集落で調査することを白保の人びとがご存じで、皆さんがとても気さくに話しかけてくださったり、話を聞いてくださったりして、とても調査しやすい環境でした。実際に住んでいるからこそわかる近隣の人びとの状況や、伝統的な民家の内装を見せていただき、説明もしてくださったことで、より詳しく調査できました。調査していくうちに、赤瓦の区別、フクギの木の区別などができるようになりました。猛暑の中での調査でしたが、たくさんの人に声をかけていただき、家の庭で採れたグァバなどをいただいたり、歩けば海がすぐそこに見えたり、石垣島の気候だからこそ咲いている花があったりするなど、調査を通して石垣島や白保集落の魅力を感じることができました。さらに、地元の食材を使ったカフェや飲食店、ヴィラや宿泊施設も多く建てられており、観光客も多く見られ、観光の現状を知ることができました。
 今後はデータや情報を授業内で整理し、振り返り、白保集落の人びとに伝えられるよう調査結果をまとめていきます。また、調査後の2日間は石垣島の市内や竹富島に行きました。石垣島でしか味わえない綺麗な海、観光スポットにも訪れることができ、初めての石垣島だったこともあり、より充実した1週間でした。このような調査は、気になることがあっても1人で行うことは難しいものです。今回、授業を通して調査することができ、とても貴重な体験でした。これからもこのような機会があれば参加したいです。1週間石垣島で過ごすことで多くの気づきや発見があり、まだまだ石垣島についての文化や歴史も知りたいので、また必ず訪れたいです。

実際に訪れないとわからない白保の魅力
 国際観光学部2年 萩原奈未

 私は8月28日から9月3日までの7日間、沖縄県石垣市にある白保集落に訪れ、伝統的な民家がどれだけ残っていて、空き家がどれだけ増えているかを調査しました。白保集落には、赤瓦の屋根や防風林のフクギの木、サンゴを積み上げてつくられた石垣といった沖縄らしい伝統的な古民家が多く残されています。しかし、住民の高齢化や島を出て移住する方が増え、伝統的な民家を管理する者がいないという現状でした。
 調査を行うにあたって事前に準備したことは、石垣島の特徴・歴史・交通・観光資源やあらかじめ訪れる場所、調査での周り方など、現地でスムーズに移動できるように行動予定を立てました。7日間のスケジュールとしては、1、7日目は移動日とし、2~4日目は白保集落の現地調査日、5~6日目は観光資源調査としました。
 当日は、無事に石垣島に到着することができました。最初に、今回お世話になる宿のイラヨイさんに挨拶し、2日目から始まる現地調査の練習に行きました。調査方法は、地図担当・記入担当・撮影担当の3人1組になり、集落内を歩き周り一つ一つ家を見ていくといった方法です。練習している際に、東京から石垣島に移住され、白保集落でピザ屋を経営されている方に出会いました。私たちの調査内容に興味を持っていただき、次の日にピザをご馳走していただきました。店は伝統的な民家を改装し、店舗として利用されていました。店にお邪魔した際、地元の方や観光客の方で店内はとても賑わっていました。
 2日目は、宿のそばにある海岸から朝日を見てスタートしました。調査を始めると、家を外から見ただけでは人が住んでいるのか住んでいないのか、判断が難しいという問題に直面しました。その問題を少し解決してくれたのが、現地のおじい、おばあでした。「調査をするため大阪から来ました」と説明すると、現地の方々は私たちに丁寧に近辺の情報を教えてくださいました。そのおかげで調査はスムーズに進みました。現地の方々に助けられながら、3日目、4日目の午前まで調査を行いました。
 5、6日目はお世話になったイラヨイさんを後にし、竹富島や石垣島内を周りました。その際に利用させていただいた宿は、先生のゼミ卒業生が経営している一棟貸しの施設でした。目の前は海が広がっていて、庭でバーベキューもでき、とても素敵な施設でした。7日目は台風で心配されていた飛行機も問題なく飛び、帰阪しました。
 今回の調査を行った結果、人は住んでいないが所有者はいるといった家が多く見られました。また、伝統的な民家は残っていましたが、住める状態の建物は少なかったです。改装して住める状態にするには膨大な費用と、希少な赤瓦の職人さんが必要であるという問題点がありました。それに加え、集落の方々は白保の伝統的な文化をとても大切にしているため、移住者を良く思わない方もいました。移住者の方々がアパートや宿泊施設などを建てることで白保特有の景観が壊れてしまうという現地の方の意見もありました。
 このように、現地に行かなければわからなかったことをたくさん学べ、とても良い経験になりました。今後は、現地の方々の考え方を尊重しつつ、移住者も増やすにはどうしていくかを考えなければならないと感じました。

