【大谷ゼミ】さんふらわあの船内視察を行いました
さんふらわあ社の取り組み内容を実感する機会になりました
大谷ゼミ(代行:森重)では、10月8日(水)のさんふらわあ社との意見交換に続き、11月10日(月)に六甲アイランドにて、神戸と大分を結ぶフェリー「さんふらわあごーるど」の船内視察を行いました。当日はさんふらわあ社の和田智博係長の解説のもと、操舵室や客室、食堂、貨物室などをご案内いただきました。初めてフェリーに乗船するゼミ生をおり、その大きさや迫力に感心するとともに、実際に船内を見ることで、10月の意見交換の際にご紹介いただいた取り組み内容を実感していました。船内視察終了後、さんふらわあ社の皆さまとの懇親会も行われ、ゼミ生は今後行われる乗船合宿をますます楽しみにしていました。
さんふらわあ社の和田さまには、船内の様子を大変丁寧に説明してくださいました。また、その後の懇親会にもお忙しいなか、同社の皆さまがお越しいただき、貴重な意見交換の場を与えてくださいました。改めて、心より御礼申し上げます。以下で、ゼミ生が当日学んだことを報告します。(森重昌之)
さんふらわあ社の和田さまには、船内の様子を大変丁寧に説明してくださいました。また、その後の懇親会にもお忙しいなか、同社の皆さまがお越しいただき、貴重な意見交換の場を与えてくださいました。改めて、心より御礼申し上げます。以下で、ゼミ生が当日学んだことを報告します。(森重昌之)
写真−当日の様子
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参加したゼミ生の報告
海に浮くホテル
国際観光学部2年 田中龍之介(大谷ゼミ)
フェリーさんふらわあの船内を初めて見学し、これから何度も利用する機会があるので、今回の見学を含め、これからの活動につなげていかなければならないと思いました。
私はフェリーに乗ったことがなく、船内に入ることも初めてだったので、パンフレットで見た印象しかありませんでした。実際に船内に入って見てみると、ホテルが海に浮いているような感じでした。客室も大部屋からデラックスルームまであり、子どもには嬉しいキティちゃんルームとくまもんルームもありました。また、数は少ないですが、ペットと一緒に泊まることのできる部屋もあります。その部屋は掃除しやすいよう、床なども工夫されていました。さらに、実際に見ることはできませんでしたが、展望風呂もあります。その他の施設として、ゲームセンターや売店、食堂などもあり、目的地に着くまでの間、暇なく過ごすことができると思いました。
船での移動は、飛行機や新幹線を使って移動するよりも時間がかかりますが、船でしか体験できないイベントなども考え、それを実現させると、もっと利用していただける人が増えてくると思いますので、実際に乗船して考えていく必要があります。
今回、船内を見た限り、階段などにも季節を感じさせるような飾り付けや雰囲気づくりがされていて、とても良かったです。また、季節の食べ物を使った限定食があり、それを乗客の眼に止まりやすいようエレベーターの中にポスターで宣伝していたので、宣伝効果も出ていると思いました。他に、乗船した人しかもらえないクーポンも置いていました。しかし、各部屋にはアンケートしか置いていなかったので、クーポンとアンケートをセットにして置いても良いのではないかと思います。
若者が船に乗らないということには、何か原因があると思います。その原因として、船のことをよく知らない、興味がない、時間がかかるなど、船での移動を身近に感じていないことがあると思います。これだけ船内には多くの魅力があるのに、それをわかってもらえないというのは非常にもったいないので、船旅の魅力を伝えるだけではなく、船内の魅力をもっと伝えていけば、船のことをあまり知らない若者や船に興味がない人びとの関心を引けるのではないでしょうか。
そのためには、何度も乗船し、自分たちが船内を知り、そこで学んだことを、自分たちだかこそできる若者目線の宣伝方法や船の楽しみ方などを提案し、選択肢の1つとして、飛行機や新幹線のように船が出てくるようになればと思います。同時に、目的地のまちづくりをして、船を降りても乗客が楽しめるものを、船のPRとともに行っていければ、船旅として成り立つと思います。
