初めての経験に戸惑いながらも、改善につながる機会になりました
今年度の森重ゼミ3年生は沖縄県久米島を調査対象地に選び、マリンレジャー以外の観光の魅力を創出することをテーマに研究に取り組んでいます。今年9月の現地調査の後、自然、歴史、SNS、海洋深層水のテーマごとに観光資源としての魅力を考えてきましたが、学生ポスターセッションでの発表内容や発表時間を検討した結果、まずは海洋深層水についてのみ発表することとし、ポスターの制作作業を進めてきました。
12月16日(土)、跡見学園女子大学で第33回日本観光研究学会全国大会が行われ、これまでの研究成果を学生ポスターセッションで発表しました。当日はゼミ生14名が3つのグループに分かれ、時間ごとに交代しながら発表を行いました。ゼミ生全員が初めての経験で、最初は躊躇した様子でしたが、次第に慣れていき、たくさんのご質問、ご意見をいただけたようです。当日の様子やいただいたご意見の内容などについては、以下の報告においてゼミ生が紹介しています。
今後は今回いただいたご意見やご質問をもとに発表内容のブラッシュアップを図るとともに、学内でも発表を行う予定です。これらを繰り返した後、年度末には久米島町を再訪し、現地の方々に成果報告を行う予定です。(森重昌之)
12月16日(土)、跡見学園女子大学で第33回日本観光研究学会全国大会が行われ、これまでの研究成果を学生ポスターセッションで発表しました。当日はゼミ生14名が3つのグループに分かれ、時間ごとに交代しながら発表を行いました。ゼミ生全員が初めての経験で、最初は躊躇した様子でしたが、次第に慣れていき、たくさんのご質問、ご意見をいただけたようです。当日の様子やいただいたご意見の内容などについては、以下の報告においてゼミ生が紹介しています。
今後は今回いただいたご意見やご質問をもとに発表内容のブラッシュアップを図るとともに、学内でも発表を行う予定です。これらを繰り返した後、年度末には久米島町を再訪し、現地の方々に成果報告を行う予定です。(森重昌之)
当日の学会発表の様子
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参加したゼミ生の報告
実りのある観光研究学会
国際観光学部3年 樫原萌香
私たちは、12月16日に東京で行われた日本観光研究学会全国大会に参加しました。そこで、事前に作成したポスターを用いて発表しました。
私たちの研究のテーマは、「久米島におけるマリンレジャー以外の魅力発信」です。研究の背景と目的は、久米島はマリンレジャーが盛んな観光地ですが、それ以外の観光資源があまり知られていません。そこで、他の観光資源の魅力を発信することで、マリンレジャーのオフシーズンにも久米島を訪れる観光客を増やす可能性を検討することです。
久米島は沖縄本島の西方約100kmの東シナ海、飛行機で30分弱かかるところに位置する島です。2018年10月末現在の人口は7,881人で、減少傾向にあります。私たちは本年9月18日から21日にかけて、久米島で現地調査を実施しました。まず、久米島町観光協会で聞き取り調査を行いました。聞き取り調査を通して、主な観光資源がマリンレジャーであり、オフシーズンはイベントが中心になっていることを知り、オフシーズンの観光客を増やすことで、月ごとの観光客数を平準化することを課題に設定しました。
そこで、久米島の海洋深層水に着目しました。現地調査で、久米島には海洋深層水を活用した観光資源として、バーデハウス久米島、コスメハウス久米島、沖縄県海洋深層水研究所、車エビ養殖場などがあることがわかりました。室内で体験できる海洋深層水を100%用いたエステやスパは天候に左右されることなく、オフシーズンでも利用できます。また、海ブドウ狩りの体験や花粉症、リウマチ、アトピーに効能があるエステやスパ、車エビの試食など、海洋深層水には食や美容といったさまざまな用途があります。さらに、海洋深層水を用いたコスメは商品化されており、お土産にも適していて、リピーターを創出する機会に加えて、新しい久米島のイメージを知人に発信することにもつながると考えました。