石垣島の伝統を守るために私たちにできることは何か
 国際観光学部2年 草野明日花

 8月28日~9月3日の7日間、観光実習3のフィールドワークで沖縄県石垣島に調査に行ました。近年、石垣島では伝統的な建物の空き家を壊し、一棟貸しやホテルなどの宿泊施設にするリゾート開発が進んでいます。白保に住む人びとはこの現状を懸念しています。そこで、私たちは石垣島の白保地区に残る、伝統的な建築様式の家の数を調査しました。
 まず、白保地区の伝統的な建築様式とは、屋根が赤瓦、家の塀がサンゴの石垣、周りにフクギの木が植えてあることです。私たちは、調査に行く前に白保の地図を印刷し、地区をいくつかに分けて、建物に番号を振りました。次に、シートを作成し、シートの欄には屋根が赤瓦なのか、サンゴの石垣、フクギの木はあるのかに加え、家に人は住んでいるのか、そもそも家なのか、空き地になったのかの欄もつくり、地図に振った番号と照らし合わせました。
 調査当日は、地図を頼りに一軒一軒周り、写真を撮り、地図になかった家は追加し、複数人でシートの欄に当てはまるかどうか確認しました。広い土地で家とガレージの2つの建物を所有している家もあり、私の住む地域では見ない光景だったので印象に残りました。
 調査時は、人が住んでいるのか、空き家なのかの判断が難しかったです。しかし、現地の方が話しかけてくださり、教えてくださったことが多く、調査を順調に進めることができました。また、現地の方から、フクギの木は防風林だということと、最近は持ち主が亡くなってその子どもが家の掃除に年に何回かだけ帰ってくる家が多いことを教わりました。
 現地調査で気づいたことは、予想していたよりも石垣島に空き家が少ないことです。定住はしていないが、手入れだけはしていそうな家が多かったです。また、伝統的な建築様式が残っている地区と、そうでない地区で分かれていたことが印象的でした。そうでない地区は宿泊施設が多かったです。現地の方は、やはり伝統的な建築様式の家がなくなっていくことを寂しく思っているとうかがいました。
 今回の調査で、現地の方々の思いとは反対に、伝統的建築の家が少なくなっていることが課題だと感じました。そもそも自分を含め、石垣島の家の伝統的な建築について知らない人が多いのではないかと考えます。美しい海と赤瓦、サンゴの石垣、フクギの木が合わさった風景は石垣島ならではのものだと思うので、残したいと考えます。石垣島の伝統的な建築を知ってもらうにはどうしたらいいのか、そして、どうしたら残せるのか、私たちにできることをこれから考えていきたいです。