私はフェリーに乗ったことがなく、船内に入ることも初めてだったので、パンフレットで見た印象しかありませんでした。実際に船内に入って見てみると、ホテルが海に浮いているような感じでした。客室も大部屋からデラックスルームまであり、子どもには嬉しいキティちゃんルームとくまもんルームもありました。また、数は少ないですが、ペットと一緒に泊まることのできる部屋もあります。その部屋は掃除しやすいよう、床なども工夫されていました。さらに、実際に見ることはできませんでしたが、展望風呂もあります。その他の施設として、ゲームセンターや売店、食堂などもあり、目的地に着くまでの間、暇なく過ごすことができると思いました。
船での移動は、飛行機や新幹線を使って移動するよりも時間がかかりますが、船でしか体験できないイベントなども考え、それを実現させると、もっと利用していただける人が増えてくると思いますので、実際に乗船して考えていく必要があります。
今回、船内を見た限り、階段などにも季節を感じさせるような飾り付けや雰囲気づくりがされていて、とても良かったです。また、季節の食べ物を使った限定食があり、それを乗客の眼に止まりやすいようエレベーターの中にポスターで宣伝していたので、宣伝効果も出ていると思いました。他に、乗船した人しかもらえないクーポンも置いていました。しかし、各部屋にはアンケートしか置いていなかったので、クーポンとアンケートをセットにして置いても良いのではないかと思います。
若者が船に乗らないということには、何か原因があると思います。その原因として、船のことをよく知らない、興味がない、時間がかかるなど、船での移動を身近に感じていないことがあると思います。これだけ船内には多くの魅力があるのに、それをわかってもらえないというのは非常にもったいないので、船旅の魅力を伝えるだけではなく、船内の魅力をもっと伝えていけば、船のことをあまり知らない若者や船に興味がない人びとの関心を引けるのではないでしょうか。
そのためには、何度も乗船し、自分たちが船内を知り、そこで学んだことを、自分たちだかこそできる若者目線の宣伝方法や船の楽しみ方などを提案し、選択肢の1つとして、飛行機や新幹線のように船が出てくるようになればと思います。同時に、目的地のまちづくりをして、船を降りても乗客が楽しめるものを、船のPRとともに行っていければ、船旅として成り立つと思います。
未体験だった乗船見学を終えて
国際観光学部2年 竹岡英人(大谷ゼミ)
今回、フェリーさんふらわあの乗船見学を体験させていただき、自分の中でのフェリーに対する考え方が変わりました。一般の考えを持つ人びとは、旅行などで利用する交通機関として飛行機、新幹線など、機動性や時間の都合を考えて利用する方々がたくさんいるイメージです。実際、私も乗船見学をさせていただくまで、そのようなイメージを思っていました。
思ったことの1つとして、先ほど例にあげた飛行機や新幹線などは、地域と地域を結ぶ線でしかなく、人によるかもしれませんが、移動中を楽しむことではなく、いかに時間を無駄にしないかというコンセプトがあると思います。しかし、フェリーは機動性こそ劣りますが、移動中でさえ旅行の1つとして組み込んでいることが、フェリーの良い点であると思いました。もう1つの利点として、乗用車を乗せて移動できる点もフェリーにしかない特徴の1つだと思います。
見学の際に船の操舵室にお邪魔することができ、普段では絶対にできない体験をさせていただきました。操舵室から見える景色も良く、しばらくその景色に見入ってしまいました。中には複雑な機械もあり、おそらく専門の知識を持つ方にしかわからないだろうと思える海図があり、改めて自分は今操舵室にいるのだと思いました。周りを見渡しても興味の尽きないものが多々あり、昔行った小学校の社会見学を思い出しました。実際にお客様が利用する客室も見学でき、動くホテルのようでした。客室だけでもいろいろなグレードがあり、その中でも一番高いデラックスルームは圧巻でした。本当に高級ホテルの一室みたいに綺麗で、バルコニーもあり、学生である私たちの憧れの一室でした。他にも、地元のご当地キャラクターとコラボした客室やハローキティの部屋など、子どもたちも喜ぶような部屋がありました。さらに、ペットと一緒に過ごすことができる部屋もあり、あらゆる人びとのニーズに合わせたもてなしをすることが可能であると思いました。私は客としてフェリーに乗ったことがなく、今回の見学では一般知識しか知らない状態であったため、知識としては得るものが多かったです。
