森重ゼミ・難波里紗のウィニペグ大学留学報告6

難波里紗さんがカナダでの留学生活を終え、無事に帰国しました

 昨年9月からカナダ・ウィニペグ大学に留学していた森重ゼミ3年生の難波里紗さんが、半年間の留学生活を終え、2月末に無事に帰国しました。当初は慣れない生活で大変であったと思いますが、語学力だけでなく、人前で自身の意見をきちんと主張する力も身についたようです。また、留学期間中もゼミ(専門演習1)に所属していることから、このゼミで課している毎月のブックレビューもきちんとこなしていました。
 今回は最後のレポートということで、これまでの振り返りだけでなく、今後留学を考えている方々に向けた英文メッセージも作成してもらいました。(森重昌之)

留学先での様子

  • クラスメイトとの記念写真

  • お世話になった先生と

  • ホストファミリーと

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半年間の留学生活を終えて

国際観光学部3年 難波里紗

 私は9月1日から2月27日までの半年間、カナダのウィニペグ大学に留学しました。以前から海外で生活してみたいという思いから留学に興味があり、今回ようやく夢の1つを叶えることができました。
 ウィニペグに到着して数週間は、ホストファザーとホストマザーしかホームステイ先にいない環境でした。その後、台湾とルワンダからの留学生が新たに加わりました。異なる国の留学生が同じ家で生活していたので、時には考えや宗教などの違いから意見が合わないこともありました。しかし、お互いを尊重し合い理解することで、家の中では毎日笑いが絶えないくらい明るく、居心地の良い場所になりました。
 一方、学校では初めの頃、友人をつくることができるのか、不安を抱えながら登校していました。しかし、そうした不安はあっという間になくなり、たくさんの友人ができ、毎日学校で話す時間が待ち遠しくなっていました。授業では、クラスの仲間と話し合いをしたり、クラスメイトの前で発表したりする時間がとてもたくさんありました。ただテーマについて話し合い、会話力を高めるだけでなく、コミュニケーションを通してお互いを深く知ることができる機会にもなりました。仲良くなった友人と授業が終わってから買い物や食事に行くなど、放課後も有意義に過ごすことができました。
 留学に行った人の話で、「半年間はあっという間に過ぎる」と聞いていましたが、本当に日本にいる時よりも、1日がとても短く感じました。しかし、半年間の1つ1つの出来事はすべて貴重な時間で、大切な宝物になりました。留学から戻り、お互いに生活する環境は変わりましたが、帰国した今でも友人やホストファミリーと連絡を取り続けています。また、今年中に友人が住んでいる国に行く約束もしましたので、また再会できることが今からとても楽しみです。
 今回の留学を通して、語学力の向上だけでなく、自分の意見を主張することの大切さを実感できました。私はこれまで、大勢の前で自分の考えを伝えることが苦手でした。しかし、毎日のように授業中にクラスメイトと話し合う時間があり、他の国の友人がはっきりと自分の意見を述べる中で、発言できない自分が情けなく感じました。どれだけ短く、うまく伝える自信がなくても、自分の意見を述べようとする姿勢を見せることが大切だということがわかりました。今回の留学で学んだことを、すでに始まっている就職活動の面接などでも役立て、自分の素直な気持ちを伝えていこうと思います。

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