淡路島でモニターツアーを実施しました

 国際観光学部には、実際に国内外の現地に出かけ、観光資源や観光現場を視察したり、関係者への聞き取り調査を行ったりする「観光実習」という授業があります。今年度の「観光実習1(国内)」は3年生の計4名が参加しており、淡路島を対象にしています。地域を観光で訪れた人が、その地域へ移住するためにはどんな仕組みが必要かを明らかにすることを目的としています。これまでに2回、淡路島での予備調査を実施し、観光資源調査、関係者への聞き取り調査などを進めてきました。また公開データを用いた観光・移住の分析をおこなってきました。そのようにして得られたデータを踏まえ、今回、学生たちが2泊3日(9/18-20)のモニターツアーを企画し、阪南大学以外の大学生を含む計9名での実習を実施してきました。
 モニターツアーでは、1日目:五色ウェルネスパークでの交流→バーベキュー→五色浜でウミホタルと星空観察(NPOあわじFANクラブ様に協力いただきました)→花火など→サンセットログハウスで宿泊、2日目:フリーバスチケットを用いて島内各所で写真撮影会(淡路島フォトコンテストへの参加をお願いしています)→夜の洲本市散策→写真の品評会→島海月で宿泊、3日目:自由行動、という企画をしました。参加してもらった学生たちが、淡路島の観光や移住に関して、率直な意見を残してくれました。
 今回のモニターツアーの結果をふまえ、さらに調査を続け、最終的には学会での成果発表を予定しています。

参考