見学が終わった後、さんふらわあ社の方々と交流する場を設けていただき、初めは緊張して話す機会があまりないだろうと思っていたのですが、社員の皆さんが優しい人たちばかりで、気づかないうちに楽しく話をしている自分がいました。さんふらわあ社の方々からいただいた「これからフェリーさんふらわあをどのように考えているか」という質問に対し、自分の考えを主張することができなかったので、これからフェリーに乗って若者の気持ちとなり、どのようにすれば若者がフェリーを利用するかを考えていき、自分の考えをまとめ伝えていくのが、私たちの役目ではないかと思いました。
思ったことの1つとして、先ほど例にあげた飛行機や新幹線などは、地域と地域を結ぶ線でしかなく、人によるかもしれませんが、移動中を楽しむことではなく、いかに時間を無駄にしないかというコンセプトがあると思います。しかし、フェリーは機動性こそ劣りますが、移動中でさえ旅行の1つとして組み込んでいることが、フェリーの良い点であると思いました。もう1つの利点として、乗用車を乗せて移動できる点もフェリーにしかない特徴の1つだと思います。
見学の際に船の操舵室にお邪魔することができ、普段では絶対にできない体験をさせていただきました。操舵室から見える景色も良く、しばらくその景色に見入ってしまいました。中には複雑な機械もあり、おそらく専門の知識を持つ方にしかわからないだろうと思える海図があり、改めて自分は今操舵室にいるのだと思いました。周りを見渡しても興味の尽きないものが多々あり、昔行った小学校の社会見学を思い出しました。実際にお客様が利用する客室も見学でき、動くホテルのようでした。客室だけでもいろいろなグレードがあり、その中でも一番高いデラックスルームは圧巻でした。本当に高級ホテルの一室みたいに綺麗で、バルコニーもあり、学生である私たちの憧れの一室でした。他にも、地元のご当地キャラクターとコラボした客室やハローキティの部屋など、子どもたちも喜ぶような部屋がありました。さらに、ペットと一緒に過ごすことができる部屋もあり、あらゆる人びとのニーズに合わせたもてなしをすることが可能であると思いました。私は客としてフェリーに乗ったことがなく、今回の見学では一般知識しか知らない状態であったため、知識としては得るものが多かったです。
見学が終わった後、さんふらわあ社の方々と交流する場を設けていただき、初めは緊張して話す機会があまりないだろうと思っていたのですが、社員の皆さんが優しい人たちばかりで、気づかないうちに楽しく話をしている自分がいました。さんふらわあ社の方々からいただいた「これからフェリーさんふらわあをどのように考えているか」という質問に対し、自分の考えを主張することができなかったので、これからフェリーに乗って若者の気持ちとなり、どのようにすれば若者がフェリーを利用するかを考えていき、自分の考えをまとめ伝えていくのが、私たちの役目ではないかと思いました。
利用者のニーズに合ったサービス
国際観光学部2年 夏原花実(大谷ゼミ)
私は今回のさんふらわあ船内見学で、初めてフェリーに乗船しました。フェリーは、テレビやチラシなどの写真を見たことがあっただけで、初めて実際近くで見て、船内に乗り込みました。想像していた以上に船が本当に大きく、驚きました。飛行機が空の上を飛ぶことは、今でもすごいと思います。それと同じように大きく、何階建てにもなっていて、多くのクルマを積んでいる船が海の上を浮かび、移動していることもすごくて、本当に不思議に感じます。乗船して最初の方は、少しの揺れや地下の駐車場での音が気になり、抵抗がありました。
客室は、デラックスルームやスタンダードルームのほか、シングル、ダブル、キャラクターとコラボしているキティちゃんルームやくまもんルームも見学させていただきました。デラックスルームはホテルのような内装であり、全室に窓とバルコニーがついているので、海を見ながら快適で落ち着いた、気持ちのよい優雅な時間を過ごせるだろうと思いました。スタンダードルームには、窓のない部屋があり、少し息苦しさのようなものを感じました。すべての部屋に窓をつけることは不可能ですが、壁にイラストを描くなどして、キャラクタールームのような賑やかな部屋ができるといいなと思いました。