白保調査で見つけたもの
 国際観光学部2年 石本みこと

 今回、私は国内実習である「白保調査」に参加しました。もともと入学前のガイダンスの時から興味があり、参加できると知ってとても嬉しかったです。これから、その白保調査での気づきや、様子などについて述べていきます。
 まず、調査目的ですが、白保の文化や伝統的な赤瓦、サンゴの石垣などを守るために、現在どれだけ伝統的な家屋が残っているのかを調べることでした。事前準備として、まず白保集落がある石垣島の地形や沖縄本島からの距離、人口などを調べました。これらをすることによって、今回調査する白保集落への興味や関心がより強くなり、仲間同士の絆を深められることにもつながったように思います。他にも、観光名所についても調べました。そして、白保調査のために地図にある家屋一つ一つに番号を振り、それをExcelに打ち込む作業を行いました。それらをAから順にグループに分け、グループごとに周ることができるようにしました。調査のための作業が終わった後、2日間ある観光資源調査で周りたい観光地を調べたり、どこで何をしたいかをみんなで話し合ったりました。
 調査当日の3日間は天気にも恵まれ、快晴の中での調査となりました。白保集落への到着日にみんなで少しだけ調査の練習を行ったところ、事前調査をしていた時に考えていたことが甘く感じるくらい過酷で、驚きました。フクギの木の実がたくさん落ちており、その独特な匂いと暑さで頭が回らなくなってしまう時もありました。白保集落の方々によると、石垣島は本島よりも気温は高くないけれど、日差しが強いとうかがい、本当にその通りだなと感じました。また、白保の方々はとても温かく、調査の途中に暑さでばてていた私たちを家へ招いていただき、グァバをご馳走になるという経験をしました。果物のグァバを食べたことがなかったので、貴重な体験ができてとても良かったです。
 調査中に少し議論になったのですが、赤瓦だけど漆喰がない瓦や、家全体を囲んでいるのではなく、玄関に少しだけあるサンゴの石垣などがあり、少し驚きました。これは何らかの形で伝統を残そうとしているのではないかなと私は考えました。他にも、伝統的な家屋が残っている場所が固まっていたり、同じ苗字の方が多く、いろいろな憶測が飛び交ったりしました。白保の方々にうかがうと、周りに住んでいる同じ苗字の人はほとんどみんな親戚だそうで、これにも驚きました。
 まだまだ白保集落について知らないことがたくさんあったので、機会を見つけてもう一度訪れたいと思いました。

地域の魅力をどうやって伝えるか
 国際観光学部2年 山辺小桜

 8月28日(水)から8月31日(土)までの4日間、石垣島白保集落にて現地調査を行いました。今回実施した調査の目的は、新しい建物が増えつつあることで、石垣島の特徴とされるサンゴ、フクギ、赤瓦がまだどれぐらい残っているかを知るために調査をしました。事前に石垣島がどのような場所なのかについてグループに分かれて調べ、発表し合うことで理解を深めました。そして、調査地区の地図にどのような順番で周るかを考え、番号をつけました。
 調査した4日間は天気も良く、いろいろな場所を歩きました。1日目はお昼頃に石垣島に到着しました。その後宿に向かい、夕方から全員で調査を行いました。地図を見ながら建物を確認し、写真を撮り、フクギや赤瓦はあるか、人は住んでいるかなどを調査シートに記入しました。初めに調査した地区では、新しく建てられた家もあり、赤瓦は少ないと感じました。2日目は2組に分かれ、朝と夕方に調査しました。朝に調査した地区は家が少なかったですが、家と家が少し離れた場所にあったため、歩いていると広く感じました。歩いている最中にヤギや牛を見ることができ、他にも鶏の鳴き声を聞き、大阪では聞くことがめったにないと思いました。この辺りから身体が疲れてきましたが、夕方の調査も順調にできました。
 3日目も朝から調査し、午後からは3組に分かれて調査を行いました。午後からの調査では天気があまり良くなく、途中で少し雨が降ってきましたが、ちょうどよい涼しさの中で調査できました。3日目にほぼ調査が終わり、最終日の4日目は朝に調査を行い、午後からは調査シートの記入漏れがないか、写真をきちんと撮っているかなどの確認作業を手分けして行いました。順調に調査も終了し確認作業もでき、4日間の調査が終了しました。
 白保集落の調査を行ってわかったことは、家はあるが住んでいないところがありました。調査をしていると住民の方がいたので、話をうかがうと、白保集落には住んでおらず、家の手入れに来たとおっしゃっていました。その方の近くの家も「もう住んでいないよ」と教えていただきました。形として家はありますが、住んでいるかはわからなかったので、住民の方に聞くと住んでないというケースが多々ありました。自分たちで住んでいるかどうか判断することが難しく、正確に知るには近所の方々に教えていただかないとわからないことでした。
 また、赤瓦の葺き替えには費用もかかるため、綺麗に維持するのは大変で、地域の方々も赤瓦が少なくなっていることが悲しいとおっしゃっていました。また、建築中の家もいくつが見ましたが、あまり赤瓦は使われていませんでした。今回初めて石垣島を訪れ、さまざまなところを歩きましたが、木や草などの緑が多く、自然を感じました。
 今後は調査した資料を整理し、赤瓦を使った建物を増やすための案を考えていきたいです。また、資料をもとに成果発表に向けてまとめていきたいと思います。