第1学期が終わり、留学先での努力の成果を実感し始めているようです

 今年4月からカナダ・ヴィクトリア大学で留学中の三木鈴菜さんから、3回目のレポートが届きました。いつもは月末にレポートを提出してもらっているのですが、今回は7月初めに第1学期(1ターム)が終わり、Farewell Partyが行われることから、それを待ってレポートを送ってくれました。
 今回のレポートでは、「授業で習ったことをその日のうちにすべて吸収することを意識しながら、努力してきた」とあり、留学先での努力の様子が伝わってきます。また、クラスメイトに頼られる存在になったり、ホストファミリーから語学力の向上を評価されたりするなど、その成果も実感し始めているようです。日ごろから「努力は必ず実を結ぶ」と考えているわれわれにとっても、喜ばしい姿です。留学生活は半分を過ぎましたが、引き続きこうした努力を続け、大きくなった姿で帰国してほしいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • クラスメイトと海に行った時の様子

  • アクティビティの様子

  • Farewell Partyの様子

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1ターム目が終了しました

国際観光学部3年 三木鈴菜

 早くも留学生活の半分が過ぎようとしています。近頃は1日1日がとても早く過ぎるように感じています。今月で1ターム目のクラスが終了しました。私のクラスメイトは年齢も国籍もバラバラなのですが、本当に仲が良く、みんな優しく、毎回の授業がとても楽しみでした。
 授業の中でフリートークの時間がよくあるのですが、クラスが始まった頃は、私の会話力が低く、みんなの仲もあまり深まっていなかったので、時間が余ってしまい、少し苦痛な時間でした。しかし、回数を重ねるごとに仲も深まり、私自身の会話力やコミュニケーション力も成長し、この時間が楽しみのひとつになりました。今もまだ流暢ではありませんが、時間が足りないくらい、みんなでフリートークができるようになりました。私のクラスは最初、難しい新しい文法を習うわけではなかったので、不安でいっぱいでした。しかし、今まできちんと理解しきれていなかった部分や、自分の会話力の未熟さにも気づくことができたので、自分のためになるクラスでした。
 クラスメイトの中には苦手な部分が多い人もいたので、私はこのクラスの中でその人たちに教えられるくらいの存在になりたいと思い、教わることすべてをその日のうちに吸収することを意識し、日々努力してきました。いつの間にか、頼られる存在になることができ、教えることでもう一度自分の理解の確認にもつながり、良い経験ができました。日々の積み重ねもあり、この授業で学んだことはほぼすべて吸収できたと感じています。
 また、クラスのアクティビティで海に行ったり、誕生日をお祝いしたり、休日に家を借りてホームパーティーを行ったりしました。たくさんの楽しい思い出をクラスメイトとつくることができました。7月で母国へ帰ってしまう友人も多く、とても寂しいです。しかし、心の底からクラスメイトと出会えて良かったと感じています。
 ヴィクトリア大学では、1タームが終了するごとにFarewell Partyが行われます。このパーティーは、ドレスコードがセミフォーマルで、1タームの間、一緒に頑張ってきた仲間たちや先生とディナーやランチを楽しむ会です。また、何人かの学生がスピーチを行ったり、クラスメイトや先生と別れを惜しんで涙を流したり、たくさん写真を撮ったりと思い出に残る良い機会でした。
 ホストファミリーと一緒に過ごし始めて、3ヶ月が経とうとしています。以前より会話の内容も幅も広がり、彼らから「最初の時よりも話す力が伸びたね」と褒めてくださいました。また、犬の散歩を一緒にしたり、アクティビティに誘ってくださったり、ボードゲームをしたりするなど、食事以外の時間も一緒に過ごすことが楽しく感じられて嬉しいです。残りの時間も後悔のないように過ごしていきたいです。
 次の夏のコースでは、レベルアップした内容を学んでいくので、わからないところが1つもないよう、どんどん質問していきたいです。ここからどのように過ごしていくかが、とても重要になると考えるので、初心を忘れず頑張ります。また、新しい友人との出会いにも期待しています。