森重ゼミ・難波里紗のウィニペグ大学留学報告1

9月1日、難波里紗さんがカナダで留学生活をスタートしました

 阪南大学は国外のさまざまな大学と協定を結んでおり、国際観光学部にはこの制度を利用して留学に挑戦する学生がたくさんいます。今回、森重ゼミ3年の難波里紗さんがカナダ・ウィニペグ大学で半年間留学することになりました。
 森重ゼミでは、8月28日から31日まで大分県宇佐市で現地調査を実施しており、難波さんは大分県から帰阪した翌日にカナダに向けて出発しなければならない、非常にタイトな日程でした。留学生活が始まって1ヶ月が経ちましたが、授業以外のさまざまな活動にも積極的に参加しているようです。難波さんにはこれから毎月、留学先での学びや新たな体験の様子を報告してもらう予定です。今回は留学報告の第1弾です。(森重昌之)

留学先での様子

  • 留学先のウィニペグ大学

  • アシニボイン公園でホストマザーと

  • ホストファザーの誕生日パーティーの様子

念願の留学生活が始まりました

国際観光学部3年 難波里紗

 私は9月1日から半年間、カナダに留学することになりました。中学生の時、研修旅行でニュージーランドにホームステイをしたことがきっかけで、また海外で生活してみたいという思いが募り、今回の留学につながりました。今回のレポートでは、留学を始めて最初の1か月の様子を報告します。
 私の留学先はカナダ・マニトバ州にあるウィニペグ大学で、大学までは毎日ホームステイ先からバスで通っています。平日は大学で英語を勉強しています。私のクラスは他の国から来ている学生が多く、年齢や性別もさまざまで、国を超えてたくさんの友人ができました。母国の食べ物や文化などを紹介することで、英語を話す機会が増え、さらに他の国のことについても学べます。また、ネイティブの友人といると、日本では習わないスラングを耳にすることもあります。これらのフレーズを日常生活の中で使えるようになると、もっと会話が弾むのではないかと考えています。
 大学では、授業以外にもFriday Activityといって、金曜日の午後にさまざまな活動をします。この活動は自由参加なのですが、せっかくの機会ですので、たくさんのことを体験し、より多くの留学生とかかわる機会を増やそうと思い、毎回参加しています。最初の1か月では、ボーリング大会やクイズゲームなどを行いました。普段話すことのない人とも会話でき、お互いに楽しめるので、私にとって毎回待ち遠しい時間になっています。また、Language Partner Programという申し込み自由のプログラムもあります。現地の人と一緒に勉強したり、遊びに行ったりすることができるプログラムです。こちらはまだ始まっていませんが、今後どのようなことをするのか、とても楽しみです。
 ホームステイ先には、ホストファザーとホストマザー、台湾からの留学生、ルワンダからの留学生がいます。ホストファザーはとてもおもしろい方で、毎日ジョークを言って楽しませてくれます。ホストマザーは生活面や食事面など、たくさんのことを気にかけてくれます。2人の留学生は私にたくさん話しかけてくれ、家で一緒に映画を見る機会が多いです。夕食の時間は家族全員が揃う時間なので、その時に大学での出来事や次の休日に何をするのかといったことを話しています。また、ホストファミリーの孫が遊びに来ることもあり、先日は公園に行って一緒に遊びました。さらに、先日ホストファザーの誕生日パーティーもしました。家の中でパーティーをすると思っていたのですが、たくさんの人を招待してガレージでパーティーを開いたので、とても驚いたのと同時に、日本ではなかなかない場面であると感じました。
 カナダに来てまもなく1か月になりますが、毎日時間が過ぎていくのがとても早いです。まだまだ英語には自信がないので、時には伝えたいことが英語にできず、悔しくて苛立つこともありますが、自分に負けないよう、英語の勉強にさらに力を入れて頑張りたいと思っています。これからもたくさんのことを経験し、多くのことを吸収していきたいと思っています。