留学生活も半年が過ぎ、彼女の成長した様子が見られました

 ニュージーランド・オタゴ大学に留学してから半年が過ぎた平安座レナさんから、6度目のレポートが届きました。以下の報告にもありますが、8月下旬に国際観光学部の「観光実習2(海外)」の授業のフィールドワークがあり、学生3名とともにニュージーランドへ渡航しました。彼女にも調査に参加してもらい、歴史的建造物の分布調査を行ってもらいました。現地の事情がわかる彼女のおかげで、ずいぶん調査もはかどりました。彼女に会うのは半年ぶりでしたが、学習する姿勢や現地での行動の様子を見て、ずいぶんたくましくなったように感じました。これも留学の成果かなと感じています。
 現地で彼女に会った時に、タームの中間テストで「オールA」を取り、進級したいと語っていましたが、みごと目標を達成したようです。こうした積極的に取り組む姿勢を続け、成長につなげてほしいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • パラパラウムビーチにて

  • ウェリントンの国会議事堂前で実習生と記念撮影

  • オタゴ大学での歴史的建造物調査の様子

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目標を持つことの重要性

国際観光学部3年 平安座レナ

 9月も終わりに近づき、ニュージーランドの季節も冬から春に変わり始めました。町の至るところで、満開の桜も見ることができます。オタゴ大学では、日本の文化の1つであるお花見のイベントが開かれていました。
 今回は8、9月の留学生活をまとめて紹介します。8月の中間に、タームの中間テストがありました。このテストで、私は目標にしていた「オールA」を取ることができました。私の課題であったWritingとSpeakingのテストも、前回に比べて良い評価を得ることができました。私は、毎日英語で日記を書き、先生にチェックしていただいていました。それがWritingの向上につながり、Speakingの際も単語より文法が頭に浮かぶようになりました。一言でも二言でも良いので、英語で日記を書くことをお勧めします。先生にチェックしていただくことで、文法や単語のミスに気づくことができます。
 今回の中間テストの成績が良かったので、特別に1つの上のクラスに上がることができました。しかし、ターム後半から新しいクラスに参加したので、前半で終了している授業の復習を自分で行わなければいけませんでした。初めの頃は授業についていくことがとても大変で、悩んだ時期もありました。単語も文法も圧倒的に難しくなったことに加え、今回から午後にTOEICのクラスも始まったので、私の勉強スタイルは一気に変化しました。しかし、私の英語学習に良い刺激を与えてくれています。10月にターム最後のテストがあります。前回以上に復習しなければ点数を取ることが難しいので、気を引き締めて頑張ります。
 タームの中間テスト後に、1週間の休暇がありました。今回は、阪南大学の観光実習の調査地がニュージーランドであったこともあり、3人の学生や森重先生とともに、私も調査に参加させていただきました。初めに、ニュージーランドの首都であるウェリントンに行きました。私の住んでいるダニーデンとは雰囲気がまったく違い、交通機関も発達していました。町の中心部には高いビルがたくさん建っており、とても驚きました。私の考えていたニュージーランドのイメージが変わりました。ニュージーランドの国会議事堂にも訪れましたが、日本とは違い、簡単に敷地内に入ることができたので、その点にも驚きました。
 ウェリントンで2泊した後、調査地を私が学んでいるダニーデンに移しました。空港から市内に向かうバスの中からたくさんの羊が見えたので、帰って来たと実感しました。ダニーデンの素敵な点の1つは、歴史的建造物が数多く残っているところです。私はダニーデンに半年も住んでいるにもかかわらず、今回の調査で初めて歴史的建造物が多いことを知りました。町を歩く際にもただ歩くのではなく、町のいろいろな部分に目を向けて見ることで、学ぶことがたくさんあることに気づきました。私が調査に参加することを快く受け入れてくださった先生と3人の学生には本当に感謝しています。
 10月には留学生活も8か月目になります。勉強面でも悩む時期が出てきました。いろいろなことに慣れてきた反面、新しい不安も出てくる時期でもあります。その時でも目標をしっかりと持ち、たくさんのことに積極的にチャレンジしていきたいです。