さんふらわあごーるど、ぱーるの2隻には、乗船中もペットと一緒に過ごせる客室「ウィズペットルーム」があります。近年、ペットを飼っている人が増加しているなか、このように一緒に過ごせてゆっくりできる空間は、とてもよいものだと思います。飛行機や電車、バスなどでの移動となると、ペットを別のところに預け、手持ちできるくらいの小さいバックに閉じ込めてしまうことになります。私は犬を飼っているので、一緒に旅行したり、出かけたりしたいと思っていたので、遠い場所でもペットと一緒にゆったりとした旅を過ごせることに魅力を感じます。このように感じている人も多いと思います。
若い人びとの間で遠出となると、交通手段として主に飛行機や新幹線、夜行バスがあげられます。実際、フェリーが交通手段としてあげられることが少ないのですが、15名ほどが利用できる大部屋もあり、大人数での旅行や学生の部活やクラブの移動手段としても利用しやすいので、これらの層での需要を増やしていきたいです。たくさんの種類の部屋があるので、利用者のニーズに合ったものを提供することができます。また、船内には、英語・中国語・韓国語の3か国語で説明や表示が書かれています。外国人利用者もこれから増やせるように、宣伝方法を考えていこうと思います。
実際、初めて乗船してみて、動いてはいなかったものの、交通手段としてフェリーを宣伝していくべきだと感じました。私たちが情報を人びとに伝えることにより、利用者の増加に貢献していければいいなと思います。初めての乗り物に乗るときは、ワクワクする気持ちと少しの不安を抱えてしまうものだと思いますが、船での時間・旅を楽しめるよう、さまざまな工夫を考えていきます。
客室は、デラックスルームやスタンダードルームのほか、シングル、ダブル、キャラクターとコラボしているキティちゃんルームやくまもんルームも見学させていただきました。デラックスルームはホテルのような内装であり、全室に窓とバルコニーがついているので、海を見ながら快適で落ち着いた、気持ちのよい優雅な時間を過ごせるだろうと思いました。スタンダードルームには、窓のない部屋があり、少し息苦しさのようなものを感じました。すべての部屋に窓をつけることは不可能ですが、壁にイラストを描くなどして、キャラクタールームのような賑やかな部屋ができるといいなと思いました。
さんふらわあごーるど、ぱーるの2隻には、乗船中もペットと一緒に過ごせる客室「ウィズペットルーム」があります。近年、ペットを飼っている人が増加しているなか、このように一緒に過ごせてゆっくりできる空間は、とてもよいものだと思います。飛行機や電車、バスなどでの移動となると、ペットを別のところに預け、手持ちできるくらいの小さいバックに閉じ込めてしまうことになります。私は犬を飼っているので、一緒に旅行したり、出かけたりしたいと思っていたので、遠い場所でもペットと一緒にゆったりとした旅を過ごせることに魅力を感じます。このように感じている人も多いと思います。
若い人びとの間で遠出となると、交通手段として主に飛行機や新幹線、夜行バスがあげられます。実際、フェリーが交通手段としてあげられることが少ないのですが、15名ほどが利用できる大部屋もあり、大人数での旅行や学生の部活やクラブの移動手段としても利用しやすいので、これらの層での需要を増やしていきたいです。たくさんの種類の部屋があるので、利用者のニーズに合ったものを提供することができます。また、船内には、英語・中国語・韓国語の3か国語で説明や表示が書かれています。外国人利用者もこれから増やせるように、宣伝方法を考えていこうと思います。
実際、初めて乗船してみて、動いてはいなかったものの、交通手段としてフェリーを宣伝していくべきだと感じました。私たちが情報を人びとに伝えることにより、利用者の増加に貢献していければいいなと思います。初めての乗り物に乗るときは、ワクワクする気持ちと少しの不安を抱えてしまうものだと思いますが、船での時間・旅を楽しめるよう、さまざまな工夫を考えていきます。
お客様に気持ち良く利用してもらうための工夫
国際観光学部2年 松永未来(大谷ゼミ)
