2024年11月30日、池澤ゼミ3期生はゼミナール大会で今年度のキャリアゼミの最終発表を行いました。ゼミ活動では尾州毛織物産地や古着の集積地を回りました。中でも、大阪のアメリカ村と名古屋の大須商店街を実際に現場リサーチし、その特徴を学ぶ機会となりました。また、天王寺・なんばエリアの商業施設の最新事情を視察することで、顧客に提案する価値とは何かを学ぶことができました。古着の1点ものの価値がリアル店舗の差別化にとっても相応しいMDであることがよく理解できました。

1年間のゼミ活動をゼミナール大会にて発表いたしました!


アメリカ村(大阪)と大須商店街(名古屋)の比較研究を行ないました。


あべのエリアの活性化に「古着」が活用できないか、あべのキューズモールで意見交換


天王寺ミオでは、古着テナントの誘致の難しさについて知ることができました。


なんばパークスでは、リアル商業施設ならではの体験価値提案について教えて頂きました。


「ひつじサミット」やゲオHD(セカンドストリート)訪問では大変お世話になりました。ありがとうございました。



学生コメント

 ■流通学部2年 橋本 陽奈
ゼミ活動のグループワークで印象に残ったのは、各メンバーが率先して自らの役割を果たそうとする姿勢でした。誰一人として他人任せにせず、積極的に行動し、グループ全体の成功に向けて協力していた点が素晴らしかったです。また、コミュニケーションがとりやすく、話し合いができて最終的により良い結果を出すことができました。その中で、お互いを認め合い、尊重し合う姿勢が印象的で、チームの結束力が高いことを感じました。

■流通学部2年 別所 櫂斗
毛織物工場に行った際、工場見学で細かい作業を機械がやってて、目では追いつかんくらい早くて本当に印象的でした。布を作るだけでこんな早い機械でも何分もかけて作ってると考えると感慨深いなと思いました。この工場ではいろんな体験をさせて貰えて、楽しかったです。綿を触ったり、特殊な繊維で出来た布を燃やしても燃えないような生地を触れたり、実験してもらったりと、説明だけでなく、パフォーマンスもしてくれてとても印象的でした。羊とたわむれたり、みんなでジュース飲んだのも全ていい思い出になり、先輩方や先生とより仲良くなれて本当に幸せで楽しすぎた合宿でした!
 

教員のコメント

経営学部
池澤 威郎 教授

池澤ゼミ2回生(3期生)は、3回生から古着ゼミのレクチャーを受けながら春にアメリカ村を視察し、秋には名古屋・岐阜方面で合宿を行ないました。毛織物の繊維産地をめぐるとともに、古着の商業集積地を見学することで、どのような店舗がなぜ集積し、消費者に価値を提供しているのかをエリアごとの特性を踏まえながら、様々な学びがあったと思います。ゼミナール大会に向けてのグループワーク(準備)もアウトプットのための良い機会となりました。

参加学生一覧

(2年生) 北口 碧乃、 北村 颯介、 木下 将吾、 中橋 果音、 箱崎 未帆、 橋本 陽奈、 濱崎 芽生、 別所 櫂斗、 松村 美紅、 三宅 萌香、 宮西 優唯、 森口 涼太