森重ゼミ・難波里紗のウィニペグ大学留学報告2

さまざまなことに挑戦し、充実した留学生活を送っています

 9月からカナダ・ウィニペグ大学に留学している3年生の難波里紗さんからレポートが届きました。今回はThanks Giving Dayの祝日でホストファミリーと食事を楽しんだり、大学のMidterm Breakの休日を利用してニューヨークやナイアガラの滝に出かけたりと、休日の過ごし方を中心に報告してくれています。ただ異文化に触れ、楽しむだけではなく、現地の方々に積極的に話しかけ、語学力の向上も意識しているようで、学びの面でも充実した様子が伝わってきます。以下で彼女のレポートを紹介しますので、その充実した様子をご覧ください。(森重昌之)

留学先での様子

  • Thanks Giving Dayで振る舞われた食事

  • ニューヨーク・ブルックリン橋にて

  • ナイアガラの滝でのクルーズにて

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充実した留学生活

国際観光学部3年 難波里紗

 9月から始まった留学生活は、すでに2ヶ月を過ぎようとしています。私が留学しているウィニペグでは、10月後半に少し雪が降りました。最近は最低気温がマイナスになることも多くなり、朝と夜は特に冷え込んでいて、防寒対策が必要なくらいです。そうした10月の留学生活の様子を報告します。
 今月はThanks Giving Dayという祝日がありました。この日は大学が休みで、親戚が集るとのことで、私も一緒に参加させていただきました。カナダではこの特別な日にターキーを食べる習慣があり、その他にもたくさんの料理を振る舞ってくださいました。また、休日はよく2人のホームメイトと家で映画を観たり、どこかへ出かけたりすることが多くありました。年齢はバラバラですが、何をするにも3人で行動するくらい仲良しです。
 また、私の大学では10月にMidterm Breakという1週間ほどの休みがありました。その休みを利用し、友人とニューヨークとトロントに旅行に行きました。ニューヨークはタイムズスクエアやブルックリン橋、メトロポリタン美術館や自由の女神など、多くの有名な場所に訪れました。どれも魅力的な場所で、どこを見ても、まるで映画の中にいるかのような気分になりました。そして、ナイアガラの滝を見にトロントへも行きました。カナダと言えばナイアガラの滝というくらい有名で、留学が決まった時から行ってみたい場所であったので、この機会に訪れることができ、とても嬉しかったです。私たちは実際に滝の近くまで行くことのできるクルーズに参加しました。そのクルーズでは、アメリカ側の滝とカナダ側の滝の2つを目の前で見ることができました。その迫力は写真や映像で見ていたものとははるかに違い、実際に行って体験してみないと味わうことのできないもので、忘れられない思い出になりました。
 今回の旅行では、少しでも疑問に感じたことを現地の人に尋ねる機会が何度かありました。「○○への行き方を教えてください」など、とても簡単なフレーズですが、相手は外国の知らない人です。初めは戸惑って話しかけることができませんでしたが、勇気を出して声をかけると、とても親切に教えてくださいました。日本人は外国人と比べるとシャイな人が多いとよく言いますが、恥をかくことを恥ずかしがらないことで新たなコミュニケーションが生まれると実感しました。
 留学生活を2ヶ月間過ごして感じることは、聞く力が伸びてきたように思います。初めは現地の人の会話を聞き取るだけで精一杯でしたが、今はわかるようになることも多くなり、耳が慣れてきたのだと思います。一方で話す力はまだまだ満足なレベルではありませんが、拙いながらにも毎日ホストファミリーと会話しているので、このまま続けてさらに成長していきたいです。そして、2ヶ月が経ち、環境にも慣れ、毎日がとても楽しく充実していると感じます。残りの4ヶ月で英語はもちろんですが、さまざまなことに挑戦し、有意義に過ごしていきたいです。