流通学部の学びの特色

POINT.011年次から始まる少人数ゼミと3つのコースで専門分野を深く学べる

全く新しい環境での大学生活のスタートは、誰しも期待とともに不安もあるでしょう。流通学部では、1年次から少人数ゼミである「プレゼミ」を全員が履修し、大学生活入門と友達づくりをサポートします。流通学部の先輩である Ryutsu Student Staff (RSS)の協力のもとで、新入生歓迎スポーツ大会を実施します。「プレゼミ」では情報分析の方法やレポートの書き方、発表の仕方など、大学での学習に必要な基礎的なノウハウを学びます。こうしたクラスメートや先輩との交流を通して、仲間とともに学ぶ楽しさが見つけられます。

さらに1年次では「ビジネス入門1(業界研究)」「ビジネス入門2」、「基礎マーケティング」、2年次では「基礎企業分析」を学習し、基礎から次第に知識と理解を深めていきます。2年次よりコースを選択し専門性を絞り込んだ学習をスタート。各コースに配置された専門科目を選択してより深く学びます。同時に専門ゼミ(専門演習)に全員が所属し、4年間を通してきめ細かい学習支援体制を実施しています。

POINT.02ビジネスの仕組みを直接ビジネスの現場から探る、そして実践する

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)のマーケティング戦略を学ぶには、実際に現地でリサーチすることが一番です。流通学部は現場主義。直接足を運び、また話を聞き、ビジネスの仕組みを学びます。他にもルイ・ヴィトンやアサヒビールなど、ゼミによって選ぶ現場はさまざまです。

次にはビジネスの現場から学んだことをもとに、仲間とともにそれを実践に結びつけることが重要です。「プロジェクト演習」ではさまざまなプロジェクトを実践していきます。たとえば、パソコンを使ったファッションデザインを作成し、さらにそれをもとにしたデジタル・ファッションショーを企画・運営する授業や、スポーツの楽しさを体験してもらうために地域の子供たちを集めたスポーツイベントを企画・運営する授業などです。また、バングラデシュやカンボジアでのボランティアへの参加や、社会貢献のためのビジネスである「ソーシャルビジネス」の現場の体験なども実施しています。こうした実践的授業を通して、実際の企画・運営能力の育成やコミュニケーション能力の向上をめざします。

POINT.031年かけて準備する「ゼミナール大会」でビジネス力を磨く

社会人として必要な能力は、まず何よりもコミュニケーション能力だといわれます。どんな職場でも必要とされるのは、共同、協力して課題を発見し解決する力です。流通学部では3年次ゼミを中心にゼミ対抗で行われる「ゼミナール大会」を通してこうしたビジネス力を磨く取り組みが行われています。

たとえば「イオンのグローバル展開は実現できるか?」という課題に対して、ゼミ同士が具体的解決策についてプレゼンテーションを通して議論します。これはまさに、ビジネスのプレ体験です。進め方はまず、ゼミのメンバーで課題を分析し、資料を集め、議論し、アイデアを出し合います。結論を導き出した後には、プレゼンテーションの準備。アイデアを納得させることのできる簡潔で論理的な資料づくり、スピーチの手順やトーンなどを全員で練習し、大会に臨みます。企業内のチーム作業を事前体験するこの大会が、就職後の社会で役立ったという先輩が多数います。

POINT.04毎日の授業も資格取得に直結、単位認定などの支援体制も充実

流通学部の授業科目の特徴は、さまざまなビジネスの分野で即戦力として役立つ実践的な能力の育成にあります。そのため、各種資格の取得を応援するための支援体制が充実しています。

たとえば「資格取得講座」では、「流通業界で唯一の公的資格」として評価されている販売士3級、2級の資格取得を目的とした授業が行われます。また「商業簿記」では日商商業簿記3級、2級の合格をめざした授業が、「ビジネスコンピューティング」や「オフィスコンピューティング」ではITスキルとして重視されているマイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)の資格取得をめざします。しかも、これらの科目が取得をめざしている技能検定試験等の資格を取得すると、それぞれの科目の単位を卒業に必要な単位として認定します。

また、「特殊講義」では、日本サッカー協会指導者養成カリキュラムの内容に沿った講義が行われ、C級コーチとしての資格取得が可能です。「ファッションビジネス」では、「ファッションビジネス能力検定」の試験に直結した授業内容が展開されます。

さらに、もっと上位の資格所得をめざしたい人には、最難関資格の一つとされている「公認会計士」試験の現役合格をサポートする特別プログラムが用意されています。