産学連携先:大阪府大阪市 副首都推進局
 日本の首都・東京に次ぐ第二の都市・大阪が、より活気のある元気な街になるために、大阪が抱える問題・課題を見つけ出し、その改善策を考え、大阪府と大阪市に提案する、副首都・大阪プロジェクトに参加しました。このプロジェクトには阪南大学以外に慶應義塾大学、大阪公立大学、近畿大学、桃山学院大学の5大学5ゼミが参加しました。それぞれの大学が独自の観点から課題を抽出し、リサーチを実施しながらその解決策を考えています。2024年1月21日(日)には大阪府咲洲庁舎で最終プレゼンテーションが実施され、各大学どうしで意見交換も行われました。
経営情報学部3年 尾村 瞳

学生活動状況報告

 夏休み前から大阪市職員の方からの講義、遠隔授業を受けながら準備を進め、7月にプロジェクトが本格的に動き出しました。僕たちのグループのテーマは「誰もが暮らしやすい大阪を」です。最初は何から始めたら良いかわからず、データも資料も集めるのに苦労しました。しかし、なんとか集めたデータを分析し、リサーチや現場での実験を行いながら、より深い洞察で持って解決策を提案していきたいと思います。
経営情報学部3年 井上 友翔

参加学生一覧

池松 実仁士、 井上 友翔、 内野 実穂、 浦 ひまり、 奥田 帆乃香、 尾村 瞳、 尾山 優恭、 岸本 和華、 北野 迅、 北野 鈴子香、 小藪 僚訓、 坂本 陽希、 佐藤 翔太、 冨島 達哉、 中島 美香、 中瀬 大稀、 仲野 由惟、 廣末 桃奈、 廣瀬 玉稀、 増田 一輝、 松本 孝晟、 渡邉 慧騎、 堀井 悠吾、 山口 愛夏

連携先コメント

大阪府大阪市 副首都推進局
山田 純也 様

Aチーム 
 発表にあたっては、わかりやすい発表を心がけられていたと感じました。今回発表いただいたネットアンケートについても、今後一層活用される手法であると思いますので、特徴を理解のうえ、どんどん活用されればと思います。1年弱の限られた時間のなかで、調査研究を進められ、渋滞緩和策についてうまくまとめていただいたと思います。 
Bチーム 
 子育て支援について、よく調べていただき、ありがとうございます。この分野は、行政でも様々な取組をしており、都度進歩している分野なので、継続してウォッチしていただき、皆様が社会に出てからも、ご経験を踏まえ、ご意見、ご提案をいただければと思います。 
Cチーム 
 暮らしやすい大阪をつくっていくというテーマは、万博のレガシーになるので、良いテーマであると思いました。とりわけ、経路床面案内表示設置のご提案は、車いす体験を経てのご提案であり、現状、乗り換えの視認性を高める目的ばかりになっているので、障がい者や高齢者の方のためのご提案は良い提案であったと思います。

教員コメント

経営情報学部
山内 孝幸 教授

 ゼミ生全員が参加意識を持って取り組み、非常に短い時間の中で精一杯のリサーチをすることができたと思います。様々なトラブルや課題が発生しましたが、それも自力で乗り越えてくれました。こうした経験は社会人になってからも大きな力になったと自信につながると思います。

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