私たちの発表を聞いてくださった方々からは、集客に関して沖縄本島に来ている人を呼び込むべきではないか、ターゲットを外国人に絞るのはどうかなどのご意見をいただきました。また、海洋深層水だけでなく、車エビの旬の時期をアピールするのはどうかというご提案もいただきました。私は、このような意見を踏まえて、今回着目しなかった自然や歴史、インスタグラムでの写真や風景の発信も掘り下げて研究を進めたら、より深い分析になると思いました。
今回がこの研究成果を発表する初めての機会でしたので緊張しました。次回の発表では、よりスムーズにできるように頑張りたいです。いただいた貴重な意見を繁栄し、よりよい研究の発表をできるよう考え直そうと思いました。
私たちの研究のテーマは、「久米島におけるマリンレジャー以外の魅力発信」です。研究の背景と目的は、久米島はマリンレジャーが盛んな観光地ですが、それ以外の観光資源があまり知られていません。そこで、他の観光資源の魅力を発信することで、マリンレジャーのオフシーズンにも久米島を訪れる観光客を増やす可能性を検討することです。
久米島は沖縄本島の西方約100kmの東シナ海、飛行機で30分弱かかるところに位置する島です。2018年10月末現在の人口は7,881人で、減少傾向にあります。私たちは本年9月18日から21日にかけて、久米島で現地調査を実施しました。まず、久米島町観光協会で聞き取り調査を行いました。聞き取り調査を通して、主な観光資源がマリンレジャーであり、オフシーズンはイベントが中心になっていることを知り、オフシーズンの観光客を増やすことで、月ごとの観光客数を平準化することを課題に設定しました。
そこで、久米島の海洋深層水に着目しました。現地調査で、久米島には海洋深層水を活用した観光資源として、バーデハウス久米島、コスメハウス久米島、沖縄県海洋深層水研究所、車エビ養殖場などがあることがわかりました。室内で体験できる海洋深層水を100%用いたエステやスパは天候に左右されることなく、オフシーズンでも利用できます。また、海ブドウ狩りの体験や花粉症、リウマチ、アトピーに効能があるエステやスパ、車エビの試食など、海洋深層水には食や美容といったさまざまな用途があります。さらに、海洋深層水を用いたコスメは商品化されており、お土産にも適していて、リピーターを創出する機会に加えて、新しい久米島のイメージを知人に発信することにもつながると考えました。
私たちの発表を聞いてくださった方々からは、集客に関して沖縄本島に来ている人を呼び込むべきではないか、ターゲットを外国人に絞るのはどうかなどのご意見をいただきました。また、海洋深層水だけでなく、車エビの旬の時期をアピールするのはどうかというご提案もいただきました。私は、このような意見を踏まえて、今回着目しなかった自然や歴史、インスタグラムでの写真や風景の発信も掘り下げて研究を進めたら、より深い分析になると思いました。
今回がこの研究成果を発表する初めての機会でしたので緊張しました。次回の発表では、よりスムーズにできるように頑張りたいです。いただいた貴重な意見を繁栄し、よりよい研究の発表をできるよう考え直そうと思いました。
学会発表で得たものを今後に生かしていく
国際観光学部3年 浦西開斗
私たち森重ゼミ3回生は、12月16日に東京都の跡見学園女子大学で開催された第33回日本観光研究学会全国大会学生ポスターセッションに参加させていただきました。私たちは調査場所を沖縄県久米島に決め、約1年をかけて行ってきた研究成果をまとめ、「久米島におけるマリンレジャー以外の魅力発信-海洋深層水の活用の可能性-」というテーマで発表しました。
久米島は日本の渚百選にも選ばれたイーフビーチやはての浜などのビーチがあり、マリンレジャーが盛んな観光地ですが、それ以外の観光資源があまり知られていないことがわかりました。観光客がオンシーズンである夏に訪れる目的は「海水浴」が27%、「マリンレジャー、ダイビング」25%と、マリンレジャーが過半数を占めています。しかし、オフシーズンには観光客が減ってしまうという課題を見つけました。オンシーズンだけでなく、オフシーズンに観光客を増やすという課題を設定し、私たちは現地調査を行いました。自然、歴史、インスタグラム、海洋深層水をテーマにした4つのグループに分かれて調査を行いました。現地調査では、最初に久米島町観光協会の方に聞き取り調査にご協力いただき、課題などをさらに明確にした上で、実施しました。
