学生が北海道標津町で作成した観光支援ツールが利用できるようになりました

標津町観光協会のウェブサイトからダウンロードして利用いただけます

 国際観光学部では、学生有志のプロジェクトチームをつくり、2014年度から北海道標津(しべつ)町で観光振興に向けたフィールドワークに取り組んでいます。これまで標津町を訪れる観光客の皆さまに少しでも長く町内に滞在していただき、標津町を満喫していただきたいとの思いから、町内の飲食店を紹介する情報媒体「美味(うま)しべつ」、町内をサイクリングしながら楽しむためのマップ「ぶらりん しべつ」、謎を解きながら町内の観光資源を巡る「謎解き しべつ」という観光支援ツールを作成してきました。これらの活動は、インカレねむろ・大学等研究プロジェクト研究発表会(北海道根室振興局主催)で根室振興局長賞や大地みらい信用金庫理事長賞を受賞するなど、研究面で一定の評価を得てきました。
 同時に、学生たちがこれらの活動成果を標津町の観光振興に役立ててほしいと強く思っていました。この度、こうした学生の思いに標津町観光協会の皆さまが応えてくださり、観光協会のウェブサイトからこれらの観光支援ツールをダウンロードできるようになりました。これをご覧の方も、標津町へお越しの際にはぜひご活用いただき、標津町を楽しんでいただければと思います。
 2017年度も標津町の皆さまのご協力を得て、学生有志がフィールドワークを実施しています。学生の活動は小さな一歩ですが、少しでも標津町の観光振興に貢献できれば幸いです。いつも、こうした学生のチャレンジの機会を与えてくださる標津町の皆さまに、改めまして心より感謝申し上げます。(森重昌之)

写真-学生の活動の様子と成果物

  • 学生が作成した飲食店情報誌「美味(うま)しべつ」

  • 標津町観光協会ウェブサイト(赤枠部分に掲載されています)

  • 学内でのプロジェクト会議の様子(2015.11.10)

  • 標津町の皆さまとの打ち合わせの様子(2016.11.19)

  • サイクリングマップ作成に向けた現地調査の様子(2016.11.19)

  • インカレねむろ研究発表会での根室振興局長受賞の様子(2016.12.17)

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