私たち大谷ゼミでは、「さんふらわあという船について勉強し、もっと多くの若い人たちに船旅を広めていこう」という活動を主に行っています。しかし、私たちゼミ生のほとんどが船にすら乗ったことがないという現状でした。そこで、さんふらわあの方々のご厚意により、11月10日にさんふらわあの船内見学をさせていただきました。
さんふらわあの航路は、大分−神戸間、別府−大阪間、鹿児島(志布志)−大阪間の3航路、6隻により毎日運航しています。基本的に夕方に出航し、翌朝に目的地に到着します。
私たちがフェリー乗り場に到着し、初めてさんふらわあを見た率直な第一印象としては、「船ってこんなにも大きいのか」ということでした。これほど大きな船が海に浮いていることが本当にすごいなと思いました。船内に入る時、お客様が乗るフェリー乗り口がまだ船とつながっていなかったため、トラックなどが入る船の後ろ側から入りました。普段は船の後ろから入ることがないため、貴重な体験でした。最初に案内してくださったのは、操舵室でした。操舵室は普段入ることができないところです。私は、映画などで船の操舵室を見たことがありましたが、初めて操舵室を自分の目で見ると、そこは何とも言い表すことのできない緊張感がありました。操舵機や何十個にもなる機械のボタン、海図、方位磁針、望遠鏡などがありました。飛行機や電車の操縦席とは違い、すごく広い操舵室でした。船にはキャプテンを含め、常に約25人のスタッフが乗船しています。基本的に乗船しているスタッフなどは3往復(6日間)乗船し、休日がもらえるそうです。
次に、客室を案内していただきました。客室のタイプはデラックスルーム、スタンダードルームの1人部屋、2人部屋、4人部屋、また15名程の大部屋、くまもんの部屋、ハローキティの部屋などがありました。さらに、ペットと一緒に泊まることのできる部屋もありました。スタンダードルームの1人部屋と2人部屋には窓がついていないため、少し閉じ込められた感じがしました。乗り物酔いをしやすい人は外の景色を見たり、外の空気を吸ったりすることができないので息苦しく感じ、気持ちの面で酔ってしまう人もいるのではないかと思いました。一方、デラックスルームはまるでホテルに泊まっているかのように感じました。プライベートバルコニーもあり、外の風景も一望できます。さらに、部屋に風呂がついており、その風呂からも外の景色が眺められるよう窓がついています。外は誰も立ち入ることができなくなっているため、他の人から見られることなくゆっくり過ごせます。ハローキティールームなどのキャラクタールームはそれぞれ追加料金がかかりますが、カーペットや時計、コップなどの細かいところまでキャラクターが使われており、小さい子どもはとても喜ぶのではないかと思いました。また、ペットルームではペットの毛がつくため、カーペットは使用していません。そのような細かいところまで工夫されていて、とても驚きました。
次に案内していただいたパブリックスペースでは、バイキングレストランがありました。レストランでは外の風景を見ながら食事ができます。値段も1,540円と決して高くはない価格で、季節の食材を生かした限定メニューも充実していました。しかし、バイキングを利用する人は少なく、たいていの方は食べ物を持ち込んで乗船してくるそうです。なぜ利用する人が少ないのか。価格などやメニューの問題ではなく、バイキングは満腹になるまで食べてしまい、船酔いしやすくなるのではないかと思いました。また、船を利用する年齢層が高いため、あまり量を食べないからではないかとも考えました。もっと若い世代の船の利用者が増えれば、バイキングを利用する人も増えると思います。
いろいろな工夫がされている中で、もっと若者が船旅をしたいと思ってもらえるよう、細かいところまでも意見を出し合っていきたいです。また、東京へ行く時に新幹線を使うことが当たり前のように、さんふらわあも「さんふらわあを使おう」、「さんふらわあではないとダメ」と旅行の交通手段の一部にあげられるようにしたいです。このような船内見学という貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
さんふらわあの航路は、大分−神戸間、別府−大阪間、鹿児島(志布志)−大阪間の3航路、6隻により毎日運航しています。基本的に夕方に出航し、翌朝に目的地に到着します。
