動きを見つめ、未来をつくる。

阪南大学には、アスリートの限界を引き出す“虎の穴”のような最先端の機器・設備が整っています。運動生理学やバイオメカニクスに基づき、身体の動きを科学的に分析・評価することで、パフォーマンスの向上はもちろん、一般の方の運動習慣づくりやリハビリテーションにも活用可能です。さらに、そのデータをもとにアニメーションや映像コンテンツ制作などクリエイティブな分野にも応用されて
います。可能性は無限大!人の「動き」を捉えることで、スポーツ、健康、そして表現の世界に新たな価値を生み出しています。

そして、これらの機器・設備を用いて総合情報学部に所属する教員がアスリートやスポーツ関係者の課題を解決するための提案を行う「ハイパフォーマンスITサポートプロジェクト」を始動しています。

阪南大学が誇る10つの機器・設備をご紹介します!

  • トレッドミル(竹井機器)
    ランニングスピードや傾斜が変えられるアスリートにも対応したランニングマシンです。全身持久力のトレーニングや測定に利用します。

  • 自転車エルゴメータ
    風神雷神/Wattbike(アスリート向け)

    有酸素性能力から無酸素性能力まで評価可能になっています。アスリートの高次元のペダリングトレーニングにも幅広く対応しています。

  • エアロバイク75XL III(一般向け)
    有酸素性能力の測定やトレーニングとしてリハビリや幅広い年代に利用できます。

  • 呼吸代謝測定装置(ミナト医科学)
    全身持久力の評価のゴールドスタンダードである最大酸素摂取量を測定します。健康にも関わる基礎代謝の測定にも利用できます。

  • マルチ周波数体組成計(タニタ)
    科学的根拠に基づき開発した体組成分析アルゴリズムが搭載されています。体脂肪や筋肉を高い精度で分析することが可能です。

  • スプリントタイマー(S-CADE)
    短距離のタイムを光電管システムで精度良く測定します。再現性も高いためトレーニング効果の検証にも適しています。

  • マットスイッチ(Q’sfix)
    垂直跳びからバネの指標となるリバウンドジャンプ指数までジャンプ力を総合的に評価します。スプリント能力とも関わってきます。

  • モーションキャプチャ(VICON)
    歩行のような一般動作から複雑なスポーツ動作まで幅広い対象の運動の高精度な三次元解析に利用します。

  • フォースプレート(Kistler)
    地面に咥えられた力の測定に利用します。また、モーションキャプチャと併用することで、動力学解析を行います。

  • マーカーレスモーションキャプチャ(THEIA 3D)
    実験室外の制限のない環境下での動作解析に利用します。AIによる3Dモデリングを用いて,三次元解析を行います。