尾崎友紀さんが1年間の国内留学を終え、帰阪しました

 昨年4月から沖縄県名護市の名桜大学に留学していた国際観光学部3年の尾崎友紀さんが1年間の留学生活を終え、2月に無事に戻ってきました。新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、対面での授業が受けられないのではないか、普段通りの生活ができないのではないかなど、多くの不安を持って出発しましたが、彼女の持ち前の明るさとチャレンジ精神で乗り切り、この1年を通してさまざまな経験をしてくれました。特に、3年生での留学ということで、名桜大学のゼミ活動だけでなく、本学のゼミ活動にも毎回オンラインで参加し、双方のゼミ活動を楽しんだようです。ちなみに、本学のゼミ活動はまだ終わっておらず、帰阪してからすぐに補講に参加してくれています。
 本学として初めて名桜大学に送り出した留学生でしたが、沖縄という環境の中でとても有意義な1年間を過ごしてくれました。この成果をこれからの学びにぜひ生かして欲しいと思います。以下のレポートにもあるように、これから国内留学を考えている学生でわからないことがあれば、遠慮なく尋ねてください。(森重昌之)

留学先での様子

  • 名桜大学の桜とシーサー

  • 名桜大学内の広場にて

  • ホエールウォッチングの様子

※関連記事

楽しくて特別な1年になりました

国際観光学部3年 尾﨑友紀

 はいたーい! 沖縄ではもう桜が咲いて、暖かい気候になってきました。半袖で外出している人や海に入っている人も見かけます。大阪ではまだまだ寒さが厳しいようなので、帰るのが不安です。
 今月で名桜大学への1年間の留学が終了します。新型コロナウィルスや慣れない気候に振り回されながらの生活でしたが、振り返ってみると楽しい思い出がたくさんありました。この1年間のレポートが今後名桜大学へ留学する学生への後押しになれば嬉しいです。
 1月は冬休みと期末試験の影響で2週間ぐらいの通学でした。ほとんどの授業が遠隔と対面のハイブリッド授業で、大半の学生が遠隔授業を選択していました。しかし、私はできるだけ対面で授業を受けていました。
 また、1月は秋から始めていたゼミの研究成果の発表と卒論に向けての論文探しを行いました。研究発表は自分たちができることをすべて詰め込んだので、今の自分たちにとって最高の研究結果になりました。沖縄でしかできない研究ができて嬉しかったです。名桜大学のゼミ活動は3年生からなので、2年生で留学する学生はゼミに参加することはできませんが、3年生で留学を考えている人はぜひ、ゼミ活動に参加することをお勧めします。もちろん、阪南大学のゼミと並行してできるならばの話ですが、自分の所属ゼミが2つあることで双方の知識を知ることができます。何より一番大きな強みは、やはり「沖縄ならでは」のゼミ活動をすることによって、名桜大学で学ぶ意義もより深くなると思います。私が所属しているゼミ以外に、自分が気になるゼミを選択することができるので、名桜大学の担当教員とぜひ話してみてください。
 沖縄から帰ってくる前に県内の観光地を回りました。この季節にしかできないホエールウォッチングやプロ野球のキャンプを見に行きました。ホエールウォッチングは長時間見られない可能性があるとのことでしたが、比較的早く発見でき、写真を撮ることはできませんでしたが、飛び跳ねるクジラを見ることもできました。また、関西の出身者として阪神タイガースの試合を見て行かなければということで、北海道日本ハムファイターズとの練習試合を観戦してきました。夏のような日差しの中、海の見える名護市の球場で、海がとても綺麗でした。沖縄にいるからこその体験ができて良かったです。
 1年間留学していたからこそ体験できたことがあります。最初は半年間の留学を検討していましたが、1年間を選択して良かったと心から思っています。これから名桜大学への留学を考えている学生にこの楽しさや特別感が伝わっていれば嬉しいです。また、名桜大学での生活やアルバイト、不安に感じることなど、私が答えられる範囲であれば何でも答えますので、森重先生や教務課を通して質問してください。
 「来年の名桜大学の卒業式にも来ていいよ」とゼミの先生に言っていただけてるので、ぜひ参加しようと思っています。