私たちがフェリー乗り場に到着し、初めてさんふらわあを見た率直な第一印象としては、「船ってこんなにも大きいのか」ということでした。これほど大きな船が海に浮いていることが本当にすごいなと思いました。船内に入る時、お客様が乗るフェリー乗り口がまだ船とつながっていなかったため、トラックなどが入る船の後ろ側から入りました。普段は船の後ろから入ることがないため、貴重な体験でした。最初に案内してくださったのは、操舵室でした。操舵室は普段入ることができないところです。私は、映画などで船の操舵室を見たことがありましたが、初めて操舵室を自分の目で見ると、そこは何とも言い表すことのできない緊張感がありました。操舵機や何十個にもなる機械のボタン、海図、方位磁針、望遠鏡などがありました。飛行機や電車の操縦席とは違い、すごく広い操舵室でした。船にはキャプテンを含め、常に約25人のスタッフが乗船しています。基本的に乗船しているスタッフなどは3往復(6日間)乗船し、休日がもらえるそうです。
次に、客室を案内していただきました。客室のタイプはデラックスルーム、スタンダードルームの1人部屋、2人部屋、4人部屋、また15名程の大部屋、くまもんの部屋、ハローキティの部屋などがありました。さらに、ペットと一緒に泊まることのできる部屋もありました。スタンダードルームの1人部屋と2人部屋には窓がついていないため、少し閉じ込められた感じがしました。乗り物酔いをしやすい人は外の景色を見たり、外の空気を吸ったりすることができないので息苦しく感じ、気持ちの面で酔ってしまう人もいるのではないかと思いました。一方、デラックスルームはまるでホテルに泊まっているかのように感じました。プライベートバルコニーもあり、外の風景も一望できます。さらに、部屋に風呂がついており、その風呂からも外の景色が眺められるよう窓がついています。外は誰も立ち入ることができなくなっているため、他の人から見られることなくゆっくり過ごせます。ハローキティールームなどのキャラクタールームはそれぞれ追加料金がかかりますが、カーペットや時計、コップなどの細かいところまでキャラクターが使われており、小さい子どもはとても喜ぶのではないかと思いました。また、ペットルームではペットの毛がつくため、カーペットは使用していません。そのような細かいところまで工夫されていて、とても驚きました。
次に案内していただいたパブリックスペースでは、バイキングレストランがありました。レストランでは外の風景を見ながら食事ができます。値段も1,540円と決して高くはない価格で、季節の食材を生かした限定メニューも充実していました。しかし、バイキングを利用する人は少なく、たいていの方は食べ物を持ち込んで乗船してくるそうです。なぜ利用する人が少ないのか。価格などやメニューの問題ではなく、バイキングは満腹になるまで食べてしまい、船酔いしやすくなるのではないかと思いました。また、船を利用する年齢層が高いため、あまり量を食べないからではないかとも考えました。もっと若い世代の船の利用者が増えれば、バイキングを利用する人も増えると思います。
いろいろな工夫がされている中で、もっと若者が船旅をしたいと思ってもらえるよう、細かいところまでも意見を出し合っていきたいです。また、東京へ行く時に新幹線を使うことが当たり前のように、さんふらわあも「さんふらわあを使おう」、「さんふらわあではないとダメ」と旅行の交通手段の一部にあげられるようにしたいです。このような船内見学という貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
船だけの特別感を今以上味わうためには
国際観光学部2年 小西美穂(大谷ゼミ)
11月10日(月)に六甲アイランドに行き、フェリーさんふらわあ社の乗船見学をさせていただきました。ゼミ生全員が初めての乗船でしたので、遠足気分でした。普段お客様が乗る所からではなく、船の後ろから入ることができ、船内を見学しました。
まず、操舵室から見せていただき、その後部屋を見て回りました。パンフレットで見ていた通り、とても綺麗でした。部屋も船の中ということを忘れてしまうようなつくりだと思いました。ここが良い点であると思いますし、逆にもっとその点を改善すると、船の中だけでしか味わえない特別感が出るのではないかと考えました。