4つのテーマの中から、今回の学会発表では海洋深層水にテーマを絞り、ポスターを作成しました。海洋深層水を利用したエステや化粧品、お土産などを生かして、どのように課題を解決していくかについてまとめ、発表しました。
今回、私たちの発表に足を止めていただいた先生方や他の大学の学生から、たくさんの課題や質問をいただくことができました。「月別の交通機関の利用者数が知りたい」、「インスタグラムを利用し、海洋深層水の情報発信ができないか」、「オフシーズンにもマリンレジャーを活用できるのではないか」、「海洋深層水だけで本当に人が集まるのか」など、たくさんのご意見をいただきました。私たちが気づくことのできなかったことや調べきれていないことがあり、良い勉強の機会になりました。先生方からご意見をいただくことができたほか、他の大学の学生との交流もでき、有意義な一日になりました。これから私たちは1月にゼミ報告会、2月にゼミ卒業研究発表会、3月に久米島で現地報告会と発表が続く予定です。今回の発表を通して、たくさんのご意見や改善点をいただくことができたので、これからの研究に取り入れ、より良い研究成果を出せるようゼミ生で努力していきます。
久米島は日本の渚百選にも選ばれたイーフビーチやはての浜などのビーチがあり、マリンレジャーが盛んな観光地ですが、それ以外の観光資源があまり知られていないことがわかりました。観光客がオンシーズンである夏に訪れる目的は「海水浴」が27%、「マリンレジャー、ダイビング」25%と、マリンレジャーが過半数を占めています。しかし、オフシーズンには観光客が減ってしまうという課題を見つけました。オンシーズンだけでなく、オフシーズンに観光客を増やすという課題を設定し、私たちは現地調査を行いました。自然、歴史、インスタグラム、海洋深層水をテーマにした4つのグループに分かれて調査を行いました。現地調査では、最初に久米島町観光協会の方に聞き取り調査にご協力いただき、課題などをさらに明確にした上で、実施しました。
4つのテーマの中から、今回の学会発表では海洋深層水にテーマを絞り、ポスターを作成しました。海洋深層水を利用したエステや化粧品、お土産などを生かして、どのように課題を解決していくかについてまとめ、発表しました。
今回、私たちの発表に足を止めていただいた先生方や他の大学の学生から、たくさんの課題や質問をいただくことができました。「月別の交通機関の利用者数が知りたい」、「インスタグラムを利用し、海洋深層水の情報発信ができないか」、「オフシーズンにもマリンレジャーを活用できるのではないか」、「海洋深層水だけで本当に人が集まるのか」など、たくさんのご意見をいただきました。私たちが気づくことのできなかったことや調べきれていないことがあり、良い勉強の機会になりました。先生方からご意見をいただくことができたほか、他の大学の学生との交流もでき、有意義な一日になりました。これから私たちは1月にゼミ報告会、2月にゼミ卒業研究発表会、3月に久米島で現地報告会と発表が続く予定です。今回の発表を通して、たくさんのご意見や改善点をいただくことができたので、これからの研究に取り入れ、より良い研究成果を出せるようゼミ生で努力していきます。
タイトル
国際観光学部3年 栗牧真美
2018年12月16日、東京都の跡見学園女子大学で行われた日本観光研究学会全国大会でポスター発表を行いました。私たちは、沖縄県久米島を調査対象地とし、マリンレジャー以外の観光資源を発掘するとともに、オフシーズンでも楽しめる観光資源の魅力を発信するというテーマのもと、発表しました。
久米島の観光資源として海洋深層水に的を絞り、発表したところ、他大学の先生方からのフィードバックとして、「主体をどこにするかによって変わってくる」というご意見をいただきました。私たちは主体をどこに置くか、地域外部者が主に動くのか、あるいは現地の方々が主体になって動いていくかについて、まったく考えていませんでした。ただ、今私たちが調査している「久米島の魅力を発信する」ということは、外部者が主体になりますが、もちろん現地の方々の協力を得て成り立っています。また、土地勘がない私たちよりも、現地の方々のほうがより楽しめる、周遊しやすい旅行を知っていると思います。そこに私たち外部者の意見や感じたものを組み合わせることにより、より久米島の魅力を深めることができると考えました。
