2024年11月30日、流通学部専門演習として池澤ゼミ2期生(3回生)名はゼミナール大会で発表報告をしました。タイトルは、「2ndSTREETから学ぶ古着とSDGSの関係」(A班)、「ファストファッションに対抗する毛織物」(B班)、「古着の魅力」(C班)の3つのテーマで発表を実施しました。ゼミ生は2023年はデニム・ジーンズ産地(広島・岡山児島)への調査とNU_茶屋町でのデニムリサイクル雑貨の販売を行ない、2024年はアメリカ村や大須商店街などの古着集積地調査、尾州毛織物産地を視察してきました。特に本年は、学生主導での古着レクチャーなどを通じ、現地調査を経たのち、ゼミナール大会で古着や毛織物繊維産地に関する多様なプレゼンテーションを実施することができました。おかげさまで、A班はゼミナール大会での入賞を果たすことができました。
 ゼミナール大会でのキャリアゼミの成果発表を行ないました。

2ndストリートでの視察調査を通じた「古着とSDGs」のテーマで入賞。




尾州毛織物産地のオープンファクトリー「ひつじサミット」の成果報告も充実!




アメリカ村の古着集積、古着チェーン店などの特徴をまとめました。


リユースビジネスの奥深さを感じることができました。協力企業の皆様、ありがとうございました。




プレゼンテーションお疲れさまでした!

学生コメント

 ■流通学部3年 三浦 由有
私達のゼミ活動ではファッション関連のことを学んでおり、今年度はアメリカ村、南船場、中崎町などの大阪で古着産業が盛んな地に訪問し、実際にお店の方からお話を伺いました。その後、愛知県名古屋市にある2ndSTREETの本社に伺い、リユース事業のお話をしていただきました。これらの経験から今年のゼミナール大会では「古着とSDGsの関係」という課題を設定しました。私達のゼミ活動で学んだことを同じ学部の学生や先生に発表でき、賞状もいただけてて貴重な経験ができました。

教員のコメント

経営学部
池澤 威郎 教授

池澤ゼミは、デニム・ジーンズ産地の調査や古着調査・毛織物産地調査を通じて、繊維産業がもたらす価値のあらゆる側面に触れることができました。ジーンズや毛織物(ウール素材)の最終加工段階での表現力や、古着の一点ものの価値など、どこで消費者の価値を生み出す特徴を押しだすことができるか、工場での製造段階から、店頭で実際に手を触れる段階まで学ぶことができました。そうした集大成がゼミナール大会での各班の発表にうまく反映できていたと思います。

参加学生一覧

(3年生) 牛島 敬介、 四方 美裕、 作田 美結菜、 杉原 大樹、 杉村 暁洋、 高塚 星弥、 竹田 英烈、 中上 元、 中澤 怜大、 柳本 怜音、 岩本 大輝