通常の部屋の価格にプラス1,000円で泊まれるくまもんルームや、プラス2,000円で泊まれるキティちゃんルームはとてもかわいらしく、小さな子どもから大人まで癒される空間になっていて良いと思いました。それに追加して、男女問わずに人気なONE PIECEルームをつくってみてはどうかと考えました。ONE PIECEに出てくる船をイメージした部屋の雰囲気にすれば、船の中にいる気持ちを忘れずに楽しめるのではないかと考えました。何より、ONE PIECEは小さな子どもから大人まで人気があるので、家族連れや学生のお客様が増えるのではないかと考えました。
そして、私がいいなと思ったのが、車椅子の方でも利用しやすいように、入り口のドアを広くつくっているバリアフリールームがあったことです。車椅子の方が遠くに旅行へ行きたいと思った時、飛行機でしたら条件に満たしている車椅子でしか利用することができなかったり、窮屈に思ったりされる方も多いのではないかと思います。そのような方にバリアフリールームはぴったりだと思います。
そして、船内の自動販売機やバイキングの価格が決して高くないことに驚きました。「船の中=高い」と思っていたので、これは良いと思いました。学生の場合、なるべく費用を安く抑えたいので持ち込みがよいと思っていましたが、この価格であれば、普段の価格と変わらないので、持ち込まずに船内の施設を利用すると思います。
今回は停まっている船でしたが、十分非日常空間を味わえました。実際動くとさらに非日常空間を味わえると思います。ものすごく船の魅力を感じることができたと同時に、もっと多くの人にこの気持ちを味わってほしいなと思いました。旅行先へ行く手段としてだけではなく、「移動も楽しい」「移動が楽しい」と思ってフェリーさんふらわあ社を利用し、九州へ行く人が増えるよう企画やよりよくしていくための策を出していきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
まず、操舵室から見せていただき、その後部屋を見て回りました。パンフレットで見ていた通り、とても綺麗でした。部屋も船の中ということを忘れてしまうようなつくりだと思いました。ここが良い点であると思いますし、逆にもっとその点を改善すると、船の中だけでしか味わえない特別感が出るのではないかと考えました。
通常の部屋の価格にプラス1,000円で泊まれるくまもんルームや、プラス2,000円で泊まれるキティちゃんルームはとてもかわいらしく、小さな子どもから大人まで癒される空間になっていて良いと思いました。それに追加して、男女問わずに人気なONE PIECEルームをつくってみてはどうかと考えました。ONE PIECEに出てくる船をイメージした部屋の雰囲気にすれば、船の中にいる気持ちを忘れずに楽しめるのではないかと考えました。何より、ONE PIECEは小さな子どもから大人まで人気があるので、家族連れや学生のお客様が増えるのではないかと考えました。
そして、私がいいなと思ったのが、車椅子の方でも利用しやすいように、入り口のドアを広くつくっているバリアフリールームがあったことです。車椅子の方が遠くに旅行へ行きたいと思った時、飛行機でしたら条件に満たしている車椅子でしか利用することができなかったり、窮屈に思ったりされる方も多いのではないかと思います。そのような方にバリアフリールームはぴったりだと思います。
そして、船内の自動販売機やバイキングの価格が決して高くないことに驚きました。「船の中=高い」と思っていたので、これは良いと思いました。学生の場合、なるべく費用を安く抑えたいので持ち込みがよいと思っていましたが、この価格であれば、普段の価格と変わらないので、持ち込まずに船内の施設を利用すると思います。
今回は停まっている船でしたが、十分非日常空間を味わえました。実際動くとさらに非日常空間を味わえると思います。ものすごく船の魅力を感じることができたと同時に、もっと多くの人にこの気持ちを味わってほしいなと思いました。旅行先へ行く手段としてだけではなく、「移動も楽しい」「移動が楽しい」と思ってフェリーさんふらわあ社を利用し、九州へ行く人が増えるよう企画やよりよくしていくための策を出していきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。