また、オフシーズンとオンシーズンの観光客数の差をなくしたいと考えていましたが、「オンシーズンの7月や8月は、沖縄県や久米島への飛行機の便数が増えるので、観光客が増えるのも当たり前であり、オフシーズンはそもそも久米島へ行くための飛行機が少ない。オフシーズンの飛行機が満席状態であれば、むしろ観光客の集客には成功しているといえるのではないか」というご意見もいただきました。その点に関しては調査不足により、確認できていませんでした。航空会社に飛行機を増やしていただくことは、私たちの力ではできません。しかし、飛行機が満席でないと仮定した時、私たちの現地調査の結果を久米島町観光協会へフィードバックし、外部者と現地の方々が協力することで、少しずつ観光客を増やせるかもしれません。その結果、需要を高めることができれば、航空会社にもアプローチすることができ、増便の可能性も出てくるのではないかと考えました。
その他にも、「久米島の魅力を発信する際に、海洋深層水の魅力をインスタグラムで発信すればよいのではないか」とのご意見もいただきました。今回の発表により、まだまだ改善点があることや調査不足な点を確認することができました。今後、改善点をゼミ内で解決し、久米島町観光協会の方へより良いフィードバックができるよう努めていきたいと感じています。
久米島の観光資源として海洋深層水に的を絞り、発表したところ、他大学の先生方からのフィードバックとして、「主体をどこにするかによって変わってくる」というご意見をいただきました。私たちは主体をどこに置くか、地域外部者が主に動くのか、あるいは現地の方々が主体になって動いていくかについて、まったく考えていませんでした。ただ、今私たちが調査している「久米島の魅力を発信する」ということは、外部者が主体になりますが、もちろん現地の方々の協力を得て成り立っています。また、土地勘がない私たちよりも、現地の方々のほうがより楽しめる、周遊しやすい旅行を知っていると思います。そこに私たち外部者の意見や感じたものを組み合わせることにより、より久米島の魅力を深めることができると考えました。
また、オフシーズンとオンシーズンの観光客数の差をなくしたいと考えていましたが、「オンシーズンの7月や8月は、沖縄県や久米島への飛行機の便数が増えるので、観光客が増えるのも当たり前であり、オフシーズンはそもそも久米島へ行くための飛行機が少ない。オフシーズンの飛行機が満席状態であれば、むしろ観光客の集客には成功しているといえるのではないか」というご意見もいただきました。その点に関しては調査不足により、確認できていませんでした。航空会社に飛行機を増やしていただくことは、私たちの力ではできません。しかし、飛行機が満席でないと仮定した時、私たちの現地調査の結果を久米島町観光協会へフィードバックし、外部者と現地の方々が協力することで、少しずつ観光客を増やせるかもしれません。その結果、需要を高めることができれば、航空会社にもアプローチすることができ、増便の可能性も出てくるのではないかと考えました。
その他にも、「久米島の魅力を発信する際に、海洋深層水の魅力をインスタグラムで発信すればよいのではないか」とのご意見もいただきました。今回の発表により、まだまだ改善点があることや調査不足な点を確認することができました。今後、改善点をゼミ内で解決し、久米島町観光協会の方へより良いフィードバックができるよう努めていきたいと感じています。
発表で伝えることの難しさ
国際観光学部4年 吉岡七夏
12月16日、東京で行われた第33回日本観光研究学会全国大会学生ポスターセッションに参加しました。私たち森重ゼミは「久米島におけるマリンレジャー以外の魅力発信-海洋深層水の活用の可能性」について発表しました。
久米島はマリンレジャーが盛んな観光地であり、それ以外の魅力があまり知られていません。私たちは今年の9月18日から21日にかけて久米島で現地調査を行いました。自然・歴史・インスタグラム・海洋深層水の4つのグループに分かれ、さまざまな視点で調査を行いました。その後、海洋深層水がマリンレジャー以外の魅力の発信につながるのではないかと考え、後期のゼミの時間に分析を続けてきました。久米島には、海洋深層水を用いた観光資源が多く存在し、食や美容、健康などにも利用されています。また、エステやスパなどは天候に関係なく楽しむことのできる要素です。さらに、海洋深層水を用いた化粧水などのお土産は、リピーターの増加や新しいイメージの発信につながるのではないかと考えました。
今回のポスターセッションを通して、多くの方からアドバイスをいただくことができました。「この計画を行う主体をはっきりさせることで、より現実的になるのではないか」、「久米島着の飛行機の搭乗率を見て、これ以上の集客が見込めるのだろうか。もし見込めるとすれば、何人くらいの増加が見込めるのか」、「久米島には小麦粉のアレルギーに配慮した取り組みもある」など、私たちとは違った視点の意見だったので、内容の不十分さに気づくと同時に、よりよい資料づくりの勉強になりました。魅力を発信するには、どこを主体とすれば伝わりやすいのかという今後の課題も発見できました。私たちが気づいた魅力を久米島の皆さまと共有できたらよいと思いました。
また、今回の経験を通して、他の人に説明することの難しさを感じました。大学の先生方は私たちの発表に最後まで耳を傾けてくださいましたが、これからは一般の人にも魅力を伝えなければいけません。今回はポスターを読むだけの内容になってしまって、自分の言葉にすることができていなかったように思います。質問されたことはすぐに受け答えできるよう、自分たちが一番理解しておく必要があります。
さらに、周囲には同じ年齢の学生もいて、同じ観光を勉強していることもあり、刺激を受けました。ポスターのつくり方をはじめ、見やすさや英語表記を取り入れるなどの工夫もされていました。今後、パワーポイントの作成、久米島へのフィードバックを行う際には、しっかり内容の伝わる良い発表ができるように活かしていきたいです。
久米島はマリンレジャーが盛んな観光地であり、それ以外の魅力があまり知られていません。私たちは今年の9月18日から21日にかけて久米島で現地調査を行いました。自然・歴史・インスタグラム・海洋深層水の4つのグループに分かれ、さまざまな視点で調査を行いました。その後、海洋深層水がマリンレジャー以外の魅力の発信につながるのではないかと考え、後期のゼミの時間に分析を続けてきました。久米島には、海洋深層水を用いた観光資源が多く存在し、食や美容、健康などにも利用されています。また、エステやスパなどは天候に関係なく楽しむことのできる要素です。さらに、海洋深層水を用いた化粧水などのお土産は、リピーターの増加や新しいイメージの発信につながるのではないかと考えました。
今回のポスターセッションを通して、多くの方からアドバイスをいただくことができました。「この計画を行う主体をはっきりさせることで、より現実的になるのではないか」、「久米島着の飛行機の搭乗率を見て、これ以上の集客が見込めるのだろうか。もし見込めるとすれば、何人くらいの増加が見込めるのか」、「久米島には小麦粉のアレルギーに配慮した取り組みもある」など、私たちとは違った視点の意見だったので、内容の不十分さに気づくと同時に、よりよい資料づくりの勉強になりました。魅力を発信するには、どこを主体とすれば伝わりやすいのかという今後の課題も発見できました。私たちが気づいた魅力を久米島の皆さまと共有できたらよいと思いました。
また、今回の経験を通して、他の人に説明することの難しさを感じました。大学の先生方は私たちの発表に最後まで耳を傾けてくださいましたが、これからは一般の人にも魅力を伝えなければいけません。今回はポスターを読むだけの内容になってしまって、自分の言葉にすることができていなかったように思います。質問されたことはすぐに受け答えできるよう、自分たちが一番理解しておく必要があります。
さらに、周囲には同じ年齢の学生もいて、同じ観光を勉強していることもあり、刺激を受けました。ポスターのつくり方をはじめ、見やすさや英語表記を取り入れるなどの工夫もされていました。今後、パワーポイントの作成、久米島へのフィードバックを行う際には、しっかり内容の伝わる良い発表ができるように活かしていきたいです。